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下の2枚の写真を見比べてみてください。1枚目の写真は、約30年前の1993年に世界グランプリ500ccクラスでホンダのワークスレーサーNSR500を走らせる伊藤真一選手。

mundialmotogpさんのInstagram投稿より
marcmarques93さんのInstagram投稿より

そして2枚目の写真は2022年にMotoGPクラスでホンダのワークスレーサーRC213Vをライドしているマルク・マルケス選手。

2人のライディングを見比べると、伊藤選手は頭がマシンのセンター付近に位置しているのに対して、マルケス選手は大きくコーナーのイン側に頭が入っています。

ちなみにタイトル画像はmotogp_gp500_legendさんのInstagramの投稿からお借りしたケニー・ロバーツ選手(前)とバリー・シーン選手(後)の1981年のWGP500ccクラス(マシンは共にヤマハYZR500)の写真です。お二人とも頭がマシンセンターよりも外側に位置しています。


年代によってライディングフォームに違いがあるのは、マシンの変化やタイヤの進化によるものだと思います。

これらの写真が、ご自分のバイクに乗る時のフォームを考えるヒントになるかも知れませんね。

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