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箱根駅伝2023区間エントリー発表

箱根駅伝の区間エントリーが発表された。今日のエントリーを一次として、当日は最大4人まで、2日合計6人まで選手を代えることができる。つまり今日エントリーされた選手がそのまま走るとは限らず、なかには走らないとわかっていながらもチームの戦略上、そこに配置された選手もいる。そういう選手は仮に家族にさえも自分が走らないことを明かせない。なんとも辛い役割である。

さて、今回の優勝候補筆頭は駒澤大学で揺るがない。エントリーを見ても盤石である。2区に田澤選手、4区には鈴木芽吹選手が入った。そしておそらく3区は当日変更で佐藤圭汰選手が入るとされており穴がない。仮に佐藤選手が走らないとしても控えに並ぶメンバーもすごい。ちなみに去年8区の鈴木選手が4区に、4区の花尾選手が8区にエントリーされている。互いに去年は不本意な成績だっだけに、違う区間にしたといったところだろうか。

対抗の青山学院は結構隠してきた。2区近藤選手はいいとして、1区目片選手、3区横田選手。強力な4年生を3人並べてきているが、本当にこのままだろうか。控えには岸本選手もいる、さらに前年3区を快走した太田選手もいる。太田選手は前年ほどの調子ではないかもしれないが、原監督の選手の見極めは我々素人には想像もつかない。なんとなく、そうなの!?と思う配置をどこかでしてきそうな気がしている。

国学院も、中央も、順天堂も多くの選手を隠してきた。1区に吉居大和選手や三浦龍司選手が来るか来ないかでレースがだいぶ変わってしまう。優勝を狙う大学にとっては1区が本当に大事である。2区に置いたエースで加速するか、はたまた借金返済に使うのか、大きな違いである。出遅れが許されない区間だけに重要性がどんどん増している気がする。

ここから1/2まで、駅伝ファンにとっては最も楽しい日々であろう。1/2の朝にエントリーがいったいどうなっているのだろうか。

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