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アイデアを考えるときにも分析・整理の基本は使える
別の記事で、集めた情報を分析・整理するときに使える枠組みを紹介しました。いわゆるロジックツリーというものです。
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実はアイデアを考えるときにも、この枠組みを使うことができます。例えば、アルコール飲料の商品企画を行うので、アイデアを広げたいと言った場合です。
しかし、急に何かアイデアを考えたいといっても、なかなか出てこないことがあります。そういったときに、考える軸を作ってみると意外といろいろと発想できるものです。
例えば、ビール系のアルコール飲料であれば、その要素を分解するのです。私はあまりお酒は飲まないので詳しくないのですが、ビールの味の決め手を検索すると、次のような要素がでてきました。
香り
泡
炭酸
ボディ
風味
アルコール
わかりやすいのは、アルコールではないでしょうか。ビールだと5%前後が多いのですが、0%というノンアルコールも多くなってきました。それであれば、その中間の3%ぐらいの「ほろよい」程度のビールであったり、逆に5%を大きく超えた9%ぐらいの「ガツン」としたビールはどうなのだろうか?と発想するわけです。
もちろん、そのアルコール濃度にお客様のニーズがなければ売れませんので、その点は注意が必要です。ですが、軸があると発想しやすいのではないでしょうか。
アルコール以外にも、香りや泡に変化をつける。あるいは、そのような変化を組み合わせる、というのもありますね。
また、ビールの要素を分解するだけでなく、商品として見て、要素を分解する、という方法もあります。少し視点を大きく見るのです。すると、ビールの容器であったり、販売経路といった要素もでてきますね。容器であれば、缶以外の容器、例えば、ペットボトルは採用できないものか?といったアイデアも出てきますね。
なお、3%前後のビールは検索したところ「スーパードライ ドライクリスタル」が販売されているようですね。どれくらいの売れ行きなのか気になるところです。
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