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ありがとうレウカンサ(3代目盲導犬)

皆さんこんにちは。ようちゃんです。今回は非常に残念なお知らせです。

うちの父の3代目パートナーで現在は引退した元盲導犬の『レウカンサ』ちゃんが、昨日息を引き取りました。15歳でした。

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去年に入ってから癌が見つかり、一度手術をして2㎏の腫瘍を取り出したのですが、その後、全身に癌の転移がみられていた状態でした。

現在の飼い主の方が積極的に治療を行ってきましたが、そのかいもなく昨日息を引き取ったそうです。

我々盲導犬ユーザーは引退した盲導犬に基本的には会うことが本来はできませんでした(盲導犬の協会によって方針は違います)。なので、初代の盲導犬の時は、電話越しで亡くなりました。という知らせのみでした。

それが2代目盲導犬から石川県にも引退した盲導犬を引き取っていただける人を探す団体ができ、そのおかげで県内で盲導犬を引き取ってくださる方が出てきています。

ありがたいことに2代目、3代目はたまたま自宅から10分程度のところに住まれている方たちであったため、時折遊びに行ったりして顔を見ていました。

我々盲導犬ユーザーは死に目に会うことはほとんどありません。それがいいことなのか悪いことなのかは正直わかりませんが、亡くなったショックはやはり大きいです。

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レウカンサをイメージしたステッカー

車のブログ、『みんカラ』のハンドルネームも『レウカンサ』です。それだけ思入れが強かったのです。

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引退してかなりおふとりになられたレウカンサ

現在の4代目盲導犬のジョー君はビビりな性格の子でしたが、レウカンサちゃんは自由気ままな女の子でした。人懐っこく、誰にでもツッコんでいく性格の持ち主でした。なぜかようちゃんの股間が好きでよくすり寄って、そこに座って落ち着いていました。なぜそこに座る?

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盲導犬引退の日のレウカンサ

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待機?モードのレウカンサ

色々と思い出がよみがえってきますが、なぜかしっぽ降ってめっちゃ突っ込んでくる姿しか思い出せません。なんでやろ。仕事している姿があまり思い出せない(笑)

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2万円(懸賞であてた)のカニと対峙するレウカンサ

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母とレウカンサ

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これが人間の女の子であったらどれだけよかったかと感じた瞬間でした。やたら顔を乗せたがりました。そしてこちらが撫でようとするとなぜか去っていく。ツンデレかっ!!

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恋するレウカンサ

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最後の方は寝たきりの状態だったみたいで、現在の飼い主さんが必死に看病をされていました。30㎏位のわんこだったのでとても大変だったと思います。でもそのおかげで最後安らかに行けたと思います。

本当にありがとうございました。レウカンサにかかわったすべての方にお礼を申し上げたいと思います。


田辺家一同は本当に幸せでした。

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向こうでも元気でいてください。マイペースでね。


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ありがとうレウカンサ


結論:別れがあるから出会いがある(by父)


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