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赤は火や稲妻、情熱を怒りを具現化したもの。〈服の色の合わせ方〉

真面目な記事2つ続きます。
今回は色合いについて。そのタイトルでよく語ろうとしたな。
自分が普段何考えながら着合わせをして、色を選んでいるのかを肌感覚ながら言語化しようと思います。

着合せと色

自分が朝起きて服を着るときに考えるのがまず今日着たい色やパーツを選んでます。それがトップスか、スニーカーかの問題から始まります。派手めな色で行きたい時は赤系の柄シャツ、足元で派手に行きたい時はデカデカとAIRと書かれたMORE UP TEMPO。パンツはいつも通り黒チノなので特に考えず。
そうしていくと大体自分は下記3パターンくらいで着合わせを決めています。
・全体を黒にし、どこかワンパーツを挿し色として1色加える
・最近良く買う緑色に、大好きな赤色を組み合わせる
・黒スキニー黒スニーカーで柄シャツ

1つ目と3つ目では印象もガラっと変わるし見ればわかるタイプの着合せです。今週末にでも、いや今すぐにでもお試しあれ。
今回語りたいのは2つ目の色合いについて。自分の好きな色を引き立たせる最大のポイントです。

色相環と補色

皆さんは色相環図という言葉をご存じでしょうか。
大体虹色が円になっている図、とお伝えすれば一度は見かけたことがあるかと思います。

http://zokeifile.musabi.ac.jp/%E8%89%B2%E7%9B%B8%E7%92%B0/

実はあの図、ただ綺麗に色が並んでいるだけではありません。
反対に位置する色同士で補色の役割を果たしたりしています。
例えば黄色なら紫、赤なら緑といった感じに位置しているはずです。

補色って何?

混合して無彩色を作れる2色の有彩色の組み合わせを互いに補色(ほしょく、英: complementary color)であるという。性質として補色同士の色の組み合わせは、互いの色を引き立て合う相乗効果があり、これは「補色調和」といわれる(from wikipedia)

つまりはヒューマンサイエンスに基づいた視覚効果です。我々は無自覚下にきもちよく感じる色の組み合わせを知っていることにもなります。

ついでにWEAR開いてみましょうか。白や黒ベースのコーディネートはともかく殆どがバランスよくに色相環の補色同士で組んでいるのが良く分かります。

更に補色を使っているロゴの例を挙げて見ましょう。詳しい事は左記リンク参照。その中から選んだり自分が好きな組み合わせを書き出すと
サイゼリア、チョコモナカジャンボのロゴの緑と赤
ツタヤ、IKEA、GUの黄色と紫(青)
バスケットボールチーム:ロサンゼルスレイカーズの紫と黄色
この3つの組み合わせを見れば色々納得できるはず。それくらい馴染み深い組み合わせだったりするわけです。

(そういえば昔のデュエマって火と自然の多色カードをやたら見た気がする。デッキ全体で見ても闇は光とも水ともよく組んでたし水は光とも組んでる印象だった。もちろん設定上の各文明の情勢とか色々あるんだろうけど今思うと面白いな)

○○って組み合わせは着ちゃいけないのか?

ここまで自信満々に書き始めると、次第に着ちゃいけない色があるようにも聞こえると思います。果たして着ちゃいけない色というのは存在するのか?
答えは勿論NO。好きな組み合わせの色も胸を張って着るべき。
着るべきなんだけどもTPOはとても大事だし、本当にその色が好きなら正しくその色を着こなすのも一つの筋なんじゃないか、と個人的には思います。

だからこそ黒ベースはとても強く、黒地のシャツに好きな色がプリントされてある物を着たり、靴だけ好きな色にして他は真っ黒、ボタンシャツか靴下をその色に、とか色々と遊べるうえにその色を引き立たせることも可能だからです。色は確実に自分をイメージ立たせる物だからこそしっかりと自分の中で確立していきたいところ。

とか言ってたらクロスバイクもニット帽もアウターも紅に染まったこの俺を慰める奴はもういない。


コラムス:実はニットってムズくね?

見出し通りなんですけどニット生地のトップスを着こなせる気がしないんですよね。日本人の顔の作りの問題なのか個人的にニットが嫌いかの二択。着てる人が嫌いとかではないです。
発色も生地や材質、プリントによっては見え方が変わるからこそ難しいのかと結論付いたつもりではいるし、服に無頓着で意識しないで真っ黒になってた人と、モード系などの意識して選ぶ真っ黒では話が違うというのはこの辺りにも付随してきたりすると考えてます。また今度。

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