ちくわ大明神

元は神。今は真のニュータイプ兼限界オタク。ニュータイプ的視点で原神を読み解く誇大妄想狂

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最近の記事

テイワット悪魔の偽王国説

僕は「今のテイワットは悪魔が支配している」と思っています。以前からこの話はしていますが、物語が進むにつれ新たな情報も得たので再び纏めていました。もっと分かりやすく説明しようと色々まとめるつもりでしたが、細かく説明するのは大変に骨が折れるので大事な部分をざっと説明させていただきます! ◆無相シリーズの謎無相シリーズにはそれぞれコードネームが付いています。これを研究しているのはスメール教令院ですが、コードネームとネーミング以外はめぼしい研究成果が得られていない。と生物誌に書いて

    • イデア論から見る原神

      魔神任務で博士がテイワットの空が「偽り」であることについて言及していました。今回はイデア論の解説と交えながらこのテーマについて考えていきたいと思います。 テイワットには常に満月しかありません。普通に考えたらおかしいですよね? 旅人がこう発言しています 「テイワットの昼夜はどちらも短いような気がする」 「故郷で見た星と違う」 双子の旅人は外界から訪れた異邦人「降臨者」なので、テイワットの空の違和感に気が付いています。「自分たちが元々いた世界」という比較対象があるからです。

      • 「鏡の国のアリス」と原神

        「鏡の国のアリス」は原神の根幹のストーリーのモチーフになっているかも知れない童話。 イギリスの作家ルイス・キャロルの有名な作品「不思議の国のアリス」の続編に当たります。今回はこの不思議の国のアリスについてざっくりと紹介していきます。 原神の世界にもアリスという人が存在します。クレーの母親で不老と言われている魔女です。アリスはテイワット観光ガイドを執筆しているように、テイワット中を旅して回っています。鏡の国のアリスもアリスが主人公。鏡の中に入れたら面白いんじゃない?と考えたア

        • 映画「マトリックス」と原神

          ▽はじめに▽ アルハイゼンの「イデア模写」や淵下宮の「日月前事」の「太陽の比喩」にあるように、原神の世界には哲学者プラトンの「イデア論」の考え方が取り入れられている。 イデア論はグノーシスにおける認識法、二元論に深く関連している。僕は敬愛する我が主キングデシェレト様が触れてしまった「禁忌の知識」がこのイデア論に関連する一連の事象のことだと考えている。おそらく今のテイワットは「悪魔が支配する偽物の世界」である。 七神やアルベド、放浪者以外は命の星座が人の形をしていない事が一つの

        テイワット悪魔の偽王国説

          【紙の本を読め】グノーシス文書 「真珠の歌」

          私がまだ幼かった頃、私がまだ父の王国にいて、父の家に住んでいた頃、富と贅沢を楽しんでいた頃 祖国である東方から、両親は私に旅支度をさせ、送り出した。宝庫の富から、私の為に荷を作って下さった。大いなる、しかし軽い荷を。私が荷を一人で携えられるように拵えて下さった。上なる物の家の金、大いなる宝庫の銀、インド産の玉髄石、クーシャンの瑪瑙。そして両親は私をダイヤモンドで武装した。 そして両親は私が身に纏っていた、私を愛して造らせた光り輝く衣を、私の背丈に合わせて織らせた真紅の上衣

          【紙の本を読め】グノーシス文書 「真珠の歌」