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マジック面白セリフ集10(英語から日本語、さらに発展へ)

毎度おなじみ、レストランマジック研究所小林です。

さて、何とか2ケタ代に記事数がなりました(笑)。
今回も英語の一言笑いフレーズを解説するという、なんとも
酔狂なことを進めていきましょう。

正直、今回はあまり役に立たないかもしれませんが
文化の差ですとか、知識って大事だな、ってことにつながるかと
なると思います。

さて、今回のフレーズは
Do you know why I use Bicycle cards? So I can take
you for a ride.

日本語にすると、なんでバイスクルのカードを使うのか知っていますか?
それはね、あなたをだまそうとしているからですよ。

という感じになります。

どこに「だます?」がとなりますが、実は
take 人 for a ride
という熟語で、「人をだます」という意味になります。

元々Takeには「盗む」のような意味もあり
ちょっとマイナスなことも示すことができる
動詞になるのだと思います。

そういった熟語とバイスクルバックの自転車にひっかけている
ギャグになるわけです。

日本語では使えないものではありますが、こういった
ある種の「うまい!」みたいなセリフって
使えると、演技の際にちょっと締まりますね。

日本だと「なぞかけ」に近くなるかと思います。
うまくかけられると、褒められるってことで。

というか、僕らは噺家さんでもないですし、ねずっちさんでも
ないのですから、あらかじめ作っておくのがいいですよ。

お客さんから言われそうな単語でのなぞかけで
上手く行ったら、お客さんから面白い!のチップが出るかも
知れないわけですし。

で、そういったなぞかけのためには、いろんな知識が必要になってきます。

まずは芸事に属しているのですから、その近辺のことを
知っているというのは、必要な知識になるかもしれません。

若いお客様を相手にするなら、ティックトックの流行っているものや
人気の芸人さんなど、およびそのネタなどを知っておくのが大事に
なるかもしれません。

お年を少々めされた方なら、ちょっと前のドラマとか
映画とかがネタになるかも、ですね。

個人的には落語や落語家さんなどを知っておくと、笑いのセリフにも
つながっていきますし、年上の方には響くことになります。

銀座に出ていた時などは、数を数えるタイミングで何かあれば
「時そば」じゃないんだから、なんていうことも。
たまたま上手く行ったことがあった際
「・・いや、止めておこう、夢になるといけねーや」
とか、年末にクリスマスムード満載の中「芝濱の季節ですね」とか。

まあ、だいぶ渋い笑いになるかと思いますが、それに反応してくれる方は
それなりの方ってことで。

マジシャンだからこそ、マジック以外の勉強をっていうのも
この辺にかかわってきますね。

何かの参考になれば幸いです。

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