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大学で視覚障害についての特別講義をやってみた

皆さんこんにちは~♪インパクトレンチをウキウキで回しているようちゃんです。いやはや、購入しただけでこれだけテンションが上がるとは・・・

さて、今回は久しぶりに「やってみた大賞」なるものがあるということで、ようちゃんも応募しようかと思ってnoteを書きました(´・∀・`)ニヤ

まぁ、適当なnoteなので、見向きもされないと思いますが(笑)

ということで、早速本題に行きましょう~


Aさん「是非、大学で視覚障害についてお話してほしいの」


Aさんから衝撃的な内容のLINEが届いた。そのLINEを受け取った時は絶賛パチンコ中だったのだが(確変中)

ようちゃん「是非、よろしくお願いいたします。」

ようちゃん、少し考えてすぐに返事をした。パチンコ中に。

もともと、視覚障害についてお話したいということは昔から考えていたのであった。

何せ、父が中途失明で全盲であり、自分自身もケガがもとで高校卒業後に6年間筑波大学附属盲学校に入学していた経歴を持っているのである。

視覚障害がある家族として、また、本人としてどちらのスタンスでもお半紙できるのである。そう、両刀使いである(意味が違う)

せっかくなので、ようちゃんが話したいことをまとめてみた。

①視覚障害は特別ではない

②生活も普通?と変わらない

③まずは聞いてみることが大切

これらのことをまずは柱として、パワーポイントを作ってみることにしたのであった。

とりあえず、アイスブレイクとして、ブラインドサッカーの動画を流すことにした。自分もプレイヤーなので、紹介の意味も込めてである。自分のプレイしている姿はあまりにも情けないので、「菊島宙」選手の動画を勝手に流しているのだ(笑)

この動画を流すことで、視覚障害に対する先入観を壊してほしいと考えているのである。まぁ、かなり特殊だが。

書きたいことが決まっていたので、思っていたよりも早く発表用PowerPointが完成した。職場(訪問看護リハビリステーション)でなんどか模擬発表をしてみて、調整を行ったが。

今回、お話する生徒さんはそれほど人数は多くなく、15名程度である。社会福祉関係の学科の方だと聞いている。なので、少し実践的なお話もしてみようと考えたのであった。

実践的な話としては、

①意外と全盲の方は点字が使えない人が多い

②資料はデータでも配れるといいかも

③A4をA3に拡大コピーすると見やすいかも

④実際に読み上げるのが簡単かも


これらのことをあげてみた。実際に対応して書類などを渡す機会があるかもしれないと考えてこのお話を追加したのであった。

さて、いよいよ実際に大学に行って講義をする日になったのだが、



お腹の痛みが止まらない(笑)



朝からお腹が抗議していた。いや、そんなん今日やなくてもいいやん。なんで今やねん。

とりあえず、職場の看護師に相談すると、

Bさん「どんまい。なんとかなる」


と、看護師とはとても思えない抽象的な答えが返ってきた(´;ω;`)

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とりあえず、大学に行く前に参考資料(プレゼント用)を購入。ヤンキー君と白杖ガールとブクロキックスだ。当時はドラマもしていなかったからあんまり有名じゃなかったんだけどね・・・・


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そして、大学到着。あいにくの天気だった。ようちゃんのおなかの中も大荒れである。どうしよう(笑)

とりえあず、担当講師の先生に連絡し、合流。軽い打ち合わせをして会場へ向かったのであった。

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生徒たちがもうそろっており、こちらを見ながらひそひそお話をしている。

うん、もう帰りたい(´;ω;`)。基本ようちゃん人見知りなのよ。


とはいっても、もう引き返せないので、授業を開始したのであった。授業は結構長くて約80分ほど頂いた。あとの残りは質問コーナーである。

講義は幸い無事に済み、質問コーナーになったのであった。当時は質問コーナーは早く終わってほしいと考えていたが、講義をする側になったら、興味を持ってくれたということがわかるので、質問をしてほしいと考えるようになったのだ。

ポツポツと質問が出てくる。多いのが、

Q:どのように視覚障害のある方に対応をしたらいいのか

っていうことである。講義の中でものべてはいるが、改めて答えると、

A:人それぞれです(レインボー色の回答)


実際の話、本当に人それぞれだったりするのだ。先天性の失明のかたやら、中途で失明した方、弱視や全盲など、本当に見え方も様々で、困っていることもさまざまである。

こんなん、普段から全盲の父がいるようちゃんでもわかりませんわ(笑)

なので、結局のところ、


聞くしかない

のである。人それぞれ悩みを持っている。視覚に障がいがあろうとなかろうとそれは変わらないのである。

案外、生活に困っていない方も結構いたりする。なので、視覚に障がいがあるから困っているだろう。と決めつけることをしないようにしてほしいのである。


最後は感想を生徒それぞれが行ってくださるのだが、それがまた、純粋な意見ばかりで

心どころか全身真っ黒なようちゃんにとってはすごく

うれし、恥ずかし

体験であった。ちなみにその頃にはおなかの中の抗議も終了していた。


ということで、無事に終わった大学での特別講義であったが、最後にAさんが、


Aさん「来年もよろしくね」


ようちゃん「マジですか・・・」


来年も続投らしい(笑)


※結局3年連続で講義しています(笑)


ということで、ようちゃんのやってみた体験でした(`・ω・´)ゞ


結論:人間何とかなる(byようちゃん)



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