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東吉野を経て、高見山までバイクで朝練

朝4時起きで朝練に出発。しばらく雨が降り続いていたので、朝練は10日ぶり。バイクは『ただ乗っていれば上手くなる』というほど甘くはないが、乗らなければ確実にヘタになる。

仕事が休みなので今日はちょっとロングランに出かけよう。目的地は奈良と三重の県境にある高見山に決めた。

4:50 出発

iPhoneの天気予報では5時台に雨マークがついていた。案の定走り始めるとヘルメットのシールドに雨粒がポツリ。走りながら、進行方向の天気を観察する。幸い、いつもの朝練コースの山には雲がかかっていない。まずはいつものコースへ向かう。

昨日の雨でまだ路面がところどころ濡れているので軽目に。天理から桜井、そして鹿路(ろくろ)を抜けて八井内(やいない)交差点を左折し宮奥ダムへ。

交差点を曲がってすぐのトンネル、入ると何か前方がおかしい。天井からのライトがボワッと見える。『霧!?』トンネル内の霧は初めての経験だった。結構怖い。しかもトンネルの中だけ。これは初めての経験だった。

宮奥ダムからさらに抜け道を経由して国道166号線に出る。東吉野村に入ってしばらくすると、前方に高見山が見えてくる。

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《和製マッターホルン 秀麗な山容》とツーリングマップルに書いてあるが、本当に美しい形の山だ。

さらにしばらく行くとどんどん標高が上がっていってループ橋が現れる。ダイナミックな景観が堪能できるループ橋を過ぎると今度は下り勾配に入っていく。

問題はループ橋を過ぎた後の最初のトンネル。トンネルの手前がゆるい左カーブで、トンネル内もそのままの曲率が続いている。

今日これまで通ってきたトンネルは例外なく路面が濡れていたので、ここも絶対に怪しい。しかし、トンネルカーブなので、それなりにバンクさせたまま進入していくと“スッ”とタイヤが滑った。

『わっあぶねー』と思ったが、こういう時は下手に挙動を与えてはいけない。力を抜いて、スロットルを戻したりブレーキをかけたりしなければ、スリップゾーンを通過した後タイヤが再びグリップを取り戻す。

トンネルの冠水や凍結には、本当に注意しないといけないと改めて思った。

この道は松阪牛で有名な松阪まで続いているので、このまま松阪を越え伊勢まで行ってしまいたい衝動に駆られたが、さすがに朝練でお伊勢さん参りは行き過ぎだと思い、ほどほどで切り上げることにする。

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6:10 折り返し地点

増水しているせいか、川の景色が非常に綺麗だった。道路脇に駐車場があったので少し停めてみる。奥香肌(おくかはだ)という地域の案内板があった。

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《一番手前は滝のように大きく落ち込んでいた》

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『岩とくねりながら流れる川のダイナミックな景観》


ここからは元来た道を戻る。

行きしなに滑ったトンネルは、やはり帰りも同じあたりで滑った。非常に危ない。

高見山を越えて、東吉野村に入ったところにある『小さな道の駅 ひよしのさとマルシェ』で少し休憩を取る。

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6:50 ひよしのさとマルシェ

ここは建物の後ろが杉木立で、建物にも木がふんだんに使われていて、トイレも綺麗なので休憩におすすめ。

ヤマザキショップが入っていて、レジで注文するとホットコーヒーが100円で飲める。名物の豆大福も安定の美味しさ。

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8:20 帰宅

栄養補給が完了したので、一気に奈良まで走る。途中、桜井から雨が降り始めた。

夏なのでそれほど不快でもなく、かえって気持ちがよかった。

ひさびさの朝練はとても充実したものだった。やっぱりバイクとは乗れば乗るほど仲良くなれる。

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