新宿中村屋さんの技あり仕込み一本勝負
こんにちは、所長です。
ここではレトルトカレーのパッケージを不定期に紹介します。
カレーの味のレビューはよく見かけますが、パッケージレビューはあまり見ません。
あと30食くらいあるけど即無くなりそうでこわい。
紹介するパッケージについて
今回は新宿中村屋から「技あり仕込みビーフカリー」を紹介します。
2021年1月時点のパッケージデザインは以下です。
1:ブランドを訴求
「新宿中村屋」のマークがパッケージの中でもかなり目立つようにデザインされています。
察するに商品名が王道で、特殊な訴求力が若干控えめなので、何かしら訴求ポイントを設定しようとしたのかな…。
よく見るとエンブレム凝ってますね…
調べてみるとちゃんと意味がありました。以下は公式サイト(http://www.nakamuraya.co.jp/inquiry/faq.html)からの引用です。
中村屋の社章は昭和12年に商標登録されました。上部に配された2匹の馬は双馬、すなわち創業者 相馬夫妻を表し、馬の上部には両家の家紋をあしらっています。右下の碁盤の目のような模様は、西洋の貨幣を数える道具で、商売を表しています。左下の天秤は商売の公平を意味しています。この社章全体で「中村屋の商売は正確正直なり」という意味を持っています。
2:開封口が正面にある
電子レンジ調理が可能であることを強く訴求するため、開封口を正面にデザインすることができます。
これは新宿中村屋のブランドイメージが確立されているので、パッケージのビジュアルデザインだけではなく、開封口の情報も見せることができるのかな、と思います。
3:文字のジャンプ率
細かい部分ですが、文字に抑揚があることによってキャッチーに見えます。
「挽きたてスパイス&特製煎じマサラ」と「で香り豊かに」の部分で文字サイズが変わっています。
文字に抑揚が無ければ高級感のあるデザインになるのかなと思います。
余談
余談ですが、同じシリーズで「濃厚リッチ版」もありました。
パッケージの差異としては…
・色数(赤色が黒色になってる)
・キャッチコピー(キャラメリゼしたワインの豊かな味わい 濃厚リッチ)
・お皿のデザイン(模様がちょっとだけ違ってる)
などでしょうか。
バリエーションを展開する際の参考までに。
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