中国千人計画と日本学術会議の闇

月刊Hanada　２０２０年１２月号から 　■有閑サロン？の学術会議 　やぶ蛇とはまさに、このことを言うのではないか。日本学術会議をめぐる問題だ。 　「学問の自由の侵害」だとか「人事への不当な介入」だと政府を批判し、正当性をアピールして既得権益を守るつもりが、逆に行政改革の対象となり、自らの首を絞める展開となっていることである。 　その意味では、この問題を最初に報じた日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」はＧｏｏｄ　Ｊｏｂだ。朝日や毎日新聞、立憲民主党など学術会議の肩を持つ面々

外国資本による土地買収を警戒せよ

菅義偉政権の発足直後に夕刊フジに寄稿した記事です。 　菅新政権に早急に取り組んでもらいたい重要案件の一つが、外国資本による土地売買規制だ。 　北海道の水資源や九州の自衛隊基地周辺が、外国資本に買い漁られているのだ。人口減少による過疎化が主な原因だ。 　問題の核心は、その主体が欧米など同盟国の投資家によるものではなくアジア系、とりわけ中国資本によるものとみられるからだ。 　その森林ですら、地籍調査は４割止まりというのが実態で、残り６割の所有者がどうなっているのか、把握しきれて

千人計画―中国の頭脳狩りを警戒せよ

　「千人計画」という謎めいた響きを持つ言葉が日米両国で再び注目を集めている。 　「孔雀計画」とも「鳳凰狩り」ともいわれるこの計画が世に知られることになるきっかけは、中国・武漢にある武漢理工大学と関係のあった米ハーバード大教授が米中央連邦捜査局（ＦＢＩ）に逮捕された事件だ。 　千人計画とは、ノーベル賞受賞者を含む世界のトップレベルの研究者を千人規模で集め、破格の待遇で中国に招聘する国家プロジェクトだ。 　言うなれば、最先端技術を中心とした知的財産を米国など諸外国から手っ取り早く

秋元司議員の後ろ盾は二階幹事長？

少し前になりますが、月刊WiLLで対談した内容です。

北朝鮮高官が朝日、毎日新聞記者を恫喝！そのとき、産経記者には・・・！？

２００２年８月と９月、日朝赤十字会談、日朝首脳会談を取材するため北朝鮮を訪れた際の裏話です。北朝鮮よ、一刻も早く、日本人拉致被害者を全員帰国させよ！

尖閣諸島が危ない！私の「不思議体験」

　沖縄県・尖閣諸島をめぐり、中国の挑発がエスカレートしている。中国公船が領海内に侵入し、日本漁船を追い回したのだ。新型コロナウイルスへの対策で、世界も日本も対応に追われている間隙を縫っての所業だ。 　２０２０年５月１１日には、中国海軍の空母「遼寧」など６隻が、沖縄本島と宮古島の間を南下し、太平洋に抜けた。 　海面下では海上自衛隊の潜水艦と米潜水艦がピタリと追尾しているだろう。宮古島では陸自の地対空、地対艦ミサイル部隊が大きな的が来たとばかり、手ぐすね引いて待っていた。 　慌て

福岡・天神の屋台が復活！街を明るくするったい

　福岡市天神エリアの屋台の大将らが、インターネット上で活動資金を集めるクラウドファンディング（ＣＦ）が無事終了、多くの義援金が集まった。屋台の再スタートである。新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言を受け、休業続きで存続が危ぶまれる店もあるためだ。福岡名物の伝統を守ってピンチをチャンスに変える。逆境を跳ね返そうと意気込む大将らは、地元の熱い支援に応えようと気合十分だ。 　ＣＦは、アイデアやプロジェクトを持つ起案者がサイトを通じて世の中に呼びかけ、それに共感した人

「中国人お断り」の張り紙で炎上　あの店長はいま・・・

　中国湖北省武漢市が新型コロナウイルスの感染拡大を理由に都市封鎖（ロックダウン）される直前の今年１月下旬のことだ。中国人観光客の入店を禁止する中国語の貼り紙を店先に掲示した神奈川県箱根町の駄菓子店の店主が、国内外で批判の集中砲火を浴びた。 　それから４か月。あのときの店主はどうしているのか気になったので、電話で話を聞いてみた。

志位委員長が、まさかのGJ