【だったら】まだわからないじゃないか!!
人が何かを選択して
行動に移せるものごとって
過去に買ったことがある
過去にやったことがある
経験したことのある
ものごとからでしか
選択していないです。
気づかず、当たり前に
やってしまっている事なので
意識しないと
無意識にやってしまっています。
この経験値を
増やしたいと
思っている人は多いのでは
ないでしょうか?
私がアパレルメーカーで
店長をやっていた頃
毎月開催される
店長会議に出席するのが
めっちゃイヤでした笑
そんなもんに出る時間が
あったらお店にいたほうが
楽しいってのもあるんだけれど
一番の理由は
昨年がどうのこうの的な
お話が多かったからなんです。
昨年のこの時期に〇〇が売れたから
昨年のこの時期から気温が下がったから
今週館が開催する〇〇イベントは
毎年売り上げが上がっているから
今週商品の奥行きを持たせて
売り上げを達成させる。
いわゆる
予算を達成させるための戦略
戦略とは、
前例からの成功事例から
根拠、裏付けをもとに
戦略として〇〇を
来週からやります。と
本部から下りてきます。
組織の中にいると
過去の成功事例から
ものごとを考えることが
とっても多いのです。
私が店長をやらせて頂いていた
当時は、今みたいに
SNSやInstagramから
簡単に新しい情報を見つけることは出来なくて
本からの情報
雑誌からの情報(ファッション販売は毎月購入してました笑)
本や雑誌からでも
もちろん情報から
自分がやったことがない
知識は増やせます。
しかしながら
本を読んで知った気になっても
これを自分のお店にあっているか
どうかは別の話で
やってみて初めて分かることばかりでした。
ちなみに
このファッション販売で紹介されていた
素敵だと思うお店の店長に
自腹をきって休日に
お話を伺いに行くこともしていました。
自分にない視点を広げて
行動することでしか
経験の枠は広げられない
本を読んでも
知っているだけ
その情報が
自分のお店にあっているか
どうかは
試してみないと
誰にも分からない。
何かちょっと
小さい変化をはじめることも
自分一人だと
簡単にできることも
組織やお店がこれをやろうとすると
大きな反発が必ずあります。
前例がない
やったことがない
失敗するかもしれない
これをやることで
どんなメリットがあるのか?
この状況に陥って
納得してもらうために
若い頃はよく激突してました笑
組織という規模感になってくると
小さな変化だとしても
全体を巻き込むリスクということを
考える必要があります。
だから慎重になるのは
当然ちゃ当然なことではあります。
お店の中であれば
小さな変化をやってみて
なんか上手くいかなければ
辞めたらいいし
手応えがあれば
ここんところを改善したら
どんな感じになるんだろう?
みたいな感じで次に繋がる
行動が見えてきます。
小さな変化を続けていくことで
気づけばこの行動が
経験の枠が広がっていきます。
この時に絶対に必要なことは
データーを取っておくことです。
これをやってみたことで
どんな変化があったのか?
組織において
何かを変化させる
新しいことを始めるために
絶対必要になってくる
前例や根拠の部分は
目に見えて
誰にでも伝わることは
やはり数字になってきます。
ダイエットでも
なんか痩せたかもって
体重計に乗ってみたら
同じみたいのことがあるじゃない
たまたま、
その日に着ていた服が
黒い服だったから
久しぶりにあった人から
なんか痩せたって言われたから
こういう感覚的な効果も
もちろん大事ですよ。
でも大きいものを動かしていくには
数字的な裏付けは
相手に安心感を与える事が出来ます。
自分に対しても
心強い相棒、味方になってくれます。
過去の成功事例は
過去に成功したことで
これが上手くいっていないと感じるならば
小さな変化を試してみて
根拠という数値の裏付けを
味方につけることをお勧めします。
今は簡単に情報を入手することが
できるからこそ
知ったつもりになりやすいです。
キングコング西野さんの作品
【えんとつ町のプペル】のセリフ
だれか見たのかよ
だれも見てないだろ
だったらまだわからないじゃないか!
だったらまだわからないじゃないか!!
自分の目で確かめてみないことには
わからないんです。