走る代わりのリングフィットアドベンチャー

ここ最近、走るのをお休みしている。いくつか理由があって、まず暑すぎる。朝起きて走りたいところだが、早朝でも結構暑い。たまに日中走っている人を見かけるが、最も走っていた時期でも自分は夏の日中に走っていなかったので本当にすごいなと思う。それに、ちょっと体調を崩しているので、無理はしないというのもある。

罪滅ぼしというか、その代わりにリングフィットアドベンチャーをやっている。よくできたゲームで、知らず知らずのうちに筋トレをさせられている。もちろん走ったほうがカロリー消費的にはいいはずだが、何やらないよりはマシである。走っていた時期は「走っているからいいや」と思ってやっていなかったが、このところ毎日やっているので良いところが見えてきた。

涼しいところで運動できる

外を走っている時も暑いのだが、走り終わった後になかなか熱が抜けないのが悩みの種であった。エアコンを付けた部屋内で適度に運動しているので、汗はかくものの、すぐにクールダウンができる。走った後もエアコンを付ければ済む話かもしれないが、炎天下を走り続けるのは、慣れた市民ランナーといえども危険な気もしている。気持ちが乗らない時に無理してやるのも良くない。

バランスよく鍛えられる

腕・腹部・足など、部位によるメニューを選択できるので、体全体をバランスよく鍛えることができる。疲れてくると楽なメニューを選びがちだが、最後に何を何回やったかなども表示されて記録に残るのも良い。あれだけ走っていてもスクワットをすると、全然違う足の部位が筋肉痛になるので、走るだけでは鍛えられない筋肉もあるのだなと実感する。

声かけしてもらえる

一人で走っていると孤独なものだが、ゲームの中から声掛けをしてもらえるのはプラスだろう。回数はもちろん「ガンバレ」とか「いいよ」とか、言ってもらえるのはやっぱり有難い。ストーリーもあるので、ある程度は飽きないし、ミッションなどで何かの動きを強制されるのも場合によっては良い。誰かに言われたことを素直に実行するのは案外、気楽なものである。

走らない言い訳をつらつら書いているだけのような気もするが、夏の酷暑が収まるまではこれでもいいかなと思っている。すべてをゼロにしてしまうくらいなら、何か別のモノで続ければよいかと開き直ってしまうのも、一つの手ではないだろうか。