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鬼怒川温泉の新しい可能性をひろげる改装 四季折々の絶景を楽しむ新施設が登場! 三日月グループが目指す、広大な寛ぎのカタチ。

新たに注目を集める、日光・鬼怒川エリア。女性にも優しい旅物語の提案を。

栃木県日光市に広がる鬼怒川温泉は、「東京の奥座敷」と呼ばれ、古くから多くの旅行者を迎え入れてきました。コロナ禍が世界を覆う前までは年間200万人以上の宿泊客が訪れ、賑わいました。

鬼怒川温泉の歴史は古く、1691年に鬼怒川右岸で源泉が発見され、日光東照宮への日光詣でが盛んになると、各地の大名や僧侶が当地で旅の疲れを癒し、その名が広まりました。

徳川家康を祭神とする日光東照宮への参詣は「日光社参り」と呼ばれ、将軍家が家康公の命日に墓所を参拝する行事として始まり、大勢の大名や旗本を連れて、八泊九日にものぼる長旅となりました。

家康の孫にあたる三代家光は将軍在位の間に十回も参拝。10代家治の社参の際には、行列の先頭が日光に入ったとき、最後尾はまだ江戸にあったと言われ、その膨大な経費と人馬を要した旅は、鬼怒川への最も大きな団体旅行であったといえるかもしれません。

明治期になると、温泉は一般の旅行者にも開放されました。鬼怒川上流に水力発電所ができ、鬼怒川の水位が下がると川底から新しい源泉が次々に発見されるという幸運にも恵まれ、東京を中心にたくさんの観光客が押し寄せるようになりました。

バブル崩壊までは首都圏からの団体旅行、慰安旅行がその多数を占めました。しかしじつは鬼怒川周辺には、東照宮をはじめとして運気の優れて良いパワースポットが散見され、温泉はもちろん、美しい四季の移ろい、美味しい空気や水、地場の野菜など女性の旅にも相応しいコンテンツが多く存在し、女性や家族連れ、カップルにも優しい旅の物語化は急務のことでした。


北関東最大級の温泉リゾートに新施設「おぷーろ」が誕生!親子三世代旅から、カップルや女子旅など様々なニーズに対応するリニューアルオープン!

お客様の「寛ぎ・感動・創造」を追求し、千葉県と栃木県に5店舗を展開するホテル三日月グループ(本社:千葉県木更津市、代表:小髙 芳宗)は「きぬ川ホテル三日月」をリニューアル。

親子三世代やカップル、女子旅など様々な旅のニーズに応えられる施設を目指したリニューアルで、なかでも、北関東最大級の温泉リゾート「きぬ川ホテル三日月」の新しい顔として、365日、四季折々のきぬ川の絶景を楽しめる新施設「おぷーろ」&水盤テラスをオープンしました。

「おぷーろ」とは温泉を水着でプールのように楽しめる施設のこと。きぬ川の渓谷を眺めながら、ゆったりと足湯や手湯を楽しめる「水盤テラス」、アクティブに温泉を遊べる25mの「インフィニティおぷーろ」、また水面に広がる「畳ステージ」の3つから構成され、今までどこでも体験できなかった楽しい旅の時間を満喫できるようになりました。


もっと快適に、もっと心地よく、旅をプロデュース!食と湯と宿りにまでこだわった多彩なリニューアル。楽しみ方は旅人の思いのまま、心のまま。

耐震工事の完了とともに、装いも新たにリニューアルしたのは、「おぷーろ」のほかにも、バイキング会場「絹の川」が以前よりも広く、客席も増えて新たに誕生。

ライブキッチンから提供される出来立てのお料理の数々に加え、キッズバイキングコーナーや栃木県産品コーナー、地元の川魚の塩焼きや約20種類のデザートバイキングなども。

またお部屋食では「重箱御膳」が新登場。お部屋でゆったりとお食事したい方にぴったりの新プランで、栃木、千葉の三日月グループ各館自慢の料理をお部屋で楽しむことができる重箱となっています。御膳は、組数限定でテラス席を食すことも可。

さらに、テラス席から眼下に鬼怒川渓谷や「おぷーろ」を見渡すことができるカフェ「さなぶり」もリニューアル。地元食材を使ったメニューも充実し、のんびり女子トークに花を咲かせるのも愉しいひととき。ドリンクを購入し、「おぷーろ」で楽しむこともできます。

客室では、つばき亭最上階の大パノラマを独り占めできる「露天風呂付客室フロア」が完成。2つの露天風呂付客室が装いも新たにリニューアルオープンし、合計9種の広々とした露天風呂付客室が選べるようになりました。


ホテル三日月ベトナム・ダナンプロジェクトの推進。日本文化の発信基地としてきぬ川ホテル三日月に日光東照宮 分霊社を建立。

以上のようにスパホテル経営を基盤として幅広くレジャー業を展開する「ホテル三日月グループ」は、観光業のリーディングカンパニーとして、そして「創業100年企業」を目指し、2017年3月に「ホテル三日月ベトナム・ダナンプロジェクト」に着手。完成を目指す「ダナン三日月ジャパニーズリゾート&スパ」は日系企業過去最大の投資総額120億円、ベトナム・ダナン市に日本文化の発信基地となる5つ星ホテルを中心とした複合リゾート施設を2021年までに竣工する運びとなりました。

2019年にはヴィラとレストランがグランドオープン。2020年に「ウォーターパーク365」温泉&アクアドームゾーン、2021年にインフィニティプールを有す5つ星ホテル(最終的には500室を完備)、ジャパニーズガーデン、流水プールなどが続々完成の予定です。

この新しいプロジェクトの根幹をなすものは「日本文化のプラットホーム(発信基地)」として、和のおもてなしを大切にした上質なリゾートの創造でした。

そのために多くの優れた日本文化の紹介と輸出を目指し、その理念に共感してくれる同志を求め、「宝船大作戦」と銘打ち、様々な企業や寺社と協議を重ねてきました。

なかでも栃木県日光市の名刹、徳川家康公をご祭神とする日光東照宮に「ハワイに出雲大社があるのなら、ベトナム国ダナンに日光東照宮を。ぜひ日越友好の架け橋となり、平和の理念を世界へ発信しませんか」という呼びかけに快諾をいただき、日光東照宮と一企業が共に歩むという初めての歴史が刻まれました。

ダナンへの分祀は、創業160年、日本一の江戸神輿製作所「浅草宮本」の参加を得て、東照宮に見られる平和の彫刻と色彩を施した唯一無二の神輿「日光東照宮分霊神輿」として海を渡ることに。

そして、きぬ川ホテル三日月内には、東照宮より授与された御神木「日光杉」を使い、日光社寺文化財保存会宮大工「石川工務店」の尽力による「日光東照宮 鬼怒川 三日月 分霊社」を建立することになりました。


Withコロナの時代を旅する人たちへ、三日月グループが願う天下泰平と安寧の日々。

徳川家康公をご祭神として創建された日光東照宮は、江戸のほぼ真北に位置し、江戸という大都市が子々孫々、繁栄を続けるようにと、広大な風水の魔法陣を施し、家康公自らが八洲の鎮守及び日本全土の平和の守り神となった宮で、やがて世界の恒久平和を願う社となったそうです。

日光東照宮といえば、豪華絢爛な装飾が有名ですが、なかでも東回廊の彫刻「眠り猫」が殊に人気。その裏のスズメとともに多くの参拝者の注目を浴びています。この彫刻には「猫がのんびり眠り、安心してスズメが遊ぶ=天下泰平の世」を導きたいという願いが込められているといいます。

2020年、未曾有のコロナ禍のもとで、東照宮が描くような家内安全、無病息災がすなわち「世の平和を築く」ことを信念とし、三日月グループは、Withコロナの時代に新しい旅の提案をはじめています。

新型コロナウイルス感染拡大防止を目的として「三日月スタンダード」を掲げ、亀田総合病院の監修・指導を受け、「新型コロナウイルス防疫体制・7ポイント」を制定し、帰国者受け入れの経験をもとに有効な手段である感染防止対策を行っています。


きぬ川ホテル三日月(栃木県・鬼怒川温泉)

〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原1400(Googleマップ

きぬ川ホテル三日月の公式サイトはこちら
ホテル三日月ベトナム・ダナンプロジェクトの公式サイトはこちら

※2020/08/28公開の記事を転載しています


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