物件の近くに何があるとうれしいか?

*夏に控えている引越し先を決める上で、あらゆる条件を自分の中で細かく出してみる。「バスとトイレは必ず別」「キッチンコンロは2口以上」「シンクが広い」「できれば日当たりが良い」「リビングとは別に2部屋ある」など、いろんな条件を出してそのうえで、どこまで許容できるのか、優先順位なども勝手に決めてみたりする。いま上げたような条件は、生活していく上でとても優先順位が高いし、不動産会社やネットで検索をするときに、物件を絞りやすい。

けれど、正直、そこまでこだわらなければある程度の条件の物件なんて、いくらでもあるものだ。エリアも、条件も、ちょっとぐらい細かく設定しても、ある程度の数は見つかる。さて、その中からどうやって選ぼう、と思ったときに、「近くに何があるか」だと思った。

その家の「近くに何があるか」。今では物件を紹介するサイトのほとんどに、スーパーが近いなどの情報が掲載されるようになった。しかし、それだけじゃない、「近くに何があるか」、つまりどんな施設を利用したいかにはそれぞれの趣味が出るものだ。

例えばぼくなら、図書館に行きたい。駅までの通り道に図書館があったら、何かの行きや帰りに本を借りたり返したりができる。とくに絵本なんて、図書館があればとっても便利だもの。電車や車で行くよりも、身近にあればぼくの仕事の状況も変わってきそうだ。

他にも「本屋」というのも人によってあるだろう。パンが好きで、朝にパンを食べるとご機嫌になる人なら「おいしいパン屋」もいいかもしれない。「夜中まで空いている喫茶店」が欲しい人もいれば、「ジム」だとか「唐揚げ屋さん」なんてのもあるかもしれない。

「住む場所の近くに何があるか」。これはなかなかおもしろい情報だと思うんだよなぁ。スーパーの近さだけでなく「図書館」とか「映画館」とか「パン屋」とか「花屋」みたいなものを載っけたら、意外に「この物件、イイな」と思う人が増えるかもしれない。


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