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点字ブロックとシルバーカーとやさしさ

みなさんこんにちは。いまさら「スカイリム」というゲームを購入してしまったようちゃんです。うーん、発売したのが約10年ほど前。すごい古い(笑)

さて今回は、点字ブロックです。点字ブロックとは?と説明しなくても多くの方が知っていると思いますが、「視覚障害者の方が歩行の際、足で踏みながら進行方向、また信号などの止まる場所」を把握するためのものです。

点字ブロックの発祥の地は「岡山県」です。ちなみに点字ブロックの正式名称は「視覚障害者誘導用ブロック」というみたいですね。日本の方の思いやりが点字ブロックを生み出したみたいです。本当にありがとうございます。

ちなみに海外でもこの日本の規格に沿った点字ブロックが使われているそうですよ。点字ブロックすごい!!エロい!(特にぽつぽつ部分が)

このような点字ブロック。今では結構な確率でいろんなところで見かけるようになりましたが、約40年ほど前、金沢市の中心部分には点字ブロックが設置されていましたが、私の住んでいた周辺は点字ブロックなどが全く設置されていませんでした。

そんな中、うちの父が外出中、車にはねられそうになることがありました。白杖を持っていたものの、信号の位置がわからず、道路に少し出てしまったところに車が通りかかったみたいです。

幸いけがはなかったものの、当時は盲導犬もおらず、私もまだ生まれていなかったため、父は一人では外出が困難な状態でした。母も足が悪いため一緒に行くことがなかなかできませんでした。

困った父は、金沢市に嘆願書を提出しました。

父「外でたいけどマジで危険、マジでマジで、何とかしてくんない?市区よろー(しくよろー)」

と、行ったかどうかは知りませんが(笑)、なんとか父の意見が金沢市に通り、なんとうちの近くの信号が音が出る信号に。また、点字ブロックが設置されることになりました。

これには父は大感激!!大感謝!!

そして、その近辺には初めての音が出る信号ということで、市の方とお偉い様、そして市民代表として父を含めた市民3名、警察の方などで式が行われました。

父、何しとんねん。どんだけみんなにたすけられとんねん!!

おかげさまで、うちの家族は公共の方々、近所の方々に助けられております。本当にありがとうございます。へへぇ←土下寝

このように視覚障害の方にとってはすごく大切な点字ブロック。しかし、これが邪魔になる方がたがいるのも事実なのです(`・ω・´)ゞ

とある日、母と一緒に近所のラーメンを食べに外出。母はシルバーカーを使用して歩行していました。そして大きな道路の歩道に出た瞬間。

がたがたがたがたがたがたがたにいがたがた

そうなんです。シルバーカーで歩行している人や車いすの方にとっては点字ブロックは邪魔になってしまうのです。※もちろん人によりますが

私「なんでこんなところに点字ブロックが。邪魔やな~

見方が変わるとこんな意見が出てしまう。ようちゃん最低です(笑)

現実、新しい施設などを作る際、バリアフリーにする際に結構もめることが多かったです。(父が体育館のバリアフリーに意見した時もそうでした。)

当たり前ですが、障害の状態によっていろいろ見方も変わりますし、必要なものも変わってきます。そんな時にお互いにゆずりあえるところはゆずりあい、話し合いが必要なときは話し合いましょう。何も言わなくて、決まった後に意見をあげるのは大変になりますからね(。-`ω´-)ンー…

結論:話し合いは本当に大切。自分だけじゃないよ。この世の中(by点字ブロック)

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