奈良 勝手に100名道⑤
県道80号線 《奈良名張線》
奈良市の東部を走る県道80号線は、各方面へのエスケープルートとして大変便利で、その上とても走りごたえのある名道だ。
新しくできた奈良市の斎場を過ぎると、高円山ドライブウェイの入り口をかすめながら真っ直ぐ空へと登っていくような急坂が出迎えてくれる。
続いて大小のヘアピンがつづら折れになりながらさらに登って行き、最後の頂上付近にはコークスクリューが待ち受けている。
その先に直線区間があるが、茗荷(みょうが)郵便局付近でたまにスピード違反の取り締まりが行われているので注意(制限速度40km/h)。
さらに恐らく奈良市で一番寒い水間峠(みまとうげ)を越え、国道369号線との分岐(北は柳生方面、南は針テラス)から月ヶ瀬への分岐までは切り返し祭。
そこから先、やまなみロードへの分岐などを経て名阪国道の山添ICまでは比較的大きなRのワインディングが続く。
山添ICを越えてしばらく行くと、右に逸れるよう標識の指示が。
この先も2車線の道が続くが、道幅は若干細くなる。
名張川に沿って走っていると途中で三重県名張市に入るため、そこから先は三重の県道782号線に引き継がれていく。
アップダウンが激しく、コーナーのバリエーションも豊富、おまけに市街地から近いのでアクセスも抜群。
奈良に来たなら必ず訪れて欲しい道である。
《距離》32km
《信号》5箇所
《カーブの線形》起伏、Rとも変化に富む
《アクセス》柳生、月ヶ瀬、室生,針テラス、(三重県経由で)曽爾村、御杖村など各方面へ効率的にアクセスする事が可能
《取り締まり》スピード違反の取り締まりや、白バイのパトロールもたまにあるので注意
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