マガジンのカバー画像

Rettyのnote

192
Rettyに関するnoteをすべて詰め込みました!
運営しているクリエイター

#デザイン

内定承諾時に抱えていた「事業会社に新卒デザイナーとして入社すること」への不安を今の視点で振り返ってみる

この記事はRetty Advent Calendar 2023の16日目の記事となります! はじめにはじめまして、Rettyの23卒デザイナーの木原です。 大学3年生の頃、とあるデザインとの出会いをきっかけに「自分もデザイナーになりたい」と思い、グラフィックデザインの専門学校に編入した後、この春に待望のデザイナーとしてのキャリアをスタートすることができました。入社してからの半年間を振り返ってみると、さまざまなことを経験し、その中でたくさんの学びを得ることができています。

人生には酒と踊りが必要だ -とあるリードデザイナーのスランプ脱出噺-

Rettyでリードデザイナーをしているヤマモトマユミです。この記事はRetty Advent Calendar 2023の1日目の記事です。 実は2022年半ばから約1年間、リードデザイナーになって最大級のスランプに陥っていました。デザイナーとしての次の成長を描けず、心身ともにバランスを崩したり、やる気がでなかったり・・。 かなりもがき苦しんだ1年間。まわりの手助けをいただきつつ試行錯誤した結果、今年の後半にやっとそのスランプから抜け出すことができました。 このnoteでは

よく似た2つの行動ログを深ぼってみたら、新しい検索体験のデザインに辿りついた

先日、Rettyアプリのメイン機能である「検索画面」のデザインリニューアルをしました。 この施策は、課題発見のために行動ログの分析をしたり手元のアプリで同じ条件を再現したり……と思わぬところから発見を得た自分としても印象に残る改善だったので、プロセスを記録してみたいと思います✍️ Rettyアプリの検索画面とは全国さまざまな飲食店の情報が集まるグルメサービスRettyのメイン機能。自分のよく行くエリアの気になるお店をさがしたり、好きなジャンルのお店を集めたり。ユーザーさんと

Rettyアプリのマップ画面リニューアル。その目的とデザインプロセス

Rettyアプリでは先日マップ画面のデザインリニューアルをリリースしました。このnoteでは、リニューアル背景やデザインのときに考えていたことなどを書いていこうと思います。 Rettyアプリのマップ画面の課題について現在Rettyアプリの中でマップ画面が表示されているのは、主にお店を探す・選ぶことに関わる3つのルートです。 つまりたくさんの選択肢の中からある条件でお店を検索し、マップ上でお店の位置関係などを確認し、複数のお店の中から訪問するお店を決定する……という体験の中

得たいのは率直すぎる反応。社内ユーザーテストでRettyのネット予約フォームを改善した話

2022年10月、Rettyのネット予約フォームが新しくなりました。ミッションは、ユーザーさんがスムーズにネット予約を完了できるように、「直感的な操作」を実現すること。そのために要となったのが、プロトタイプを社内のメンバーに実際に触ってもらう社内ユーザーテストでした。 「何を言われてもおもしろがろうと思った」 そう語るのはRettyのデザイナー・長谷川さん。2022年7月に入社した長谷川さんは4月から始まっていたプロジェクトに入社直後から参加し、プロトタイプの制作からリリ

数値に表れる!ユーザー体験が大きく変わる3つの法則

Rettyでリードデザイナーをしているヤマモトマユミです。この記事はRetty Part2 Advent Calendar 2022の21日目の記事です。 ※ RettyのアドベントカレンダーPart1もよろしくです! 16日に1つ目のアドベントカレンダーの記事を公開しましたが、今年は2つ記事を書きます!1つ目はこちら👇約80個のカップ酒コレクションをまとめました! アドベントカレンダー2つ目の記事は、ユーザー体験のデザインについて。 UIを変えたけどKPIに変化がなか

じわじわハマるカップ酒のデザイン

Rettyでリードデザイナーをしているヤマモトマユミです。この記事はRetty Part1 Advent Calendar 2022の16日目の記事です。 ※ RettyのアドベントカレンダーはPart2もあります! 今回は仕事の話ではなく、私がコレクションしている食×デザインの話を書きたいと思います。 お酒が好きで、特にクラフトビールと日本酒が好きなのですが、数年前からカップ酒にハマり、旅行などで遠出した時には気になるデザインのカップ酒を買っています。コレクションしてい

非デザイナーメンバーとはじめる、コラボレーション&コミュニケーション

Rettyでデザイナーをしている長谷川です。早いものでRettyに入社してからもうすぐ半年が経とうとしています。 Rettyは決して小さくない組織ですが、仕事内容に関しては柔軟なところもあるため、自分から手を上げれば色々なことをやらせてもらえる環境です。 そんな環境を楽しむべく、ここ数ヶ月は社内の色々な人と掛け合いながら自分で仕事を増やして何個かアクションすることができました。 今回はその簡単な記録と、その時に心がけていたコミュニケーションについて書いてみたいと思います。

【社員インタビュー】 プロダクト部門 リードデザイナー|山本麻友美さん

Rettyへ入社したきっかけを教えてください! Rettyへは2017年の6月に中途入社しました。 その前のキャリアとしては制作会社で10年間デザイナーをしていたのですが、クライアントワークメインでダイレクトにエンドユーザーと向き合うことが難しく、事業会社への転職を考えていました。 転職活動中、エージェントからRettyを紹介してもらい話を聞くことになったのですが、実は最初はあまり志望度は高くありませんでした(笑) ただ、選考でRetty社員に会っていく中でどの社員も「ユー

もう途中のデザイン見せるの抵抗なし!周りを巻き込みながらデザインする心構えと方法

Rettyでリードデザイナーをしてますヤマモトマユミ(@mayya)です。 新しくジョインしたデザイナーの方と働き始めた時に、「途中のデザイン見せるのは抵抗がある・・」「デザインを細かく見せながら作っていく方法に慣れなくて・・」など、コメントをいただくことがあります。 今回は、Rettyでアウトプットドリブンなやり方を数年行ってきた私なりの心構えと具体的方法を書いていきたいと思います。今回の内容が「もう途中のデザイン見せるのに抵抗なくなった!」と思ってもらえるきっかけになる

面接で逆質問「もうサービス出来上がってますよね?」への答え

Rettyでリードデザイナーをしてますヤマモトマユミ(@mayya)です。 Rettyでデザイナー採用を本格化して約1年経ちました。 この1年間で、カジュアル面談や情報交換も含めて沢山のデザイナーの方にお会いしましたが、よく同じ質問をされました。本日はそんなよく質問された問いに対しての話です。 よく質問された問い。それは… 「もうRettyってサービス出来上がってますよね?」そんな時、私はこう答えます。 この質問、Rettyだけでなく、長く運営しているサービスの採用担当

Rettyの理想のデザイナーとはを言語化してみた

Rettyでリードデザイナーをしてます、ヤマモトマユミ(@mayya)です。 前回のnoteではRettyのデザイナー評価の話について書きました。 デザイナー評価を作る過程の中で、「Rettyの理想のデザイナー像から逆算して評価を考えていくのがいいのではないか」と、Rettyにおける理想のデザイナーについても議論をしていました。実際に、デザイナースキル評価項目を決める上で、理想のデザイナー像から逆算してスキル分解すると進めやすかったですね。また、デザイナーの採用活動におい

祝Retty東証マザーズ上場!〜デザインの舞台裏〜

Rettyでリードデザイナーをしています、ヤマモトマユミ(@mayya)です。 ※ 2020年10月からリードデザイナーになりました。引き続き、Rettyの成長とRettyをご利用頂いているユーザーさんに食を通じてHappyな体験を届けられるように頑張ります! 2020年10月30日、Retty株式会社は東証マザーズに上場いたしました。 上場にあたり、上場記念ロゴや記念グッズ、上場セレモニーの会場装飾など全体のクリエイティブディレクションとデザインを担当させていただきま

色のデザイン #デザインの引出し

Rettyでデザイナーをしているヤマモトマユミ(@mayya)です。前回のデザインの引き出し第1回から随分空いてしまいました。。 第1回の記事はこちら。 第1回から気づいたら半年。。恐ろしい。第3回は早めに書けるように頑張ります。時間は空いてしまいましたが、第2回は「色のデザイン」について書こうと思います。色と言っても範囲が広いので、今回は色数について。 配色の失敗「色をたくさん使いすぎ」問題とあるキャンペーンのメインビジュアルをデザインしていた時のこと。 「もうちょ