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映画「アメリ」のような部屋で暮らしたい!#01~映画アメリとの出会い~

【映画アメリとの出会い】

私はフランス映画の「アメリ」が大好きだ。
高校生の頃にアメリを映画館で見て衝撃を受けた。
映画の内容はさることながら、映画に出てくるファッションや室内のインテリア、映像や音楽の世界観など全てが衝撃だった。
私のセンスの根幹がこの映画で築かれたと言っても過言ではないくらいだ。

アメリが公開されていた当時、私は学校という集団生活の枠組に馴染めずにいた。その頃日本ではギャルファッションが大ブーム。
髪は金髪か明るい茶髪、キャミソールにミニスカートなどシルエットはタイトで露出高めのファッション。私はそのファッションスタイルも自分の中でしっくりこず、好きになれなかった。
そんな時にアメリを見て、自分が求めていたスタイルはこれだ!と思った。

アメリと言えばヘアスタイルは眉上の短い前髪におかっぱの黒髪、
ファッションはベーシックな形のニットやカーディガンにひざ下丈のスカート、くるぶし丈のソックス。
そう。その当時日本で流行していたファッションの全て真逆をいっていた(笑)

と、ファッションの観点からつらつらと述べたが
私は周りの人よりもファッションに関心を持つのが遅かったので
高校・大学時代などは迷走していて、いろんなファッションに挑戦していたと思う。

ファッションの観点から説明した方が私がいかにアメリに衝撃を受けたかが伝わると思い書いたが、
本題はアメリ部屋をつくるまでの道のりだ。

【アメリ部屋を作りたい】

映画アメリと出会い、アメリに感化された私は部屋の雰囲気も真似したいと思うようになった。ファッションを真似するのはわりと簡単だが、部屋をそれっぽくするのは結構難しい。
特に私は空間をコーディネートしたりするのがとても苦手だ。
学生の頃、オシャレな部屋づくりをしている人たちを特集するような雑誌があり、それを見ながら見よう見まねで試みたりもしたが思うようにはできず諦めていた。

大学生の頃、実家が家を建てることになった。
自分の部屋の壁紙とカーテンは好きなものを選んでいいとのこと。
壁紙とカーテンが選べるなら、アメリ風な部屋を作ることができそうだ!と喜んでいた。
とても分厚い壁紙とカーテンのパンフレット。しかもその分厚いのが数冊ある。
これだけあればアメリっぽい壁紙やカーテンがあるだろうとわくわくしながらページをめくった。
しかし、想像しているようなものは残念ながらなかった。
それでも少しでもそれっぽくなるような壁紙とカーテンを選び、ベッドも黒のアイアンベッドを買ってもらえることになり、今までで一番アメリの世界観には近づいたと思う。
ただ、自分の中では納得はできていなかった。

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