見出し画像

ブックカフェをやりたくて

今日は、愛媛の松山で、妻と一緒に家を買いました。

と言っても、新築の一軒家や、分譲マンションではありません。

はたまた、海の見える別荘や、山の手のセカンドハウスでもありません。

とどのつまりは、要するに、小さな店舗が付いている、廃屋の古民家なんですが。

僕たち二人は、この物件を一目見るなり、気に入って、思わず買ってしまったというわけです。

まるで、ずっと探し求めていたレトロな本や、今ではめったに見かけない、アンティークな雑誌を買うように。

もっとも、本や雑誌を買うように、いきなり買ったわけではなく、その前にする手続きが、いろいろあったわけですが。

とにもかくにも僕たちは、手続きを終え、お金を支払い、今日晴れて、この古民家と店舗の鍵を、手にすることが出来たのです。

ちなみに、この建物の一階は、十年ほど前に閉店した美容院の居抜きで、正面から見ると、パリのお店を連想させる、洋風モダンな店舗です。

そして二階は、錆びた小さなバルコニーがあり、古びた窓と廊下の横には、六畳の和室が二部屋ある、日本の懐かしい和風レトロな古民家です。

それはあたかも、昭和の文化住宅や長屋のようでもあり、パリのお店と日本の古民家をミックスした、和洋折衷の不思議な魅力があったのです。

ですから、僕たちが将来やりたいと思っていた、レトロ可愛いブックカフェに、雰囲気的にもスペース的にも、もってこいだと思ったわけです。

それに、場所的にも車や人通りが多く、金額的にもリーズナブルだったので、ほとんど悩むことなく、直感的に、ここに決めたというわけです。

とは言うものの、問題点も多々あって、家中のいたる所が汚れているし、傷んでいるし、天井の一部は雨漏りもするし、とにかく古い家でして。

ですから、修理したり修復したり、あるいは、リフォームしたりリノベーションする箇所は、思いつくだけでも、それこそたくさんあるのですが。

それもまた、僕たちがこの家を選んだ大きな理由でありまして、長い時間をかけながら、二人でいろいろ変えてゆくのが、今からとても楽しみです。

と言うわけで、レトロ可愛いブックカフェを夢見る二人の冒険は、まだ始まったばかりですが、今後も手に手を取りながら、前進したいと思います。

そして時には足を止め、お気に入りの本や雑誌をかたわらに、美味しいコーヒーでも飲みながら、ソファーの上でまったりと、動かないのもありかなと^ ^

P.S. ☟こちらが、お店のインスタです。と言っても、お店は今も準備中なので、お店以外のことなども、いろいろUPしてますが、興味のある方は、ぜひ^ ^

https://www.instagram.com/savignac2022/

もしもサポートしていただければ、そのお金は、ブックカフェをオープンするための開業資金として、大切に使わせていただきます。