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陰キャの人生初美容院

生まれてこの方千円カットしか行ったことない。

もう大学4年になる。

今日初めて美容院へ行ってきた。

まずは近所の美容院を探す

まず初めの第一歩として、Googleマップで近所の美容院を探す。

普段気にも留めなかったが、予想以上にたくさんの美容院があり「あ〜!あそこか!」と新たな発見で楽しかった。

人生初の美容院、キラキラした大きな店舗よりもこじんまりとした陰キャ初心者の自分でも入りやすそうなところを探す。

一人接客の店があり、店内画像や髪型のサンプル、ホームページなどざっと見た感じ良さそうだったので人生初美容院はそこに決定。

予約でバリ緊張

さぁ、行く場所が決まったら予約だ。

ホームページには”予約”の文字がなかったので、「予約不要か?」と思った。

今考えてみると、「予約するに決まってんだろ!」とその時の自分に言いたくなる。Googleマップの質問欄で「予約は不要ですか?」と質問した自分がアホらしい。

美容院は普通は予約するものだ。

”予約”の文字はなかったが、「お気軽にお問合せください」と電話番号があったので「よし、予約しよう。」と決心した。

正直、当日よりも予約することの方がメチャクチャ緊張した。

予想外にも五日先くらいまで予約がぎっちり埋まっていた。

「予約不要かな…?」「一人接客のこじんまりした店だから…」とたかをくくってはいけない。

注)”電話で予約”よりも、ホットペッパービューティ等でオンライン予約するのが普通だし楽だ。だから電話先の美容師も少し戸惑った感じだったんだろう。次からはオンラインで予約する。

初めての美容院 - 当日

当日までずっとソワソワしてた。

予約した時間の5分前になるように、ソワソワしながら近くを散歩して時間を潰した。

入って、案内される。

「どれくらい切りますか?」

きたぜこの質問!

「〜cmくらい切る感じで…前は〜な感じで…後はこんな感じで(画像見せながら)…」

切り抜き見せてオーダーするのも人生初だ。

珍しく聞き返されることなく(ボソボソ喋る陰キャの俺だから、大抵聞き返される)オーダーはうまくいった。

ひとまず安心。

あとは切られるだけだ。

(いや、シャンプーがあるんだ…)

美容院が初めての俺は、正直シャンプーがあることに少し抵抗があった。

初めてで不安のある場所からすぐ帰れないこと、またどんな風にしてればわからずコミュ障陰キャの血が騒いだから。

美容院と会話

普段の千円カットでは自分は一切口を開かない。相手も何も喋りかけてこない。

今回もその調子でいた。

すると美容師の方から会話のボールが投げかけられた。

自分は会話する気なかったので(というかコミュ障だから無理)、返事してまた黙ってしまう。

「全くの会話無し」でもなく、「ずっと会話が続いてる」でもなく、単発的な会話。

ここで、”一人接客”が裏目に出る。

いつも行ってる千円カットよりもBGMが小さいのと、二人きりの空間というので、沈黙が気まずかった。

「いや、だからといって自分が無理に話す必要もない。『私は会話できないタイプの客です』ということを示そう」と開き直った。

途中からどこ見てればいいのかわからなくなった。

知恵袋でもやっぱりその悩みあるよね:

いつもの千円カットではわざとコンタクトしないで視力悪くしてるからあまりこの悩みがない。

でも今回は初めての美容院ということもあり、いろいろ不安だったからコンタクトをつけて行った。

次からはあえて視力が悪い状態でこう。そのほうが余計なものを見なくて済むし無駄な緊張とかがなくなる。

シャンプー・ブロー

初めてだからか、謎に緊張して首とか体がガチガチだった。

見えないところで指を動かして紛らわした。

途中で首の下に置かれた”ホットタオル”がメッチャいい柚子の匂いがしてかなりリラックスできた。

ガチガチになった体を起き上がらせて席に戻り髪を乾かす(ブロー)。

仕上げのカットをして終了。

感想

もう慣れた。

それと共に「リピートしていいのか…」「毎月くるのか…」「なんか気まずくしてしまいそう…」という不安がでてきたが時間が経てばあまり気にならなくなった。

また、「いろん美容院へ行って比較してみるか!」という楽しみも芽生えた。

予約でクッソ緊張したが、やはり一度行けば慣れるものだ。

「え!美容院行ったの!どうしたの?!」って言われるのがウザいんだよな〜。

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