コンサル事例_オープン1年で売上91倍

対象者：エステサロンオーナー（Cさん 40代女性 神奈川県 ）

オープン当初よりコンサルに入らせて頂き、1年でとんでもなく進化された方の事例です。コンサルを受ける前はお一人で、マンション内エステをしていました。半年ほどそこで運営していたのですが、月額最高売上は2万円。

※Cさんには事前に許可を得ています。
※ラインでの報告額は178万円ですが、別途4万円のクーポンサイト売上があり実際の7月合計売上は182万円です。

売上だけが全てではありませんがあえて売上にフォーカスして進化度を見てみると、91倍。2万円が182万円になったので91倍進化したのです。

・元専業主婦
・3人のお子さんを育てるシングルマザー

なぜCさんがここまで進化できたのか？

・営業
・お店の体制づくり
・集客

この3点を重点的に強化したのが成功の秘訣だと自負しています。そんな私の貢献よりもCさんが進化できた一番のポイントはこの一言に尽きます。

『普通じゃない』ということ。

決してネガティブな意味ではありません。では、どこが普通じゃないのか？

周りの常識に惑わされないってところです。

例えば、お店を初めた当初の話。

Cさんはもともと専業主婦で前職は医療系の職種でした。だから、営業という感覚がない世界で生きてきた方です。起業当時は専業主婦だったので、仕事自体にかなりのブランクがありました。そんなCさんが起業をします。エステサロンを立ち上げたのです。

もちろん周囲の人は大反対。いわゆるドリームキラー。

「主婦がそんなことできるの？」とか「子供の世話はどうするの？」など、周囲のドリームキラーたちは模範解答をアドバイスしてきます。
※ドリームキラーとは夢を邪魔する人のこと

彼らは決して悪意があるわけではありません。世の中の大多数の人たちの平均値を幸せと位置づけ、安定を求める。マイノリティーに対しては否定的な傾向がある人達です。そんな周囲の反対もスルーし初のエステサロンを開業しました。しかし、開業したものの閑古鳥が鳴く状態が続き、当時の最高売上は月2万円。

そこで普通じゃないCさんは動きます。

近くで新規開業する商業施設内の出店チャンスが舞い込みます。その時に時に「これだ！」と出店を決意。

起業してからの半年間は、主婦としては考えられない額を投資し、自分の夢のためにお店を閉店させ、新規出店をしました。そこから私とのお付き合いが始まりました。

当然、Cさんはサロン運営に関する感覚がまるでありませんでした。でも普通じゃないCさんは、理解度が100%に達していなくても、エステマシンの選定や、販促、メニュー内容などなんでも私が言った通りに実行。

「それ、いいですね！」と賛同されどんどん進めて行きます。

・専業主婦がいきなり起業
・3人の子育てママが起業
・売上を上げることが出来ないのに、投資をして再出店
・会って数回の私の言うことを何でも「いいですね」と受け入れる

など、普通ではありませんでした。でもこういう人が周りのメンバーに恵まれたり、成功する人なんだと痛感させられました。

先日友人と２人で飲んで面白い発見が有りました。それは仕事に対する人生の位置付けは人それぞれ異なるということ。私が会話の流れでこんなことを言ったんです。
※彼はサッカー大好き人間（学生時代は県代表に選考されるレベル）

「サッカーに関連した商売を自分でしてみたら？」するとこんなことを言われました。「自分で商売をするのは、誰でもできることじゃないんだよ」話してみると能力という意味ではなくマインドのことを言っていました。

仮に起業に失敗したとしても生活保護があります。受給できなければバイトで手取り15万円もあれば生活できます。贅沢しなければ。私はそう思います。彼はとても常識人ですので私達のような生活をしている人に心からの賛同や共感は出来ないようです。

もちろん色々な考え方の人間がいるから社会は成り立っています。仕事に対する考え方に正解はありません。

アップルの創業者で有名なスティーブ・ジョブズ。彼が2005年に米スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチはもはや伝説となっています。
※ご存じない方はYouTubeで検索してみてください

「ステイ・ハングリー、ステイ・フーリッシュ」和訳すると「ハングリーであれ。愚か者であれ」こんな名言を残しています。

Cさんはハングリー（エステサロンオーナーとしてひと花咲かせたい！）でありかつ、愚か者（一般の常識人から反対されても気にしないし、むしろ実行する！）でした。

だから、91倍の進化をたった1年間で達成出来たのです。