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リゾートワーク部の奄美大島レポート~2022年8月版

夏本番、8月。

奄美大島に、観光客が多く訪れる時期でもあり、島外から帰省する人も集まるため、島に滞在している人の数が1年で最も多い時期です(たぶん)。

逆に人が多すぎて、旅費が高くなりやすかったり、なんだったら宿が見つからないこともあるため、観光旅行で来島するのはあまりオススメできない時期なのはナイショです・・・(笑)。
※今年は晴れも多く、アクティビティなどには最適な環境ではありましたが・・・

今回は、観光客の数もコロナ以前に近づき、レンタカーをたくさん見かけた暑い8月の奄美大島のトピックを、リゾートワーク部の加藤がレポートします!

夏まつり、カムバック・・・!?

夏といえば、夏まつり。

奄美大島の夏の風物詩でもあり、新型コロナウイルスのパンデミック以前においては、夏は毎週末、どこかでお祭りが行われているといっても過言ではなく、逆に毎週お祭りに行くゆえに夏は海に行けないというよくわからない状態になってしまう島の暮らしだったりもしたのですが。

全国各地と同様、夏まつりの開催見送りが続き、伝統の船こぎ競争で盛り上がることもできなかったここ2年(逆に海に行き放題の夏だったともいえる)。

新型コロナ感染拡大は続きつつ、行動制限は解除されて迎えた2022年は、完全に元通りとまではいきませんでしたが、夏まつりが(限定的にではありますが)戻ってきました!

夏まつりといえば花火!

島内最大の奄美まつりは、屋台もなければ船こぎ競争も八月踊りもなし、とやはり(折り悪く感染拡大による島内医療逼迫の時期と重なったこともあり)新型コロナウイルスの感染拡大の影響を大きく受ける形となってしまいましたが、それでも打ち上げ花火は死守。

近いので迫力があります。3歳の娘は楽しめますが、1歳の娘は大号泣

私は東京にいた頃に江戸川や隅田川の花火大会も見に行ったのですが、それに比べると大きさや数ではもちろん劣るのですが。

人の数も少ないのと、比較的港の近くで打ち上げられるため、迫力のある花火を快適に楽しめるので、むしろこちらのほうが気に入っています(帰りも10分ちょっと歩いたら自宅に着くし)。

来年はフルスペックの夏まつりが各地で楽しめることを期待している今日このごろです。

七夕・旧盆

奄美大島では、旧暦で七夕とお盆を迎えるのが一般的です(細かくは地域によるそうですが・・・)。

2022年は、8月4日が七夕(旧暦7月7日)、

そして8月10日~12日(旧暦7月13日~15日)がお盆、でした。

移住してくると、子どもの通う保育園などで七夕が7月に行われず「あれ・・・?」と最初はわけがわからなかったのですが、数年住むと「今年は何日なんだっけ?(旧暦なので日頃の暦上の日程は毎年変わります)」と順応できるようになります(笑)。

商店街にも七夕飾りが飾られます(今年は8月に)

ちなみに、奄美大島はお盆はしっかりお盆するので(?)、旧盆の期間に来島すると、軒並み飲食店なども閉まっていることには注意が必要です。「まあ、観光シーズンだし、どっか開いてるでしょ」くらいの気楽な気持ちでいると、思っているよりどこも閉まっていて絶望する可能性が・・・。

(そもそも8月自体があまりオススメの時期ではないのですが)夏に観光で来島する場合には、旧盆の日程は事前におさえておき、避けた日程を組むのがベターです。

逆風っち、ぬぅだりょん?

ここ最近、野球部の躍進を中心に離島の高校として話題となっていた大島高校。

実は奄美大島には他にも3校、高等学校があるのですが、なかでも8月話題となったのが、SNSでポスターがバズった奄美高校。

基本的には、島内の学生が進む高校で、島内向けのポスターではあるのですが、逆風を意に介さない、公立高校としては斬新な生徒募集のポスターが、SNSでのバズをきっかけに注目を集めました。

こういうおもしろい取り組みが突然起こるのは、自由な空気が流れている島ならでは、なのかもしれません。

そんな自由な空気の奄美大島でのんびり活動するリゾートワーク部では今後も地道に情報発信を続けていきますので、応援してくださる心優しい方は、ぜひスキやシェアをお願いします・・・!