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自分と周囲のギャップ

「あ、髪を切りましたね!」

今日、それを何回言われたことか。いつもならば髪を切ってもあまり気づかれない。しかし、今回は違った。土曜日に髪を切って、週明けの今日月曜に出社したわけだが、いつもよりも周りの反応が多かった。3ヶ月くらい切っていなかったのもあるだろうが、いつもとそこまで形を変えたわけでもない。いや、自分ではそう思っているのだが、一つだけ変えたところがあった。襟足だ。

3ヶ月以上、切っていなかったので、相当髪が重くなっていた。自分の性質上、髪量が多いため、しばらく放置してくるとかなりの重さになる。美容室に行くたびに毎回「(毛量が)多いですね~」といわれる。一種の決まり文句だ。それでも前から見たらそこまでおかしくなっていないから切りに行くのを伸ばしに伸ばしていた(髪だけに)。

しかし、3ヶ月放置した髪型を後ろから見ると、襟足が結構長くなっていたようで、その点を切る前に指摘された。それならばいっそのこと切るタイミングで短くしてみてはどうか?という提案をされたのだ。しかし、これから季節は冬に向かうので、なるべくならば髪は残しておきたい。しかし、普段の生活でそこまで外にいる時間も長くないからあまり関係ないだろうと判断し、結局、短くすることにした。自分では思い付かなかった提案だったので、こういう時にアドバイスをくれる美容室は本当に助かる。

終わってみると、首回りがサッパリとして清々しい。これならば、ドライヤーを掛ける時間も大幅に短縮できそうだ。加えて、冒頭のような周りからの反応である。いつも髪を切って気付かれないのは何だか寂しいなぁと思っていたが、今日はだいぶインパクトを与えたようだ。自分は自分自身の姿を鏡でしかお目にかかることはないが、他人は前も後ろも横も見ているのである。後ろから見られている自分がどう見えているなんて考えたこともなかったが、人は意外と髪型で人を判断しているらしい。自分の印象と周りが思っている印象って結構違うものだと確認できた一日であった。たまにはすっぱりと切ってみるのもいいものである。

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