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インドにスムーズに入国した話 その2

こんにちは!
インド・バンガロールに滞在中の佐藤です。

前回に引き続き、インド入国・バンガロール到着までの様子を
書き記していきます。

ハノイ発コルカタ便の飛行機に乗って

飛行機に乗り、座席に着くとものすごく安心しました。深夜までばたばたしていたので、ものすごく眠かったです。
深夜便ですが、飛行機はほぼ満員でした。この便の搭乗客は、7割強がインド人で、3割弱がベトナム人だったと記憶しています。
インド人乗客の多くは観光客で、ベトナム人乗客の多くは、茶色の服を着た僧侶の男性や檀家の女性などの仏教関係の人でした。ただ、疲れた状態でぱっと周りを見渡してみた実感なので正確ではないと思います。
飛行機は離陸後、消灯されたので、ぐっすり寝ることができました。

コルカタ到着・入国審査

飛行機は無事にコルカタに到着しました。無事についた安心感と短時間の睡眠だったので、眠気でうとうとしていました。
ここで、入国審査を受けなければいけないのかと緊張しました。入国審査で緊張した理由は、日本でインド入国の準備をしているとき、インターン先の方から、インドの入国審査は厳格であることを教えていただいたためです。
実際に、ビザやパスポートは十分だとしても、審査中にガムを噛む等の無礼な行為をすれば入国拒否される事例が多く、特に理由がなくても審査官の気分次第で、入国が拒否されることもあるそうです。
話は少しずれますが、アメリカの入国審査で日本人女性が入国拒否されるといったニュースが私の日本出国前によく報道されていたので、余計に緊張しました。
空港を案内通りに進んでいったら、審査ゲートがありました。
ベトナムに入国した際は、外国人とベトナム人用に分かれておらず、時間も夕方だったので、長蛇の列でかなり待たされました。それに比べてコルカタの空港では、インド人用と外国人用の審査ゲートに分かれていたうえに早朝という時間帯もあったので、自分の審査ゲートはそこまで長くなかったです。
自分よりも先に並んでいた人が次々と入国審査を無事に通過する様子を見ると、自分も問題なく通過できるのではないかという自信を持つことができました。
自分の番がきて、入国審査官に呼ばれました。緊張していましたが、冷静さを装い軽く会釈したうえで挨拶をして、パスポート、入国カード、eビザ、語学学校の入学許可書の入ったクリアファイルを丁寧に渡しました。審査官は無言でじっくり一連の書類に目を通したあと、航空券を見せるように指示してきました。鞄からすぐに航空券を取り出し提出しました。その後、指紋提出をするように審査官から指示を受けました。右手、左手の親指以外の指を機械にいれて、最後に両方の親指を機械にいれるという流れでした。
それが終わると、審査官からOKがでたので、あっさりと入国することができました。
あんなに心配していたことがあっさり済んだのでびっくりしました。
あとで、話を聞きましたが、バンガロールの空港で入国審査を受けると10分以上時間がかかり、審査官が入国目的を細かく聞かれ、軽いトラウマに陥ることがあるそうです。入国審査をコルカタで受けたからこそスムーズだったのではないかと思います。
また、eビザなどの書類は、あらかじめ数枚印刷して、折り目やしわがないようにクリアファイル入れたことなどの準備を怠らないことや、審査の際に会釈や挨拶をしたことがスムーズな入国に功を奏したのかなと思います。私は、緊張すると、態度に出やすい性格なので普段よりも気を引き締めました。緊張していても冷静を装うことは重要なのかもしれません。

税関審査

次に税関に向かいました。預け荷物用のベルトコンベアがあり、預け荷物を待っていると、税関の係員から手荷物を先にX線機械で検査を受けるようにとの指示を受けたので、指示通りに手荷物を検査してもらいました。検査は問題なくスルーしました。すぐに、ベルトコンベアに向かいました。しばらくしたら、自分の預け荷物が流れてきたので、受け取りました。預け荷物も検査を受けないといけないかと思ったのであたりを見渡しましたが、周りの人が自分の預け荷物を取ったらそのままその場を後にしていたので、私も同様に預け荷物の検査を受けないまま、その場を後にしました。税関審査の緩さにも驚きました。

国内線乗り換え

税関を抜け出し、国際線到着ロビーに着くと、そこに長蛇の列がありました。自分の乗った航空会社の標識があったので、よくみると「国内線乗り換え」という文字が書いてありました。国際線から国内線乗り換え客専用の預け荷物のカウンターであることが確認できました。自分の番が来て、係員が次に乗る便の航空券と、預け荷物のタグを確認するとそのまま引き取ってくれました。そこで、国内線乗り場を教えてもらいました。
余談ですが、国際線到着ロビーはカレーのにおいが充満していて、インドに入国したことを実感しました。

コルカタ空港・国際線到着ロビー


国内線航空券もあり、預け荷物もすでに預かってもらったので、国内線ターミナルに向かったら、チェックインカウンターに行かずにそのまま保安検査場に向かいました。国内線ターミナルはたくさん人がいて、保安検査場までの列が長く国内線の保安検査場で検査を受けるまで2~30分程度待たされました。保安検査は、前の様子を確認するとベトナム出国時と同様に厳しそうでしたので、検査を受ける前に素早くベルトを外して、パソコンをリュックサックから取り出して、検査用のかごにいれました。ベトナム出国時の失敗が活きたようで一回で検査が終わりました。
ただ、保安検査を終えるとすでにバンガロール便の搭乗時刻でした。駆け足で、搭乗ゲートに向かいました。搭乗ゲートではすでに乗客の列ができていていました。間に合ったと安堵しました。

搭乗ゲートから飛行機までのバス

バンガロール便搭乗

コルカタの空港で乗り継ぎに成功し、無事にバンガロール行の飛行機に乗ることができました。自分以外の乗客はインド人だったので、バンガロール便の機内でも仮眠をとりました。機内で目が覚めると、のどがカラカラに乾いていました。コルカタ空港で飲み物を買う時間的余裕がなかったのと、インドルピーの紙幣がなかったので、機内で買うこともできませんでした。もう少し余裕があれば充実していたかもしれないと反省しています。

飛行機搭乗
バンガロール便の機内から撮影


気が付いたら、飛行機はバンガロールの空港に到着していました。
飛行機から降りて、自分の預け荷物を取り、すぐに到着ロビーに辿り着くことができました。インターン先の方が出迎えてくださったので、とても安心することができました。たった半日のことでしたが、長旅に感じました。

バンガロールの空港にて

まとめ

とにかく無事にバンガロールにつけてよかったです。
とくに、乗り換えの際の入国審査、税関検査、荷物の受け取り等は航空会社や国とかで異なることが多いので確認をしておいてよかったです。
ただ、コルカタ発の国内線の出発時間を遅い便にして、余裕をもって行動できるようにしてもよかったのかなと思いました。また、インドの空港でWi-Fiを利用するときには、インドの電話番号が必要なので、空港での通信手段の確保が次に入国する際の課題になります。

みなさんも、これから旅行・留学・仕事なので、海外に渡航することがあると思います。
いろいろな体験談を参考にしたり、ガイドブックに目を通したりして、トラブルに合わないように心がけてください。

おわり


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