私の婚活体験談【効率良く、出会え!】体験から生まれたコツご紹介

私は35歳で結婚しました。ダンナとの出会いは婚活です。
出会いが全くなく、ずっと一人身だった私は、苦手な婚活をしなければきっと一生結婚できない…
でも、婚活って就職活動以上に、その人とたまたまご縁がなかっただけ、とわかっていても心折れ、女性として私は魅力がないのかと苦悩し、自分は一生パートナーに出会えないんじゃないかとぐるぐるしてしまう
しかも就活みたいに数打てば当たるとか割り切れない
だから、私も休み休み、心が傷ついては休み、やっぱり一人はイヤ!と奮起しては頑張り、の繰り返しでした。

そんな私がやってきて得た婚活のコツみたいなものを、ご紹介したいと思います

【大事】自分の異性の好みを把握する

当初はなんとなくこの人いいなと思って会ってみてダメ、なんとなくこの人いいなと思ってはフラれの繰り返しでした。
そこで私は考えた(心折れて休んでる時に)
「私の異性の好みってなんだっけ?」
そして、最低限こんな人がいい、みたいなのをリストアップしてみたんです

これは私の場合、例えとして具体的に書きますと

・肉食派より断然草食派
(私が唯一ハマったアイドルは大野智くんだった。また、歴代彼氏も全員草食、大人しめの人が多かった)
・ソース顔より、しょうゆ顔
・基本穏やかな人で、ケンカしても何があっても手は上げそうにない人
(これは話をするとわかります。弱いものに対して見下すような発想があったり、無駄に俺は強いスゴイとアピールするプライドが高い人って実は弱い自分を隠すために強がってるから、プライドが傷つくと怒りやすい。他人や弱いものに手を挙げるなんて恥ずかしいという考えを自然に持ってる人はOK)
・話を聞いてくれる人
(私がおしゃべりなので)
・生活能力がある人、一度は一人暮らし経験あり
(家事の大変さを知っていれば、結婚後協力して家事をできるかと)
・最低限の年収。平均年収が450万なので、それ位は稼いでいる人
(結婚は現実なので。男性諸氏には申し訳ない。ただし、1000万以上稼いでいる人とは経済的価値観が合わなそうだったのでご遠慮、あと、自営業の方も、経済的に不安を感じたので申し訳ないですがご遠慮)
・できれば血液型O型
(親友も、歴代彼氏もたまたまO型ばっかりだったので)

こうやってリストアップしてみたら、私は穏やかな、どちらかというと大人しいカンジの方が好きなのを再確認。
じゃあそういうプチ大野智(中身が、ですよ!)が婚活しているとしたら、どこにいるだろう?と考えてみた
街コン、絶対来なそう
合コン、苦手そう
ネットで出会い、求めてそう!

ということで、私はYahooパートナーさんにお世話になることにしました。
Yahooパートナーにした理由は、月会費約3,000円だったことと、ちゃんと身分証明をお互いしている、大手なのでそう滅多なことはないだろう(勝手な期待)、という所からです。
だから、もし肉食派が好きだったり、アウトドア派が好きな方は、街コンとか、企業が主催している出会い系パーティとかの方が出会えるかもしれません

そしてYahooパートナーに登録し、大して可愛くもない顔写真をアップして、プロフィールには自分の趣味や好きだったものなどを列挙して、少しでもピンときた方のご連絡を待つことにしました。
Yahooパートナーでは、男性のプロフィールを見て「いいね」する機能(いいね、した相手が誰かも相手に通知される)もあったので、私の好みの草食男子は「いいね」された方がメールを送ろう!と思ってもらえるのではないか、と思い、積極的にプロフィールを見て、この人はプチ大野智っぽいという人にはどんどんいいねをしていきました

ここで大事なのが顔写真です。女子はまだ自撮り慣れしているから多少盛った写真撮れますけど、男性はとにかく下手。下から撮ったりしている写真がほとんどです。
なので写真と実際は絶対違うだろう、ということで、あくまで参考程度
にしました。私の場合は生理的にNGじゃなくて、しょうゆ顔だったら全部OKにしてました

そうやって準備をした次の日。
100通ほどメールが殺到しました。ビックリ。
こんなブサでもいいのね…ありがたやと思いつつ、まずは上記自分の好みリストを再確認しながら、100通メール全部目を通し、プロフィールを見せてもらい、機械的に返信するかしないか振り分けました。
だって100通全部は返せないもん!

・プロフィールを全部埋めている→婚活やる気がある・相手の結婚意欲がある
・自分の家から電車で一時間圏内に在住
・メールがコピペではない(私のプロフィールに絡むメッセージを送っていればOK。そうじゃない場合はコピペっぽいので…)
・顔写真を載せている→婚活意欲・あと最低限相手のイメージが掴める
・プロフィールとメール文面から、プチ大野くんぽい、草食系っぽい人

こちらに該当する人には全員返信をしました。
ご縁はわからないので、あとはメールを続けてみて、この人は会っても怖いことにはならならそうだな、という人とは、10日ほどメールをしてみてから、こちらからお会いしましょうと提案しました。
何故なら、プチ大野くんは自分からはいつ会いたいと言っていいのかわからず一生懸命メールしながら苦悩してそうだ、と思ったからです

ここで、毎日メールを下さる方へ絞っていきました。私は寂しがり屋で、お付き合いした場合毎日メール・LINEがないと寂しくて死んでしまうからです

このように、私の好みの人だったらこうだろう、と予想しながら活動を続けていき、数人の方とお会いしました

その中に、なんと今のダンナがいました!
やはりあとで聞いた話だと、予想通り「いつ会いたいといっていいのかわからなかった」「合コンとか苦手なのでネットで出会えたら、と思った」「実際会って、連絡先を知りたいと思ったけど自分からは言い出せなかった(連絡先も私から聞きました)」と言っていました・笑

こんな風にして、ある程度【機械的に、作業的に婚活】をしました
そうすると、だいぶ、心がラクになりました
あくまで私の場合、ですが。
ある意味、就活と同じように「ある程度希望職種だったら全部履歴書出しちゃえ」作戦とほぼ同じ発想です。
そういう風に、婚活・出会いという感情的なレベルから、少しだけ客観的作業っぽいカンジに気持ちを転換したことで、ご縁がなかった方、メールが来なくなった方などがいても、もちろんそれでもやっぱり少しは傷つきましたけど、傷は浅くなったように思います

この後については、成功体験例兼、旦那がこのnote見ても大丈夫用に、旦那の例をご紹介します。

まず彼は、私のその100通のメールの中では、とても一生懸命メールをくれる方でした。
まず一通目の文面が結構長かった
しっかり私のプロフィールを見て、その話題を振ってくださっていた
(私も彼も同じ系統のゲーム好きだったので、ゲームの話題)
そして、返信時間が夜11時前後と遅いなりにも毎日お返事をくれていました

これは後でいつも笑い話になるのですが、一番最初にプロフィールを見た時に、彼のプロフィールはいくつか穴があったんですね
年収書いてない、顔写真がない、しかも居住場所が私の自宅から遠い
なので、一通目はゲームの話もしましたが、そこをさくっと指摘しました
(ここら辺は、機械的にお返事しまくり作戦中だったからざくっと言えたんですが・笑)
なので、私の返信一通目に「年収書いて下さい」とあったのが、今でも笑われます。「やっぱりお金なのか!」と旦那は思ったそうです(笑)
私としては、あとで年収を聞いて、これじゃ結婚できないとハートブレイクするよりは聞いた方がいいと思ったのです。
実際フリーランス?っぽい方が年収200万とか、プロフィールでいらっしゃったりしたので、そうすると私が働いてもなかなか厳しいと思ったんです。私は子供が欲しかったから、子供の教育資金1000万を共働きで確保できる人が良かった
顔写真については「恥ずかしくて出したくないけど、やっぱりそうだよね…」と思ったそうで、次の日の出勤の朝に撮ったという、がっつり下から写した顔写真を掲載してくれました。
彼的には、「スーツ姿がいいだろう」との判断で、そうなったそうです。
次の日、というフットワークの良さに私は好感を持ちましたね
あと、彼の住所が遠かったことも、ちょっと厳しいかもと一通目に指摘しました。
そうしたら、彼も頑張った!「そんなことないです!電車だったら一時間位ですよ!」と彼的猛プッシュ
私もそちらの方向へはあまり行かないので、なんとなく地名で「遠い」と感じていたものの、電車で一時間だったら一応私のOK圏内だな、と思ってメールを続けました
そしてその彼的猛プッシュも「結婚したい意欲がある」と私の好感印象になりました

そのあとはとんとんとメールをやり取りしていき、この人なら会っても大丈夫そう…と思った矢先にお返事が返ってこなくなりました
「まじか…結構いいなって思ってたのに…何か問題あること私書いたかな…」とここで私ハートブレイク
そうしたら次の日、メールが来ていました!嬉しかったなー
元々メールが返ってくる時間がいつも遅かったので、帰りが遅い人なのかな?とは思っていたのですが、その日は特に帰りが遅く、かつ疲れていたので返事が深夜1時だったのです。でも疲れていても文章は相変わらず一生懸命の長文。
この人、いいかも!と思いましたね
ただ同時に、お仕事忙しい人なのかーじゃあ結婚したら私は平日家でいつも一人かも、子育てもワンオペかも、とも思いました
でもお仕事が理由なので仕方がない、元々私は一人の時間が多い方なので、メールやLINEさえあればなんとかなりそうだし、もし本当に無理って思ったら同じ業界内で転職してもらえばいいと、自分的にギリギリセーフでした。
その時点で人柄がいいなー好みだなーと思っていた所も大きかったかな

そして私から会いませんか、とお声がけして、初めて会った日
やっぱり写真と全然違っていました。
下から撮ったら誰がとってもブサイクですからねー。いい意味で全然違っていて、想像以上にイケメンなお顔だった
あと、実際話してみたら、モロ「プチ大野智」!!!
もう私の好みどストライクでした。
話も盛り上がって閉店まで話し込み。連絡先の交換は、勿論私から切り出しました
あとは、そのあとにメールが来るかどうか…
社会人なので、メールを聞かれて社交辞令として教えはしても続かないなんてよくあるじゃないですか。
もうドキドキでした。
なかなかメールが来なくて「ダメかも!どうしよう!」と妹にぎゃーぎゃーわめいて「うるさい!!」と怒られたりしました(笑)
そしてメールが、Yahooパートナーでのメールのやり取りと同じように来た時には、うれしかったですねー飛び上がって喜びました

そして3回目のデートで、お付き合いして下さいと言われ、交際→1年後に入籍・結婚と相成りました
いくらプチ大野智で草食系とはいえ、告白やプロポーズは男性からしてほしかった私。しっかりその期待に応えてくれた旦那
出会えてよかった。いつも二人で話してます
そして今や一人の娘持ち

旦那は子どもが大好きだったけど「まさか自分の子供が持てるなんて思わなかった」と、出産後の入院中に娘を抱いて授乳する度に、命の重さと暖かさに感動して泣いていました。
私も、こんないい人が埋もれているなんて思いもしなかったので、その姿を見て、本当に良い人に出会えて良かったと今でも感謝しています

彼はIT系なので完全に男性職場で出会いがなく、女性経験は普通にあったものの7年間彼女がいない空白がありました。
そこで「俺はもう一生一人か」と諦めていたけど、諦めきれなくてYahooパートナーに登録したそうです
あまり行動派ではない彼も、とても頑張って婚活して、やっと私に出会えたのでしょう
彼に言わせれば、私とお付き合いしたいと思えたのは「フィーリング」とのことでした
このねー「フィーリング」という言葉が一番よくわかんなくて、でも一番大事なんですよね
要は「一緒にいて楽しいか」「一緒にいてほっと落ち着けるか」ということなのかなーと最近思います

そうだ!ここで最後のポイント
【婚活中は、ありのままの自分で】

私は婚活中、終始自分のありのままの姿で接してました。
女子力がないところも、そのままさらけ出し(一緒にご飯食べても、女子力が高い旦那の方がサラダを取り分ける)、おしゃべりなところもそのままさらけだし、雑なところもそのままさらけ出してました
そんな自分を好きだ、と思ってもらえなかったら、付き合っても結婚しても時間の無駄になってしまうんじゃないかって思って
だから旦那も言います。「君は出会ってから、付き合っても、結婚してもずっと変わらないね」と

勿論、結婚という目的を達成するまで繕う、装うというタイプもいるし、それで結婚できた友人もいるのですが、でも結局は本性はバレますからね
今は3組に1組は離婚する時代
私は離婚はしたくなかったし、既にだいぶ行き遅れてる
だから、私は素のまま作戦でいきました

私には行動力がなくて、もったいないことに今も未婚・でもめっちゃ性格いいし顔も可愛いしオシャレな妹がいます
私が何をどう背中を押しても、不安と自信のなさから行動に移せず、私が結婚した年齢を超えようとしています
行動するのは自分です!
誰かが王子様を連れてきてくれはしないんです

今婚活している皆さん、がんばれ!
私たちみたいな、婚活で出会った組もいるぞ!

心からの応援を込めて
長文読んで下さりありがとうございました


追記・旦那に聞いてみたら「大野くんとは他人の気がしない」「同じ人種だと思う」と自分でも自覚症状ありでした(爆笑)

もし心に響いたならば……投げ銭のひとつやふたつやみっつやよっつ!!よろしくお願い致す!(笑)