人は尊敬しているときのほうがかがやいている

*きのう、ひとつの真理を見つけたよ。もったいぶらずに、もういっちゃおう。人は、尊敬されているときよりも、尊敬しているときのほうが、かっこいい。これは、もうひとつの真理なんじゃないかと思う。

尊敬されている人って、もちろんすばらしいよ。自分にはないものがあって、やりとげてきたことがあって、しかもそこに奢らず今も生きている。そんな人じゃないと、はっきり言って尊敬されないだろう。書いたらちょっとおおごとになっちゃうけど、ちいさなことでもそうだね。やさしい人だって、生まれながらにやさしいわけじゃない。きちんと努力し続けてきている人だからこそ、尊敬する。じつはいま、尊敬してしまうって書こうとして消したんだけど、尊敬してしまうってちょっとちがうような気もするね。信仰っぽくて。

誰かを尊敬する目。こころ。そいつは誰だって持っているけれど、すなおに使うことってむずかしい。相手のことをきちんと見ないといけないからね。きちんと見ずに尊敬するってのは、逆に盲目にも等しいわけだから。その人のすてきなところ、すごいところを見つけて、うやまう。人ってじつは、尊敬されているときよりも、尊敬しているときのほうが、かがやいているのかもしれないなー。


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