半田一郎|子育てカウンセリング・リソースポート

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半田一郎|子育てカウンセリング・リソースポート

https://www.resource-port.net/ 茨城県守谷市にあるカウンセリングルームです。noteでは、スクールカウンセラーのための情報を発信していきます。 心理士・心理師を発見するサイト(https://psychologist.link)も運営しています。

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最近の記事

スクールカウンセラーのためのOnlineコミュニティ2024

R6年4月からの参加者を募集中です。 スクールカウンセラーは、学校でただひとりの心理職です。心理職として、スクールカウンセラーとしてどう動けばよいか、色々な場面で、迷ったり悩んだりすることが多いのではないかと思います。 学校という多くの教職員の中でただひとりの心理職として活動してるからこそ、スクールカウンセラーには仲間が必要です。自分ひとりではなく、他のスクールカウンセラーと悩みや迷いを共有し、一緒に考えることが、本当に大切だと思います。 同じスクールカウンセラーとオン

    • スクールカウンセラー配置状況の都道府県ランキング(R3年度)

      スクールカウンセラーが学校でどの程度の時間勤務しているかをご存知ですか? それが、意外と都道府県によってまちまちなのです。 学校保険統計調査のデータからスクールカウンセラー配置状況の全国の都道府県ランキングを作成してみました。 満点で5点です。得点は、その都道府県の週あたりの各学校(小中高校の平均)でのスクールカウンセラーの活動時間と近い数値になっていると思います。 お住まいの都道府県はどうでしょうか? スクールカウンセラーの配置は、小学校、中学校、高校で状況が違います

      • 無料オンライン講演会『子どものSOSの聴き方・受け止め方』

        講演会の概要 日時 2023年7月22日(土)午後7時30分~9時30分  Zoomによるオンライン開催  ※アーカイブ視聴は7月24日~8月6日まで 後援:茨城県青少年家庭課、 茨城県公認心理師協会 参加費:無料  参加は無料ですが、任意で活動応援寄付(一口500円)を受け付けております。何口でも歓迎です。  寄付いただける方は、チケットと同時にお申し込みください。 どなたでもご参加いただけます  当日参加とアーカイブ視聴:定員200名  アーカイブ視聴のみ:定員無

        • 自傷行為のある生徒への学校現場での支援

          スクールカウンセラーとして勤務していると子どもの自傷行為には必ず出会うと思います。そういった時にどう支援したら良いか迷うことも多いと思います。自傷行為のある生徒への学校現場できる支援について解説しました。 自傷は望ましくない行動ですが、子どもは必要があって行っています。大人は止めさせたいと思うのが自然ですが、子どもはやめたくない(やめられない)のです。そのため、大人は子どもとの協力関係を持つことが難しいこともあります。また、自傷は守秘義務の範囲外とされるため、情報共有や連携

        スクールカウンセラーのためのOnlineコミュニティ2024

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        • スクールカウンセラーに役立つ みんなの note
          21本
        • 自分用
          1本
        • 金子書房note
          13本
        • 自分の心の安定のために
          3本

        記事

          スクールカウンセラーのためのオンラインのグループ

           カウンセラーとしてしっかりと活動していくには、スーパビジョンが大切だと言われています。しかし、スーパービジョンには、費用がかかることや敷居が高いことなど色々なハードルがあります。学びたいと思っているSCも多いと思いますが、なかなか学べる機会が少ないと思います。 このグループは、そういったハードルを可能な限り低くしています。 このOnlineグループのおすすめポイント・参加費が格安です。  毎月1,100円のサブスクリプション制です。 ・少しだけ参加して、実際に確かめてか

          スクールカウンセラーのためのオンラインのグループ

          教育支援員さん学習補助員さんに向けて個別のサポートが必要な子どもへの関わり方

          どの学校でも、小学校低学年のクラスに落ち着きがない子や授業になかなか参加できない子がいると思います。そういう子どもたちのために、教育支援員や学習補助員と呼ばれている人がそばについていてサポートしていることも多いと思います。スクールカウンセラーとして、そばで見ていると学校には本当に必要な人材だと思います。ただ、そういった方たちは、研修をうけたり、その子への関わり方について学校の先生方と話し合ったりすることがあまりないように感じます。 そういった教育支援員さんや学習補助員さんに

          教育支援員さん学習補助員さんに向けて個別のサポートが必要な子どもへの関わり方

          【動画視聴】スクールカウンセラーが使える解決志向アプローチのエッセンス

          有料での動画公開は終了しました。(2022年8月31日) この動画は、2022年4月2日に行われた『【オンラインセミナー】スクールカウンセラーが使える解決志向アプローチのエッセンス』のアーカイブ動画(120分)です。 このオンラインセミナーは、スクールカウンセラーとして学校で活躍し、子どもたちをサポートしたい人のための研修会です。 アーカイブ動画は、2022年8月31日までご視聴いただけます。その後は、予告なく動画を削除する可能性があります。 今までの所の参加者の感想

          【動画視聴】スクールカウンセラーが使える解決志向アプローチのエッセンス

          いじめの重大事態とは

          いじめ重大事態とは(法律の定義)いじめ問題を考えるときに、一番重要なことは、「いじめ防止対策推進法」に書かれている内容です。その次に重要なことは、文部科学大臣の決定による「いじめ防止等のための基本的な方針」の内容です。さらにその次には、各都道府県のいじめ防止についての条例、各種ガイドライン、各学校のいじめ防止基本方針が重要となります。 そこで、まず、「いじめ防止対策推進法」に重大事態がどのように書かれているか見ていきます。「いじめ防止対策推進法」の第二十八条にいじめ重大事態

          いじめの相談と守秘義務

          スクールカウンセラーなどの心理職向けの記事です。 毎日新聞に、「いじめ相談内容、保護者の意向に反し学校に漏らす 西宮市教委」という記事が掲載されていました。 スクールカウンセラーや心理職として、この問題は誰にでも降りかかってくる問題だと思います。記事を元に考察してみました。 組織の問題と捉えるべきでは? 教育行政という大きな組織の中の中で、(おそらく非常勤の)心理士による相談活動は組織の動きの中のごく一部分を担っているに過ぎません。組織がしっかりと相談活動の役割や機能を

          【アーカイブ視聴】スクールカウンセラーはじめの一歩

          有料での動画公開は終了しました(2022年8月31日)。 2022年2月11日に行われたオンラインセミナーのアーカイブ動画(90分)をご視聴いただけます。 注意事項 ・資料は、ご購入いただいた方のみがご自身の研修のためだけにご利用ください。他の方に共有することはご遠慮ください。 ・動画のURLは、ご自身のみでご利用ください。他の人に知らせたり、一緒に視聴するなどはご遠慮ください。 ・2人以上で視聴する場合は、視聴いただく人数分をご購入ください。 ※有料エリアに動画を貼り

          【アーカイブ視聴】スクールカウンセラーはじめの一歩

          スクールカウンセラーのためのOnlineコミュニティ

          スクールカウンセラーは、学校でただひとりの心理職です。心理職として、スクールカウンセラーとしてどう動けばよいか、色々な場面で、迷ったり悩んだりすることが多いのではないかと思います。 学校という多くの教職員の中でただひとりの心理職として活動してるからこそ、スクールカウンセラーには仲間が必要です。自分ひとりではなく、他のスクールカウンセラーと悩みや迷いを共有し、一緒に考えることが、本当に大切だと思います。 同じスクールカウンセラーとオンラインでつながって、思いを共有しながら活

          スクールカウンセラーのためのOnlineコミュニティ

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          学校という場を活用したスクールカウンセラー活動の工夫

          日本評論社から出版した『教師とスクールカウンセラーのための「チーム学校」入門』をもとにして、「チーム学校」の中でスクールカウンセラーが活動していくための工夫を紹介しています。前編、中編、後編がそれぞれ40分弱あります。 前編は、スクールカウンセラーは、どこで何を援助するのかについて解説しました。 動画中で紹介した文献 「スクールカウンセラーと教師のための「チーム学校」入門」 半田一郎 日本評論社 「学校心理学-教師・スクールカウンセラー・保護者のチームによる心理教育的援助サービス-」 石隈利紀 誠信書房 講師著書 「一瞬で良い変化を起こす 10秒・30秒・3分カウンセリング:すべての教師とスクールカウンセラーのために」 平成29年1月 ほんの森出版 学校で子どもたちへの声かけなどについて具体的場面毎に解説しています。 http://amzn.to/2ixTShg 「一瞬で良い変化を起こす カウンセリングの “小さな工夫" ベスト50:すべての教師とスクールカウンセラーのために」 令和元年7月 ほんの森出版 子どもたちとのカウンセリングについて、アセスメントから介入まで具体的な方法を解説しています。 https://amzn.to/2Ksh1An 「スクールカウンセラーと教師のための「チーム学校」入門」 令和2年4月 日本評論社 スクールカウンセラーの活動やチーム学校について、現場の実践を理論的に検討しています。 https://amzn.to/39PdXv3 講演のご依頼について https://www.resource-port.net/kenshuu-irai/ ケースコンサルテーションについて https://www.resource-port.net/psychologist/menu/

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          なかなか謝れない子どもへの指導

           この記事では、謝れない子どもがきちんと謝れるようにどう指導していくのかについて解説しています。「悪いことをした子は、謝らないといけない」という指導は必ずしも効果がありません。子どもが自分自身には悪意がないから「自分は悪くない」と捉えがちだからです。そういう場合にも、自分から謝れるように促す工夫があります。ぜひ、日頃の指導に取り入れてほしいと思います。 「ごめんなさい」が言えない子ども 学校の先生方への研修を依頼されることが多いのですが、そういった研修会の中でお話ししている

          忘れ物対策。ADHDっぽい感じの私からのお勧め。

          大人になってから気づいたのですが、自分自身ADHDっぽい感じがあります(あと、聴覚過敏があります)。  例えば、小さな頃から今でも、物の数を数えるのが不得意です。自分がそうだから、みんな物を数えるのが不得意なんだと思っていました。  並んでいる物を数えるときに、指が指している物よりも先に目と頭は進んでしまいます。だから、指が指している物が、5だったのか、6だったのか、7だったのか分からなくなってきます。ご飯を炊飯するときにお米をカップで計量するときもそうです。例えば、こん

          忘れ物対策。ADHDっぽい感じの私からのお勧め。

          子どもがカウンセリングに行きたがらない場合

           この記事では、子どもがカウンセリングに行きたがらない場合に、保護者だけでカウンセリングを受けてみることをお勧めしています。「子どもがカウンセラーに相談してくれたらいいのに」と思っても、なかなか子どもは相談したいとは思いません。親としては、ガッカリしたりイライラしたりするのも自然です。まずは親がカウンセリングを受けてみることで、子どもがカウンセリングにつながりやすくなります。その時の大切なことをいくつか解説しました。 カウンセリングも身近になりました 学校を休みがちになった

          子どもがカウンセリングに行きたがらない場合

          学校へ要望を伝えるコツ

          合理的配慮の求め方 この記事では、学校に要望を伝えるときの陥りがちな問題と、上手く伝えていくための工夫を説明します。合理的配慮の考え方に基づくと、手立てや方法に焦点を当たりがちですが、かえって要望を理解してもらいにくくなってしまうことがあります。まずは、困り感やニーズを伝えることがスタートなのです。 はじめに 発達障害や発達障害グレーゾーンのお子様を育てていると、学校に対してお願いをしたり,要望を出したりすることも必要になると思います。でも、保護者の皆さんからは、「学校には