2019年創作総括

 こちらはTwitter企画『創作TALK』(企画アカウント:@create_talk)参加記事です。 #創作2019_20 というタグをつけて2019年の創作を振り返ったり2020年の展望を語るという企画です。

 さて、当サークル【葱文庫】の2019年の活動ですが、参加したイベントと発行した本は以下の通り。

【直接参加】
2019/04/06 うちの子が一番カワイイ!2019
2019/05/18 HUB a NICE D! #3
2019/08/11 コミックマーケット96
2019/11/02 ウチノコRection デュエルパーティー! ~創作同人誌即売会&対戦交流会〜 #0
2019/11/24 第二十九回文学フリマ東京

【委託参加】
2019/05/12 COMITIA128(藍色のモノローグさん委託)
2019/12/07 ちょこっとブックカフェ

【発行物】
2019/05/12 境界を曖昧にして
2019/05/18 風吹いて、光
2019/08/11 ポッピングサイダー

 うちの子が一番カワイイ!は今年初めて開催された一次創作イベントで、どんな感じのイベントかな?と興味をもち参加。規模はそこまで大きくなく、全サークルゆっくり見られるくらい。初めてサークル参加したという方も結構いたのかな、初々しいイベントでした。
 配置はR18かそうでないかだけが分かれていて、それ以外はイラストも漫画も小説もグッズもごちゃまぜ。島毎に動物の名前がついていて可愛い。ただ、一サークルずつゆっくり見られるとはいえ、これはちょっと分かりづらかったなあ。主催さん側は意図的にそうしたのだと聞いたような記憶がありますが……サークル主と会話して交流を作るのが目的なのかな。うーんそれでもそこは分けた方がいいんじゃないかなあというのが個人的な感想。
 上記の通り交流に重きをおいたイベントだなという印象を受けましたが、ウチノコRectionというオリキャラトレーディングカードゲームがイベント内企画で開催されていたのでなおさらそう強く感じましたね。これがなかなか面白い企画で、事前に自キャラの画像含めた情報を提出しておくと当日にトレカが受け取れて、更にカードを集めるとカードゲームが出来るというもの。うちからは『赫キ欠落』という話に登場する主人公コンビでカード参加。ルールは単純ですが結構考えることがあって、カードの交換はもちろん対戦で盛り上がりました。

 5月のコミティアは申し込み多数のため抽選があり、落選してしまいました。参加するつもりで新刊を用意していたのでせっかく作った本をどうしようと思っていたのですが、藍色のモノローグの藍間さんのご厚意で怖くない怪異の群像劇『境界を曖昧にして』を委託していただけることに。
 怪異をテーマにした群像劇は何年か前に一度発行しているのですが、そこに載せられなかった話もあったのでまた作りたくて今回挑戦しました。決して怖くはないのですが読了感の悪い微妙な本に仕上がったと思っています。何とか発行、頒布出来てよかったです。藍間さんその節はありがとうございました!

 HUB a NICE D!は英国風パブチェーンHUBで同人誌即売会をする大人のイベント。昨年の夏から始まって、楽しそうと思いつつもなかなかタイミングが合わず参加出来なかったので、今年念願叶って遂にサークル参加出来ました! お酒飲みながらおつまみ食べながら同人誌を売ったり買ったり、楽しいことしかない! 独特の雰囲気の面白いイベントでした。
 HUB会に合わせて無料配布本『風吹いて、光』を発行。これは以前Text-Revolutionsというイベントで公式アンソロジーに寄稿した話にちょこっと加筆をしたものです。寄稿してその後公開していなかったので今回無配本に使いました。過去を振り返る大学生と未来を夢見る小学生のタイムカプセルの話です。光属性にステータス全振りした爽やかな本になりました。
 この日喉の調子がめちゃくちゃおかしくて、そのくせテンション高く喋りまくったものだから、このあと1週間くらい声が全く出ませんでした。たまにやるんだけど反省しないからこういうことになるんだよ。学習しようね自分。

 コミックマーケット96で発行したのは『ポッピングサイダー』。男子中学生の出会いと別れと再開と日常の物語『Air』という本を発行していたのですが、これの番外編というかダイジェスト版というか、そんな本です。表紙を特殊加工したくて、長年お世話になっている奏音先生に相談しながらデザインしてもらいました。おかげで表紙めちゃキラキラな可愛い本になりました。先生めっちゃありがとう〜次もまたよろしくね!(……)
 去年の夏コミで暑さでふらふらになったので今年は対策するぜ!って意気込んだのに結局ふらふらになったっていう。身体冷やすものがないとやっぱりつらいな……何か年々暑くなってる気がするんだけど夏コミってどう対策したらいいんですかね。

 ウチノコRection デュエルパーティー!は、4月に参加したうちカワ内イベントであるウチノコRectionメインの即売会。新しくカードを発行出来ると聞き、うちカワで作ったカードのキャラの仲間で参加しようとエントリーしました。
 主催さんから案内されていたGoogle Mapの座標がおかしくなっていたらしく、当日なかなか会場に辿り着けない事件発生。えっ嘘でしょ!? 私同様スマホ片手にうろうろしている方を見つけて声をかけ、一緒に正しい会場へ向かいました。何とか行けてよかった……。
 会場は喫茶店なのかな? お店を借りて机を即売会っぽく並べて、そこに本を置いて頒布。カードを交換したり本を頒布したりカードゲームのデッキについて熱い考察を繰り広げる方もいて、和気藹々で熱気溢れるイベントでした。
 即売会後にはトーナメント大会が開催。私は『当日もらったカード』縛りデッキで参加、なんと3位まで勝ち上がることが出来ました〜最後まで面白いイベントだったな!

 実は第二十九回文学フリマ東京で新刊出せるかも! と幻想を抱いていたのですが、しょせん幻想でした。圧倒的無理。新刊ないし、でも文フリずっと出てなかったから頒布物は全部文フリ初売りだし!と開き直って当日会場に向かいました。ちょっとは売れるといいな〜くらいでいたのですが、思っていたよりお手に取っていただけてありがたい限りです。
 文学フリマはスペース前を歩いている人に対するサークル主からの声掛けがすごいというイメージが強くて、ちょっと苦手な印象がありましたが、よくも悪くも普通のイベントになったという噂を聞いたんですよね。だから参加を決めたんですけど(とはいえ不安がない訳ではなかったので、くまっこさんと日野さんと合同スペースで申し込みました)、ほんと噂通り。しつこい客引きをする人は近くにはいなかったし、買い物に出た時にもそういう人には会わなかったな。

 ちょこっとブックカフェは福岡のレンタルカフェで開催された文芸同人誌のブックカフェです。このイベントに関してはこの記事に一通りまとめたのでこちらをぜひ。

 こんなにイベントに出たり本を出したりするのは久しぶりだったので、2019年は頑張ったなあって思っています。2020年もこの調子でいけたらいいなあという願望。
 まず5月の文学フリマ東京に参加します。新刊はきっと出ないんですけど(これは言い訳ですが仕事が忙しくなってきました)申し込んだので参加します。そのあとの予定は未定ですがコミティアとか文学フリマとかに参加していきたいですね。

 最後になりましたが、今年も本当にたくさんの方にお世話になりました。ありがとうございました! 皆様よいお年を〜!

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