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ボランティアバスがもういっぱいでした

「じゃあ自分で行く場合どうするの?」

ということで、

・個人でボランティアに行く
・車を利用する
・ボランティア保険に事前に入る(現地でも対応している場合が多いです)
・愛媛県在住

という場合の準備についてまとめました。

1.「行く場所」を決める

ボランティアを受け付けている地域一覧(8/7)

・宇和島市(吉田町)
・大洲市(旧大洲市)
・西予市(野村町)

リンク先は各地の災害ボランティアセンターです。
※大洲市は現在団体の募集のみとのこと。

2.登録用紙を手に入れ記入する

これはボランティア当日に提出するものです。

宇和島市の場合
・自宅印刷 →こちら
・コンビニプリントは下記参照
セブンイレブン
予約番号:YCQM4PF9
上記以外
ユーザー番号:4NBPPWPQ65、ファイル名:宇和島ボランティア登録(個人)

西予市の場合
・自宅印刷 →こちら  災害ボランティア受付票(個人用)pdf
・コンビニプリント 
セブンイレブン: 予約番号:TUD8MD5T
セブンイレブン以外
ユーザー番号:4NBPPWPQ65
ファイル名:西予ボランティア登録(個人)

3.高速道路料金無料化手続き

(「急きょ時間が空いたから行こう!」と思った場合、書類がないと高速道路が無料で利用できません。が、無料化?いやいい!という場合は3をとばしてください。)

 ①「災害派遣など従事車両証明に係るボランティア証明書」を手に入れる。→このページのstep1のイラスト下に一覧が。コンビニプリント用の注文番号もあります。(申請の流れについてもわかりやすいです)

 ②①を記入し、現地災害ボランティアセンターにFAXを送る。

  宇和島市 FAX: 0895-24-7889
  西予市 FAX: 0894-72-0024

※お盆休みなどの休所日(8月)
宇和島市災害ボランティアセンター:13~16日
西予市災害ボランティアセンター:8 、13~15、25日
(※8.16追記、西条市は8/18・20・23・24・25・27・28・30・31休所日追加)

 ③現地災害ボランティアセンターから押印された②のFAXが送られてくる。

 ④③を持って最寄りの都道府県・市町村担当窓口へ

松山市の場合 松山市役所5F危機管理課へ
(提出書類)
 ・③の用紙
 ・災害派遣等従事車両証明申請書の記入
 ・車検証の提示
  ↓
往復分の無料化に必要な書類4枚をもらう(高速道路で職員に提出する)

→注意事項(リンク先ページの一番下)

4.ボランティア保険に加入(ボランティア当日、現地で対応してくれる場合も)

ボランティア保険は最寄りの社会福祉協議会へ。

私は松山市社会福祉協議会(松山市総合福祉センター内)へ行き、加入しました。
・災害ボランティア登録票を記入、提出
・ボランティア保険について説明を受け、プランを選び申込みする
・代金の支払い(プランによって異なりますが、私は基本タイプAプラン¥350にしました)

ボランティア保険に加入すると今年度3/31まで適用されます。
松山市ボランティアセンターはボランティアバスの受け付けもしています。が、8/12まで運行のバスは予約でいっぱいでした(時々キャンセルはあるようです)。

5.当日の服装・持って行くものを用意する

当日の服装や持って行くもの
→熱中症対策

6.その他参考になる記事

→学生ボランティア向け交通費支給
→ボタンティアの心得など
→参加者による準備物のおすすめ   
→ボランティアの流れ

5.当日の受付時間や受け入れ状況、道路状況をチェックする

(8/7時点)受付時間
宇和島市・西予市 8:30~10:00
(受け入れ人数に制限があります。情報は日々変わっていきますので、事前にもう一度現地災害ボランティアサイトをご確認ください)


まとめ

ボランティア保険に加入を済ませ、車で現地ボランティアセンターにいく場合の準備について書きました。おさらいですが、

1.行く場所を決める
2.登録用紙を手に入れ記入する(現地で提出する)
3.高速道路料金無料化手続きをする
4.ボランティア保険に加入する
5.服装や、持って行くものを準備する
6.その他参考記事
7.受付時間や現地情報を事前にチェックする

書類の準備をしたり情報を調べて感じたのは、

・高速道路の無料化はFAXない人はすごく困る。
・手続きが煩雑に感じる。
・現地状況によっては行っても活動できない。

ということ。その上で

ボランティアバスがありがたい

と切に思いました。ボランティアバス(松山⇔宇和島)は前日17時までの受付で申込みでき、

・高速道路無料申請の申請がいらない
・ボランティアで疲れた体に優しい

というメリットがあります。そのかわり、

・持っていく荷物が限られてくる。

というデメリットもありますが…。

ボランティアバスは7/27-8/12までの運行で、6日地点でもう予約がいっぱいでした。お盆以降の運行は未定だそうです。

受付窓口の方は「現地の要請があるかどうか…」「現地は収束しつつあるようので…」とという雰囲気で、現地での受け入れ体勢との連携が要のようです。

一方で、「人手が足りない、ボランティア受付にもれてしまった人を集めます!」という方もいます。吉田町に関してですが、活動されているグループはいくつかあり、毎日の作業で体力的にも精神的にも極限の状態の中、色々なところから来るボランティアさんの統括もされています。
住民が避難しているため援助要請がされないままになっているところもあるそうです。

→宇和島市吉田町の現在の状況

今回の西日本豪雨で様々なボランティア団体がたちあがりました。私は「チアアップえひめ」のお手伝いをしています。できるだけスマホだけで済ませられるように、メンバーの方が必要書類がコンビニプリントできるようにしていました。すごい。

ボランティアに行くための準備をしてわかったこと

情報はたくさんあるのですが、「自分がこういうの調べるの果てしなく下手くそ」ということを再確認しました。例えば高速道路無料化についての手順を調べている際に「災害派遣車両証明書」という文字を素通りしていたり(軽トラや重機の事かと思っていました)。

しかし色々な人がボランティアに行く人を支援するための情報を毎日発信してくれる方がいます。最新の情報がわかるように配慮しているサイトも多いです。

「ボランティアに行きたいけど、それまでの準備が大変」と感じる方もいるのではないでしょうか。

ボランティアバス、続いてくれるといいのですが…

バスを利用されるとしても、ボランティア保険を加入しておくことをおすすめします。比較的スムーズにボランティア活動が開始できるかもしれません。

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※この記事は「個人で車を利用してボランティアに行く」というものですが、下記はもっと詳しく書かれています。
宇和島市吉田にボランティアに行く
大洲市にボランティアに行く
西予市野村町にボランティアに行く


どの地域のボランティアが足りないのか参考になるページはこちら
愛媛県ボランティア数動向

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