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サイケデリックブームの再来

最近やたらと真面目なテーマについて書いてた気がするので今回は違った角度からいこうと思います。
とは言っても、今回もそれなりに真面目な内容ではあるんですが。

まず、ここ数年、サイケデリックス、いわゆる幻覚作用のある物質への見方が変わってきており、研究も進んできたことから医療への活用まで始まってきています。

海外では既に合法化している地域が増えており、レクリエーション目的というよりは、メンタルやトラウマの治療、自分と向き合い意識を拡張して人生観を改めたりと、Netflixなどのドキュメンタリー番組の中でも真面目なテーマとして取り上げられたりしています。

日本的に言えば、悟りや禅(ZEN)といった方向性に近いかもしれません。

過去既に、サマー・オブ・ラブと呼ばれるサイケデリックムーブメントが60年代に起こっており、そのヒッピー文化の中で生まれたり、進化を遂げたバンドの一つにビートルズがいます。

近年のサイケデリックブーム再来の兆しを読んだのかどうかは分かりませんが、ビートルズのサイケデリック期の名盤「Revolver」のスペシャルエディションが最近(2022年10月28日)リリースされました。

改めて聴き込んでみると、歌詞や音楽性も含め、この時代にこれほど実験的かつ先進的な表現をしながら、世界一のバンドと言われるような評価を受けるところまで上り詰めたことが、改めて快挙だなと感じられます。

そして、2023年から流行っていく音楽性としては、ビートルズのようなバンドというわけではなく、サイケデリックロックの要素を取り入れたヒップホップやオルタナティブなどの勢いが増していくのではないかと個人的には予想しています。

爆発的に流行るかはわかりませんが、既にサイケデリック要素を感じられる表現は増えていますし、音楽だけでなく、アートやファッションといったデザイン方面でもよく見かけます。

また、直接的な表現以外にも、5,6年前からアメリカのシリコンバレーなどではサイケデリックスの微量摂取で思考を拡張して生産性を高め、瞑想やヨガに浅く興じた程度では得られないような革新的なアイディアを、時短で捻り出すというチートが常態化していたようです。

確かに、近年は日本からは生まれないような凄まじいテクノロジーが海外から次々と入ってきてますよね。

かつてのスティーブ・ジョブズも幻覚物質の使用を認めていましたが、多くの方が手に持っているiPhoneもそういった中から生まれたアイディアの一つかもしれません。

2023年はどういった世界になっていくのか、期待しすぎない程度に期待していこうと思います。

ちなみに、サムネの画像は最近ダイソーでキャンバスと筆を買って初めて描いてみた絵です。
普段から新しいことには色々挑戦していきたいですね。

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