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社内異動のためにやったこと

2023年のうちに、まとめておきたいことがある。今年は"異活"を頑張ってきたので、その記録を書き連ねようと思う。

異活・・・希望の部署に異動するために行う活動。

今の仕事にモヤモヤしている時に、ある程度大きい会社にいれば、別の部署に行くと仕事内容も風土もガラッと変えることができる。私もそのチャンスを得たくて2022年の冬ごろからいくつか行動をとってみた。


希望の部署を見つける

まずは自分が今の職場で抱えている不満を解決できる職場を探した。私の場合は、稼働している人とそうでない人の差が激しいことがストレス、自分で決められる範囲が狭い、という不満だった。そのため、全員がモチベーション高く働いていて、個人単位でテーマを持って動いている新規事業部署の仕事が面白そうだと目星をつけた。

希望部署で働いている人に話を聞く

希望部署の目星がついたら、そこで働いている人に話を聞いた。転職と比べて、社内にいる人に声をかけるのはハードルが低い。出会い方は人づてでも、何らかの研修や社内団体づてでもやりようはある。私は元上司と、ワークショップで会った方に業務内容や風土、上司との関係性や事業の将来性、どうやってそこで働くようになったかまで細かく話を聞きまくった。ここでイメージをつけておくとこの先の具体的な行動に移しやすくなる。この先は新規事業に特化した内容になる。


有志団体での活動

社内で新規事業に挑戦できる有志団体があったので、知識と人脈目当てで加入。そこで社内のビジコンっぽいイベントに参加したり、団体自体の会社公認化に向けて役員を巻き込んだり、わりと精力的に活動した。ONEJAPANにも連れてってもらい、広く他の大企業が何やってるのか知ることもできた。社内でこういうことをしていると、職場の人から段々新しい画期的なことがしたい人という目線で見られるようになった。ただ全てが業務外だったので、本当にこの団体の人たちをリスペクトしてて、大好きだからやれたことだったと思う。

社外の起業体験イベントに参加

有志団体で紹介してもらい、Startup weekendに参加した。最終ピッチに向けて寝ずにヒアリングや課題整理をし、ぶっつけ本番で挑んだのは今では良い思い出。コーチをされていた女性社長(私と同い年で自分の会社を立ち上げたらしい…すごすぎる)に後日アフタヌーンティーをご馳走になりながら話をし、自分も近い将来、誰かを幸せにする何かを世に残したいと強く思った。

自分たちで新規事業を立ち上げようとする

Startup weekendでチームを組んだ方々と、1年間ブライダル関係の新規事業立ち上げに取り組んだ。この経験でデザイン思考や、課題をどれだけ深く捉えるかの大切さを学んだ。チームメンバーが私には勿体無いくらい優秀で、沢山の学びと経験をくれた。その2人に支えられていたから私はブライダル関係の人脈作りやヒアリングに奔走できた。本当は続けたかったが、試作段階で今後の運営について話し合って解散。この経験は財産すぎた。


社内で新規事業の公募制度に参加

上記は社外活動だったため、社内でもなにかやりたくなり、有志団体で扱っていたテーマを公募制度に出した。結果は書類通過しコンサルもつけてもらって活動していたが、うまく使いこなせず一次審査で脱落。メンバーとしてリーダーの力になりきれなかったことが悔やまれる。一方でこの取り組みによって、希望部署にも在籍している部署にも新規事業をやりたいことがはっきりアピールできたのは有益だった。

自分が異動して何をしたいか整理

人事異動を検討する時期に、希望部署の上層部が目をつけた希望者と面談を行っていた。そこでなぜ新規事業がやりたいか、論理立てて話せるように理由を考えた。考えるにあたり、すでに異動が叶っている先輩や有志団体の先輩、在籍部署の上司など色んな方と話し、壁打ちのように自分の言葉をブラッシュアップさせてもらったのが、実際に面談で活きてとてもよかった。周りに恵まれていたと思う。


今後の目標

長々と書いたが、他にも役員への直談判や新規事業担当者向けのセミナー受講、起業の科学をはじめとしたビジネス本を買い漁るなど色々とやっていた。なので何が結局異動の直接原因となったのかは分からないが、結果オーライである。
さて、2024年は希望部署での仕事が始まるため今後の目標を記しておきたい。

  • ニーズを大切する一方で、会社の強みであるシーズをうまく活用できるよう勉強する。

  • ニーズとシーズを繋げられる人になる。

  • 自分の企画を世に出して"売れる"ところまで持っていく。

  • 社外に人脈を作り、それぞれが困っていることを引き出す。

自分が参画した事業案をまだ世に出したことがないので、当面はそこに向かって奔走したい。社外でも1件、wemakeの最終審査に向けて走っているため、自分のやりたかったことが社内外両方でやれることに感謝して2024年も進んでいこうと思う。





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