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2022年買って良かったもの。

まえがき。

 昨年に引き続き、自由気ままに移住する生活を夢見て、終活を彷彿とさせる程度に持ち物を徐々にコンパクトにまとめている段階で、新規購入したものの中から、身銭を切ってでも買って良かったと思えた品々を紹介して、あわよくばリンクを介して紹介料のおこぼれに預かろうとする魂胆が見え見えな取るに足らない記事になります。それでは早速本題です。

USBサイズの外付けSSD。


 パッと見だと15年前位のUSBメモリ感が漂う本品ですが、れっきとしたSSDで天下のバッファロー製と言うこともあって、これ一本に全てのデータを格納して、どこにでも持ち運べる環境の感性です。

 7年前に購入した3TBの東芝製ポータブルHDDが、容量の半分も使わぬうちに突然死して、ディスクは回転してユーティリティでも認識してはいるが、肝心のデータが表示されず一切アクセスできなくなる事態が生じたのを期に本品を購入。この小さい形態にも関わらず爆速かつ大容量で、時代の進化を感じます(小並感)。

 MacBookユーザーとしては、USB Aポートのため、直挿しするにはUSB Cアダプターを噛ます必要があるのが地味にマイナスだったりしますが、汎用性を鑑みれば真っ当な判断です。

今年も素材違いで極薄iPhoneケース。

 昨年に引き続き、三笘の1mmの奇跡に負けず劣らずの、厚さ1mm切りiPhoneケースがノミネート。

 昨年、abrAsusの(5s以前の)iPhoneも入る財布を大復活させようとするも、100均などの安価なTPUケースではコスト優先故の厚みから、物理的に収納不能で本末転倒感が否めず、試行錯誤の末、0.3mmのペラペラポリプロピレン製ケースを購入しました。

 しかし、割高な上に予想通り耐衝撃性は皆無で、一度落としただけでケースがお陀仏になるクソ仕様で、壊す度に0.35mm、0.5mmとコンマ数ミリの攻防を繰り広げたものの、結局は材質が悪いとの結論に至り、ダメ元で最薄と思われる0.7mmのTPUケースをチョイスしたところ、ギリギリ収まることが発覚。

 それ以来、ケースの破損とは無縁になった神アイテムが故のノミネートです。MagSafe対応iPhoneレザーウォレット?知らない子ですね。

調理機能を併せ持つ電気ケトル。

 日本エレキメーカーにありがちな、無駄に多機能とは対を地で行く、シンプル家電路線で売上を伸ばしつつある我らがアイリスオーヤマが、ラーメン鍋に電気ケトル機能を追加したかのようなアイディア製品。

 湯沸かしは沸とうボタンだけでなく、40℃から10℃刻みで設定可能なため、朝起きてすぐに40℃の白湯を飲みたい場合や、コーヒーを90℃でドリップしたい場合などと幅広く使えます。

 イタリアニティが売りのデロンギでも10℃刻みで設定できる電気ケトルがありますが、炊飯や鍋、ラーメンもマイコン調理可能なこちらの方が断然コスパが良いです。

 実用性重視の方やホテルの電気ケトルで無理やり調理して、怒られたことがある方におすすめできる代物です。

航空機に持ち込み可能な携帯ハサミ。

 旅行などで飛行機を使う場合、ネックとなるのが保安検査。日常利用しているものが意外と機内持ち込みが禁止だったりするため、よく調べずにパッキングすると搭乗前に色々と面倒なことになり、せっかくの旅情が台無しになりかねません。

 そして旅先で使用頻度は決して多くないものの、ないと不便、あったら便利で持ち込めないアイテムがハサミです。

 ですがこの製品は航空会社の手回り品規程の刃渡り6cm以下(3cm)をクリアしているため、トラベルポーチなどに常備していても問題のない代物になります。

 堀江貴文さんのYouTubeチャンネルでも紹介されておりますが、私が購入したポーチサイズはそれより小型なモデルとなっており、リップより少し長い位の大きさです。買って間もないこともありますが、サイズ感とは裏腹に切れ味は申し分ありません。

携帯用アルミハンガー。

 ゆくゆくは高城剛さんや四角大輔さんのように、家財道具一式がバックパックやキャリーに収まって、旅行の延長線上で引越しができる環境を目指す中で、どんなアイテムが相応しいだろうかと答えを先に想像しながら選んだアイテムがこの折りたたみハンガー。

 工業高校出身者としては、トラベル用品かつ可動式の構造から、耐久性が通常のハンガーよりも劣るのではないかと考えておりますが、今のところ常時使用して問題は生じていません。

 都内の賃貸物件で更新料を払うくらいなら引っ越すスタイルで、その度に買い換える手間を考えれば、価格は高くてもコスト面ではどっこいどっこいな気もします。まぁアスクルの優待で1本90円で買っている私が言えたクチではありませんが…

あとがき。

 持ち物の総量を減らしていくコツは、ひとつ買ったらひとつ手放す。シンプルイズベストなこのルールを徹底すれば、今以上にものが増えることはありません。

 特にECサイトで何かを購入すれば、段ボールと商品と梱包材の3点が届くので、商品を受け取ったら、資材を再利用する形でフリマアプリなどで何かを売ることで、自然と手元に買った商品のみが残り、手放した代物の売上金も加算される訳ですから、良いこと尽くしではないかと個人的には思っております。

 最初こそ出品や発送作業が面倒に感じるかも知れませんが、日用品や消耗品の購入もECサイトにすると、梱包資材が届くたびに、何か売れるものはないかと使用頻度の高くないものを探すようになり、出品しては家から出るついでに最寄りの宅配ロッカーに突っ込んで発送することが日常風景になります。

 また、マイルールで購入しようと思うものが、欲求によるものなのか、必要経費なのかを意識し、欲求によるものだと判断した場合は、手放した品から得た売上金の範囲で購入すれば、実質的に手持ちなしで買い物ができて、所有物も洗練されるので一石二鳥です。

 執筆時点では2022年は新規アイテムを22点購入し、81点売却。差し引きで8万円ちょっとの剰余金が出ており、もうかれこれ5年位はこのルールでやりくりしていますが、そろそろ売るものがなくなってきて、来年こそ破綻して繰越金に手をつける気がする次第です。それでは良いお年を。


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