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北海道産の豚を訴求している

こんにちは、所長です。

ここではレトルトカレーのパッケージを不定期に紹介します。

カレーの味のレビューはよく見かけますが、パッケージレビューはあまり見ません。
いくつか見ていて、量産タイプのパッケージは販売の為の訴求が強く、ご当地や記念などはブランドや商品の特徴を訴求する傾向があるように感じます。

紹介するパッケージについて

今回はベル食品から「北の料理人斉藤正美氏監修」の「北海道 道産豚の角煮カレー」を紹介します。

2021年1月時点のパッケージデザインは以下です。

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1:商品名と豚角煮を大きく表示

なかでも「道産豚」というのが最も大きく、中心にしっかりとアピールしています。「北海道」や「角煮」と比較して、普段目にする機会が無いと考えられます。
文字のジャンプ率を変え、強く表示することによって消費者に深く印象付けることができます。

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2:北海道の訴求

北海道の形がシルエットで表示されています。
北海道はその形に特徴があり、全国的な認知度も高いと考えられます。
県の形状は他の県だと利用しづらい要素です。独自の優位性を認識し、しっかりと利用しています。

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3:「道産豚」のマークが黄色で目立つ

パッケージの中でも唯一黄色が使われているのがパッケージ左下にある「道産豚使用」のマークです。小さくてもしっかりとアピールされています。

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4:監修者のアピール

監修者の肩書と名前をしっかりと出すことによって、権威性を利用しています。

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5:豚角煮の写真で見せる

北海道に豚のイメージはありませんでした。畜産だと、ジンギスカン、牛のイメージが強いです。
また、角煮と言えば沖縄や鹿児島、長崎辺りが有名という印象です。

ですので恐らく、北海道の豚のブランドを知ってもらうための商品です。

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以上です。

地域の素材をアピールすることを強く意識したデザイン
レトルトカレーのパッケージをデザインする際の参考になれば幸いです。

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