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オレゴン世界陸上2日目

今日も色々あった。歴史を塗り替えた人物も現れた。いよいよ、新しい時代に入っていったのだと、陸上ファンが湧いた一日ではなかったか。

サニブラウン選手(男子100m)で世陸日本人初ファイナル進出(7位)
廣中選手(女子10000m)日本歴代2位の30分39秒(12位)
橋岡選手(男子走り幅跳び)惜しくも2位大会連続の入賞ならず(10位)
田中選手(女子1500m)決勝進出ならず

今日はやっぱりこれだろう。ついに日本人選手が世界の舞台で100mのファイナリストになった。準決勝で着順ならずも+2の枠(3位以下でタイムが良かった2名が決勝に進める)に入り、堂々の決勝進出だった。準決勝・決勝ともに10秒0台で走り、地力の素晴らしさを見せつけた。

上の記事のインタビューでは「満足していない」と語っているが、レース直後のインタビューでは、こう語っている。

自分自身、ものすごく悔しいですけど、やれるだけのことやってここまで来たので。しっかり出しきったから、最終的にものすごく満足できる世界陸上になったのかなと思います。

サニブラウン選手、レース直後のTBSのインタビューにて、2022.7.17

このコメントは司会の織田裕二さんが引き出したものともいえる。逆に織田さんは「それはこっちのセリフだから、あなたはまだ満足しないで(笑)」とツッコんでいる。陸上を愛する織田さんだから許されたセリフだったといえる。予選の話になった時に、リアクションタイムのことを普通に話しているくらいだから、余程陸上が好きなのだろう。一仕事の枠を超えた情報収集をしている。

まだリレーもあるが、サニブラウン選手としてはここで今シーズン一区切りだろう。次なる目標はやはり日本記録だろうか。そして9.9秒の壁を破り、9秒8台に乗せる日もいずれやってくるかもしれない。そうなった時にファイナリストはおろか、メダルへの道も開けてくるのだろうと思う。

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