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結局、ワイヤレスイヤホンって何が良くて、何を見たらいいのかっていう話

先に言っておくけど私はオーディオオタクじゃないし、音質で選ぶような人はこんな素人の記事見てないで自分で買って聴いてみるかどっかのお店で視聴してきてください。
というわけで前回同様音質の話は大してしません。


 ぶっちゃけワイヤレスの何がいいの?

「有線でよくない?」
「音質落ちるらしいじゃん」
「遅延するんでしょ?」
「無くしそう」

などなど、いまだにワイヤレスイヤホンに対して否定的で、有線イヤホン派の方も多いかと思います。

別に有線でも良いと思います。
なんなら私は有線イヤホンも普段から持ち歩いております。

そして両方使っているからこそ言わせて頂きましょう。

ワイヤレスの方が便利です。

※あくまで私個人の感想です。

人によっては有線派の人もいると思うので
「お!こいつ両方併用してて無線の方がいいって言ってるから無線の方がいいんだな!」
といってワイヤレスに手を出したらなかなか使用感が合わない方もいるかもしれません。
もし合わなかったとしても
「こいつ嘘つき!」
とか言わないでくださいね。

ネットのどこの誰が書いたかもわからない記事を鵜吞みにしないでください。

????「でもこれって私の感想ですよね?」

 ワイヤレスイヤホンのメリットとデメリット

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ちょっと脱線ならぬ断線しましたが(イヤホンだけに)(は?)(イミワカ)(ちくわ大明神)(そもそもワイヤレスなら断線しない)(誰だ今の)

今回主に語っていくのは上のイラストのような左右が分離したワイヤレスイヤホン。完全ワイヤレスイヤホン、トゥルーワイヤレスイヤホン、True Wireless Stereo、略してTWS等と呼ばれるものです。
左右が繋がってるワイヤレスイヤホンとか首掛け方も私は好きだし、あれはあれでいいとこあるんだけどね。
近年主流なのはTWSなのでね。ごめんね。

とりあえずざっくりとメリットとデメリット

 ●メリット
・絡まらない
・断線しない(私の話は脱線する)
・タッチノイズ(ケーブルを触ってしまったり、服にこすれたりしたときにケーブルを伝って耳に来るガサガサって音)がない
・ケーブルがないから付けたり外したりが簡単で取り回しが良く持ち運びやすい
・イヤホンジャックのないスマートフォンでも使える
・type-C、lightning等の変換ケーブルをかませて有線イヤホンを差してしまうと充電出来ないが、ワイヤレスイヤホンなら充電しながらイヤホンを使える

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このご時世だとマスクと絡まらないのもいいですね

 ●デメリット
・充電しないと使えない
・遅延がある
・音が途切れたりする
・音質が劣化する
・落としやすく無くしやすい
・(価格や物によるが)通話マイクの音質があまり良くない

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てなわけで

・音ゲーで使いたい音ゲーマーの方
・遅延や音途切れがあると気になってしまう方
・音質厨、オーディオオタクの皆様
・めっちゃ通話するときイヤホン使う方
・めっちゃ物無くす方

なお、多少の遅延であれば、機種によっては低遅延モードが搭載されているものがあります。
そんな人たちにはあまり完全ワイヤレスイヤホンは向いていないと思います。
ちなみに私は音ゲーや通話時には有線イヤホン、それ以外ではワイヤレスイヤホンと使い分けています。
アホですね。


 選び方(音質は考慮しない)

①価格

まずはいくら出せるかです。
いくらでも出せるぜ!という方はここはすっ飛ばしてください
ワイヤレスイヤホンも今はだいぶエントリー価格のものが増え、
5000円以下クラスでもわりとちゃんとしてるものがあります。
「は?ダイソー様が1000円でワイヤレスイヤホン出してるだろ。3000円以下とか安くてちゃんとしたのないの?」
と思う方もいると思いますが、昔の人がとても良い言葉を残してくれています。

「安物買いの銭失い」

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安いものは良いです。私も安いもの大好きです。
だからこそ、思うわけです。
安いものに安易に手を出し、結局買い直し、
かえって高くついて後悔してほしくないのです。
これはイヤホンに限った話ではないです。買い物は慎重に行きましょう。
まぁ私は百均でカゴいっぱいに買い物してすぐ壊れたり使わなくなったりしてしょっちゅう銭失い祭りしてますが。

というわけでざっくりとおすすめの価格帯を

特にこだわりはないけど安い方が良い方
→5000円前後

意地でもケチりたい方
→どうにか値切って3000円台前後くらい

そこそこちゃんとしたのが欲しい方
→1万前後

安くてノイズキャンセリングついてるのが欲しい
→最低1万前後くらい

ばちこり強いノイズキャンセリング効いてるのがいい
→2万後半~
でも最近は1万前後でまぁまぁ強いのもあるっぽいです

冒険者の方
→ダイソーに行きましょう

②デザイン

デザインや、カラーバリエーション、サイズ感等。
見て、好きな物を買いましょう。

ただ皆が嫌いな耳からうどんタイプのイヤホンですが、耳の中に入る部分が小さい為、耳が小さい方にも扱いやすかったり、着けやすいなど、メリットがないわけではないのでデザインが気にならない方は選んでみても良いのではないでしょうか。
あと私はよく鞄を持たずにスマホと財布とイヤホンだけで外に出ることがあるのですが、そういう時にはポケットに入れてもかさばらない、ケースが小さいタイプのものだといいですね。

③バッテリー関連

最近のものは大体イヤホン単体の連続再生時間が4~8時間くらいのものが多いでしょうか。
当たり前ですが短いよりかは長い方がいいですね。

なお、メーカーによってはちゃんと表記されているとは思いますが、ノイズキャンセリングなどの機能をONにしていると連続再生時間が短くなります。詳しくはそのメーカーのその製品のスペックを見てみてね。

私のように主に通勤(人によっては通学でしょうか)にイヤホンを使う方の場合、4、5時間あれば特に問題ないと思います。
仕事でテレワークで使う等、長時間使用される方は長い方がいいですね。

物によっては急速充電機能や、ケースがモバイルバッテリーになるようなものもありますね。

そしてこれは私個人の思う今ワイヤレスイヤホンを選ぶ際に特に重要視している機能なのですが、

ワイヤレス充電(qi充電)の有無です。

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こいつはスマホのための機能ではありません。
ワイヤレスイヤホォーンのための機能です。
スマホ中毒者の私はスマホを置きっぱなしにすることが少ない為、
ワイヤレス充電の恩恵をあまり受けられません。
夜、ベッド横のケーブルをスマホにぶっ差し、寝る直前までスマホをいじり続けます。
ツイッターを眺め、YouTubeを見て、アイドルを育てます。
しかし、ワイヤレスイヤホンは違います。
基本外でしかワイヤレスイヤホンを使わない私は、家にいる間はケースに入れっぱなしなのです。
その入れっぱなしのケースを玄関前や部屋の定位置に用意したワイヤレス充電器に置いておくだけで勝手に充電がされるのです。
ワイヤレス充電を活用しまくった人たちは言いました。
「充電してないのに充電されている」と。
みんなももっとワイヤレス充電しような。

④機能面

その他見ておくと良い仕様を紹介していきましょう

◎防水性能

IPX〇みたいな表記
数字が高いほど強い
IPX4→多少の雨や汗でも平気
IPX5→大雨でも大丈夫
IPX6→水洗いも平気
IPX7→ちょっと水に沈めても平気
IPX8→完全防水、水中でもOK

IPX4くらいがついているものが多いですが、
丁寧に扱っていれば4くらいでも問題ないでしょう。
ちなみに防水がついているのはほとんどがイヤホン本体のみで、
ケースにはついてないことがほとんどなので、
ケースにしまうときにはちゃんと拭いてからにしましょうね。

◎ノイズキャンセリング


ノイズキャンセリング搭載のイヤホンはかなり増えましたが、無音に近くなるものはだいぶ少ないです。
そもそもノイズキャンセリングというのは低音は打ち消しやすく、高音は打ち消しにくいという特徴があるので…
ですが、大体は音楽を流しながらつけると外部の音はほとんど気にならなくなります。

◎外部音取り込み機能

これはノイズキャンセリングの逆で、イヤホンをしたままでも外の音が聞こえる機能です。
電車のアナウンスや、レジでの店員さんの声などがイヤホンを外さずに聞くことが出来ます。
ちなみにノイズキャンセリングとこの外部音取り込みが高いレベルで搭載されているのは私の知る限り

 ・Apple AirPods Pro
 ・SONY WF-1000XM4
 ・Jabra Elite 85t
 ・Bose QuietComfort Earbuds

くらいだと思います。
私もこの世のすべてのワイヤレスイヤホンを網羅してるわけではないのでこれだけではないかもしれませんが…

◎対応アプリ

イヤホンのメーカーによってはアプリがあるものがあります。
操作方法やノイキャン外音取り込みの設定、イコライザー、
イヤホンのアップデートなんかもあります。

◎操作方法

ほとんどのワイヤレスイヤホンが、イヤホン本体の方で音量や音楽の再生/停止、ノイズキャンセリング/外部音取り込みのオンオフなど操作が出来ます。
ざっくりと2種類

・タッチセンサー式
多くはこれだと思います。
ワイヤレスイヤホンを耳に入れた時に表に出る面がタッチセンサーになってる感じです。
扱いやすいですがボタンではないので誤操作や上手く反応しないことがあるなどのデメリットも。

・ボタン式
誤操作が少なくてボタン式が好きな人も多いです。
ただ表部分にボタンが着いていると押す時に耳に押し込むように押すのが上手くいかなかったり、ダブルクリックがややしづらかったりします。

側面にボタンがついてるやつが私的には理想ですかね。
(オーディオテクニカさんのATH-CKR70TWとか)
また、AirPodsProはうどん部分に感圧センサーがあるタイプなんですが、あれも結構人気ありますね。


◎マルチポイント

2つの端末に同時に接続が出来ます。(同時再生は出来ない)

使用例:タブレットで動画を見てて、通話がかかってきたらスマホに自動で切り替わる

あったら便利だけど人によっては全く使わないかも

◎コーデック

Bluetoothで音楽を転送する場合、音楽ファイルを圧縮して送るのですが、その圧縮具合で音質や遅延が変わります。
ただし、イヤホンと再生機器の両方が同じBluetoothコーデックに対応していないといけません。

SBC:おそらくほぼ全てのワイヤレスイヤホンに搭載されている
めっちゃ圧縮されるから遅延すごいし音質も悪い

AAC:iPhoneはこれ。
多分今のワイヤレスイヤホンならほぼAACに対応してるはず
SBCよりはマシだけど少し遅延する。音はそこそこ。

aptX:アプトエックスと読みます。一部のAndroidに対応。
遅延が少なく音も良い。
ちなみにこいつらのお友達に、より低遅延のaptX LL、より高音質のaptX HD、接続環境に合わせて低遅延にしたり高音質にしたりしてくれるaptX adaptiveがあります。
これらもAndroid側が対応していないと使えないのでご注意

LDAC:エルダックと読みます。ソニーが作った周波。
ハイレゾ相当の音質が伝送出来る。ただクッソ遅延する。
最近のAndroidはそこそこ対応してる。

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終わり

結論:好きなイヤンホホ買え

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