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Rettyのnote

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#組織

Rettyのプロダクト・組織のいま

Retty VPoE(VP of Engineering)の常松です。VPoP(VP of Product)を務めていた野口の後を継ぎ、2023年4月よりプロダクト開発全般(開発・企画・デザイン)の組織をみています。今日はRettyのプロダクト組織の現状と、このタイミングのRettyでプロダクトマネジメントに取り組むことで得られる経験・価値を紹介します。 Rettyはプロダクトマネジメントに正面から向き合っている会社です。界隈の情報を積極的に取り入れ学び、業務を通じて得られ

【社員インタビュー】 プロダクト部門 リードデザイナー|山本麻友美さん

Rettyへ入社したきっかけを教えてください! Rettyへは2017年の6月に中途入社しました。 その前のキャリアとしては制作会社で10年間デザイナーをしていたのですが、クライアントワークメインでダイレクトにエンドユーザーと向き合うことが難しく、事業会社への転職を考えていました。 転職活動中、エージェントからRettyを紹介してもらい話を聞くことになったのですが、実は最初はあまり志望度は高くありませんでした(笑) ただ、選考でRetty社員に会っていく中でどの社員も「ユー

【赤裸々にRettyのデータも公開】誰も教えてくれないリファラル採用の本当の話

みなさんこんばんは。Retty社長室室長の奥田です。 今年も気付けばもう大晦日、明日の元日は朝からフットサルの予定を入れているくらいには年末年始の雰囲気を感じられない生活を送っておりますが、本日くらいは年末らしく何か認めようと思い(本当は広報担当にどやされ)、筆をとっています。 ややagitativeなタイトルではありますが、年の瀬にこれまでのRettyの採用活動について一部自己開示してみようかなと思います。 深い考察を志向した記事というよりは、自己開示により今後の業界にお

元カフェプロデューサーの新卒が半年で10人のチームマネジメントをして、CEOも驚く成果を出した話

はじめまして。 Retty株式会社の新卒プランナー、和田夏凜です。 この記事では、栄養学を専攻し、入社するまでIT企業がどんなものかも知らなかった新卒1年目の私が、プロジェクトをスタートさせて、目標に対してハイ達成でプロジェクトを終えるまでのストーリーを具体的な学びと共に書いています。 興味のある方はぜひ覗いていってください。 👾「毎日自分のカフェのメニューのことばかり考えていた」、IT企業とは程遠かった学生時代の自分👾大学時代、私は千葉県にてカフェを運営してお

デザイナーは代表の良き参謀であれ

野球でキャッチャーのことを「女房」と表現します。投手の能力を引き出すのは、リードするキャッチャーの腕にかかっていることを比喩したものです。投手の能力とコンディションを把握し、打者の特性を理解し、試合状況を読み、試合の流れを作っていく、チームの参謀役です。スタートアップにおける代表とデザイナーの関係も、これに近いものだと思っています。投手→代表 / 打者→ユーザー / 試合状況→市場 / 試合→事業 と置き換えることができます。 形にできることがデザイナーの特性なので、代表と

デザイン組織を作るうえで意識した4つのポイント

ここでいうデザイン組織とは「デザイナーの組織」ではなく、「デザインに向き合う組織」です。職能集団のことではありません。 全員でデザインする組織を目指しました。デザインという曖昧な概念に本気で向き合うためには、デザイナーという職種の人間だけでなく、組織全体で向き合う必要があると考えていたからです。デザイン組織を作ろう!という明確な経営判断があったわけではなく、なんとなく自然とその方向で進んでいました。そのなかで意識した4つのポイントをまとめてみました。 (1) 社長のデザイ

スタートアップの1人目のデザイナーへ

どんな組織・状況・職種であれ、1人目でjoinするというイバラの道をあえて選択できる人は、失敗しても困らない状況や能力のある人か、目標や志を高く持っている人か、もしくはネジの外れたクレイジーな人のどれかです。 僕は能力があったとは言えないけど、どこでもやっていける自信はあったし、ネジがたくさん外れていたおかげで、最悪失敗したとしても死なないから大丈夫だろうとくらいに考えていました。 志だけは高く掲げていたかったので、1人目としての使命感を強く意識して入社しました。特に言語

これからスタートアップに入る人たちへ

僕は今の組織に入る以前は、今よりも大きなの組織にいたので、スタートアップは初めての経験でした。仕組みやルールが整備されている組織にいると、それが当たり前のものだと勘違いしがちですが、それら全てを自分たちでゼロから作り上げていかなくてはいけません。それは想像以上に大変だし、刺激的で楽しいことでした。 スタートアップに必要なのは「やりきれるかどうか」極論これだけあればなんとかなると思っています。逆にこれがないとスタートアップでやっていくことは難しいです。 「やりきる」ために必

まえがき:スタートアップの1人目のデザイナー

僕はRettyというグルメサービスを運営する組織で、デザイナーをしています。Chief Designer という役職で、UI/UXなどのサービスデザイン、広報マーケ、採用・体制などの組織デザインや事業戦略などの経営にも関わっています。営業以外のことは何でもやるような感じで、好きな食べ物はうどんです。 スタートアップの1人目のデザイナーです4年前の2014年の2月に、11人目のメンバーとして入社しました(社員番号の11は、僕が大好きな大谷翔平の背番号11と同じなので、とても気