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報72 Melody's Escapeレビュー

Melody's Escapeという、steamのゲームを購入しました。
手持ちの音楽ファイル(mp3、flac、iTunesで購入したm4a形式も可)を使用して、ステージが自動作成されるタイプの音ゲーです。

基本ルールとしては、ステージをメロディーちゃんが走ったり飛んだりする最中に空中に円形のノーツ4種(上下左右)と、地面に矢印のノーツ4種(上下左右)が来るため、タイミングよく該当のボタンを押す事でスコアが得られるゲーム。
判定ラインはメロディーちゃん自身。 判定はPERFECT、GOOD、OK、MISSの4つ。 厳密にはMISSはERRORとTOO LATEに分かれているようだがリザルトでは一緒くたにカウントされている模様。

プレイ画面はこんな感じ。

早い話が、操作がもうちょっと直接的になったビブリボンです。
CDではなくPCにある音源ほぼ全て使用できるため、選択肢が爆発的に上がりました。こんなゲームを待っていた!(10年前のゲーム)
自動作成の精度は割と高め。ビブリボンのように、なんの音を取っているか全く分からないという場面は少なめです。 ただ、ビブリボンのようにめちゃくちゃな難易度にならない為、曲による差も小さ目。ビブリボンだと嘉門達夫のCD入れると地獄絵図ですが、このゲームはそうでもないです。
判定はモードにも寄りますが基本的に辛く、弐寺でいうピカグレと黄グレ程度しか猶予が無いように思えます。

賛否分かれるところとしては、アドリブが全くないところでしょうか。ビブリボンはノーツ(ステージ)がない部分でボタンを押すと、いくらかアドリブボーナスが入る(らしい)のですが、このゲームは完全に空打ちミス取られます。 自分で勝手に難易度を上げる楽しみ方は出来ないようです。

…というわけで、Melody's Escapeを数時間遊んで、とりあえず分かった部分などを書いてみました。 また新たに発見があれば今後追記するかもです。


モード説明

RELAXING

基本的に空中も地面も右ノーツしか来ない。十字キー・ABYXどちらでも反応する。そして判定がデカい(光りやすい)モード。 厳密には2ボタンあり、途中で左右が切り替わるがかなりの間隔で同じ方向が来る。
ただし、とある曲で試したところ、RELAXING~INTENSEまで全て159ノーツであった為、単純に操作性や判定の違いしかない模様。

MEDIUM

4ボタンモード。 空中・地面ともに上下左右のノーツが来る。ABYX、十字キーどちらでも反応するモード。

INTENSE

8ボタンモード。 空中・地面ともに上下左右のノーツが来る。空中はABYX、地面は十字キーのみで反応するモード。 例えば、空中で十字キーの方向を入れてもミス扱いになる。

OVERLOAD

おそらくだが、BPM倍取りモード。 このモードだけノーツがものすごく増える。 操作は8ボタンと同様だが、地面ノーツがダブルノーツになっており、例えば上向きなら十字キー上とYボタン(Switchで言うXボタン)を同時に押さないといけない。

選曲画面

モード選択後は選曲画面に移行します。
曲を選び、Aボタン(SwitchでいうBボタン)を押すと、Music Infoとともにプレビューが流れるので、PLAY THIS TRACKで決定。

bundled music

所謂デフォルト曲。 6曲入っています。

Recent Files

最近プレイした曲の一覧。画面サイズによって違いがあるのか分かりませんが、直近23曲まで出るようです。

Favorite Files

お気に入り登録曲。 選曲画面で選曲し、Music Infoが出ている状態(プレビュー状態)でYボタン(SwitchでいうXボタン)を押すとお気に入りに登録可能です。
よくプレイする曲や、判定確認に使用する短い曲を入れておくと良いかも。

My Music

PCのMy Musicから選曲。 フォルダを徐々に掘り下げていく感じ。 iTunesでリッピングした曲なら、例えば、iTunes>iTunes Media>Music>(各アーティストのフォルダ)>(アルバムフォルダ)>各楽曲…といった感じ。

この選曲画面が曲者であり、Bボタン(SwitchでいうAボタン)で戻ると一気にメインメニューまで戻される。 フォルダ階層を1個戻りたい場合は、最上段にある「…」を選んで決定(Aボタン、SwitchでいうBボタン)を押さないといけない為、慣れが必要。

C:/

Cフォルダ階層。 My Music以外から選曲したい場合はこちら。

Favorite Folders

よく分からないのがコレ。 おそらく、Favorite Filesに登録されている楽曲の、1つ上の階層(アルバム)が表示されていると思われる。


GENERAL OPTIONS説明

面倒くさい…もとい、俺自身が良く分かっていないのでとりあえずGENERAL OPTIONSのみ分かる範囲で説明します。 直訳はGoogle翻訳を利用。

show accuracy floating texts

『精度フローティングテキストを表示』。
デフォルトでは「Only Errors」になっています。MISSした時のみ表示となっており、ノーツが押せた時はPERFECT・GOOD・OKのどれだか分からないようになっています。
スコア気にする音ゲーマーであればYES(全ての判定で表示)にした方が良いと思いますが、ONにしてもめちゃくちゃ文字が小さいです。

show countdown when resuming

『再開時にカウントダウンを表示』。
一時停止が出来る為、途中からゲームに復帰する際のカウントダウンを表示するかどうかを聴かれます。

cache track data

『トラックデータのキャッシュ』。

→cache track data on the disk for each specific music file.
greatly improves loading time when playing thesame music again.
『特定の音楽ファイルごとにディスク上のトラックデータをキャッシュします。 同じ音楽を再度再生するときの読み込み時間を大幅に短縮します。』
説明書きの通りかと。容量見てないのでどれくらい増えてるか俺自身分かりません。

camera zoom

『カメラズーム』。
引きの画になるか、寄りの画になるか選択できます(100%、88%、75%、120%)。
このゲームには基本的にHS設定がないため、唯一HSに該当するような項目がコレ。 ノーツが密集するようなゲームでもないので、お好みで。

background scrolling 

『背景スクロール』。
ハーフスピードやオフなどが選べます。 メロディーちゃんの進行に合わせて背景も動いていますが、かなり目が疲れるのでオフにしています。

use distinct direction color in intense mode

『インテンスモードで明確な方向色を使用』。
地面ノーツの色に、空中ノーツと同様方向色を使うか統一色(灰色?ピンク?)を使うか問われます。 YESにしてもNOにしても色が出てくる場合があるので謎です。

invert color direction icons on double arrows

『二重矢印の色の方向アイコンを反転』
OVERLOADモードに関係するのだと思いますが、試しましたがよく分かりませんでした。 君の眼で確かめよう!(投げやり)。

use full circles for light orbs art

 『ライトオーブのアートに完全な円を使用する』
通常、空中ノーツは3/4程度の円で描かれており、方向を示す場所が濃くなる形状になってます。 これを完全な円形にするか問われます。お好みで。 

その他

Customize appearanceから、メロディーちゃんの外観を変更することができます。 デフォルトでもいくつか入っていますが、steamのワークショップからダウンロードする事で、有志が作成したスキンを利用することができます。 またcolor schemeからノーツの色を変更することもできるので、俺はSFCのボタンカラーのスキンを利用しています。
このゲームの最大の特徴からか、この項目だけ取り上げられてる記事が多いです。

CALIBRATIONから音声と映像のタイミングをズラす事が出来ます。判定ライン自体を変えることはおそらく出来ないっぽいので、ここから微調整するしかないようです。

Melody's Escape2も発売されているようですが、ビブリボンのような横スクロールである本作に対し、2は縦スクロールのようです。 なんか見づらそうですし、セールで本作の方が安かった(325円)ので旧作であるこっちを購入しました。
手持ちの曲でポチポチ遊びたい音ゲーマーはぜひ。

サポート頂けると、恵まれない大人にワクチン(リポD)を買ってあげる事が出来るので、気が向いたらよろしくお願いします。