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ネットリサーチの実施方法から活用方法までを基礎から解説!初心者でも始められる完全ガイド

PRや資料活用など、様々な方法で活用が出来ることから多くの企業で行われているネットリサーチ。

実際にネットリサーチを自社でも行ってみようと考えたことがある方も少なくないのではないでしょうか。

そこで本記事ではそんな方のために、ネットリサーチの実施方法や活用方法まで、ネットリサーチの基礎をわかりやすく解説します。

初心者の方でも始められるように解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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そもそもネットリサーチとは?

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ネットリサーチとは、アンケートをインターネットを使って調査対象者に届け、回答してもらう調査手法を指します。

このインターネットを使った調査は、一般的に「ネットリサーチ(モニター)サービス」を活用することが多く、調査の企画や内容作成までは自社で行い、調査のみをサービスを活用して行うのがスタンダードです。

ちなみにネットリサーチサービスの登録者は、ポイントなどのインセンティブを受け取れることを対価にアンケートの回答などを行っているのが裏の仕組みになっています。

行ったネットリサーチの結果は、PRに活用したり事業開発をしたりと様々な活用ができるため、近年マーケティングの一環としてネットリサーチを活用する企業が増えているのです。

ネットリサーチのメリット・デメリット

ネットリサーチの方法の解説に進む前に、簡単にネットリサーチのメリット・デメリットを解説します。

ネットリサーチのメリット・デメリットは下記の通りです。

<ネットリサーチのメリット>
・調査の実施から回収までが早い。
・実施に際してのコストが低い。
・様々な対象者にターゲットを絞って調査を実施することができる。
<ネットリサーチのデメリット>
・調査内容に対して、適当に回答する回答者も一定数存在する(特に自由回答)
・調査の実施に際してネットリサーチ(モニター)サービスの利用登録が必要
・ネットリサーチ(モニター)サービスの操作が難しい場合がある。

ネットリサーチは、活用に慣れるまでに時間がかかるなどのデメリットもありますが、その分メリットも大きいため、調査の実施を検討している場合はまず活用してみることをおすすめします。

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簡単4ステップ!ネットリサーチの実施方法を徹底解説!

ここからは、実際にネットリサーチの実施方法を具体的に解説していきます。

ネットリサーチ実施までのステップは、簡単4ステップで完了します!

ネットリサーチの実施方法ステップ①|調査企画

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まず初めは、行うリサーチを企画するところから始まります。

この時に最も重要なのが、リサーチを企画する時点で仮説を立てながら考えることです。

例えば、「新開発したサービスのニーズがどれだけあるかを調べたい」ことを目的にネットリサーチを活用するとします。

この場合は、「サービスが特に刺さりやすいのはどの属性か」「その属性の人に対してサービスのどのポイントが刺さるのか」「サービスに対して声が出てくるのか」などをあらかじめ仮説として立てながら、リサーチの企画を行います。

これらを明らかにすることで、誰に対して・どのような質問を・何人にリサーチするのかが明確になってくるのです。

ネットリサーチでは、1番初めの調査企画をどれだけ解像度高く行うかが、リサーチの効果や活用の幅広さに大きく影響します。

ネットリサーチを行う際は、調査企画には特に注意をして、仮説思考で考えるようにしましょう。

ネットリサーチの実施方法ステップ②|調査票作成

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ステップ①で大枠の企画が完了したら、次にその内容を調査票へと落とし込んでいきます。

ネットリサーチの調査票設計では、①スクリーニング調査 ②本調査 の2つの調査票を設計する必要があります。

①のスクリーニング調査は、「ターゲットを絞るための調査」になります。

例えば、「新開発したビールのニーズがビジネスマンにどれだけあるかを調べたい」という目的の調査を行うとします。

この際、ターゲットはただのビジネスマンではなく、「男性の」「20代〜30代の」「都内在住の」「週に3回以上ビールを飲む人」などのような形で、よりターゲティングした調査を行います。

そのために必要なのが、「あなたはどこに住んでいますか」「あなたは週に何回以上ビールを飲みますか」などの対象を絞るためのスクリーニング調査です。

次に②本調査の設計を行います。

本調査の作成を行う際は、下記の点などに注意しましょう。

・調査内容は回答者の負担にならないように、不要なものは絞る。
・単一回答/複数回答/自由回答/等々を織り交ぜながら、仮説で立てた証明したいデータを裏付けることができる最適な回答方式を採用する。
・設問の順番にも注意し、設問を答える中で思考や回答をしやすい順序で設問を設計する(調査内容に時間軸がある場合は、過去→現在→未来の順序で取ると良いでしょう)。

ネットリサーチの実施方法ステップ③|調査実施

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ここまでが完了したら、作成した調査表を実際にネットリサーチ(モニター)会社を活用して行います。

ネットリサーチが初めての場合は、下記の形が調査実施までの流れとなることが多いでしょう。

①ネットリサーチ(モニター)会社に利用登録
②サービスにスクリーニング調査の内容を登録
③スクリーニング調査を集計し、本調査の対象者を抽出
④サービスに本調査の内容を登録し、抽出した対象者に配信
⑤目標のサンプル数に回答数が到達するのを待つ

ここまでのフローで大体1〜2週間がかかるので、スケジュールとしてはその程度を見ておいた方が良いでしょう。

ネットリサーチの実施方法ステップ④|調査結果集計

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最後に、調査の結果を集計してネットリサーチ自体は完了です。

多くの場合、調査結果が生データとしてアウトプットできることが多いので、調査結果をExcelなどで吐き出し、そこから集計・加工を行います。

単一回答の場合は円グラフ、複数回答の場合は棒グラフなど、活用する用途とデータの内容に合わせて結果をまとめていきます。

ネットリサーチ(モニター)会社によっては、アウトプットの際にすでにグラフになっているものや加工されているものもあるため、ネットリサーチ(モニター)会社選びの際にここは見ても良いかもしれません。

ネットリサーチの活用方法は?代表的な方法を解説!

ネットリサーチは、行った後もさまざまな方法で活用することができます。

ネットリサーチで重要なのは、1度行って終了ではなく、行った調査結果をできる限り使い倒すことです。

ここからは、ネットリサーチの活用方法として、代表的なものをいくつかご紹介します!

ネットリサーチの活用方法については、こちらのパーフェクトガイドで全ての活用方法を解説しているので、さらに詳しい内容を知りたい方は下記の資料を是非ダウンロードしてみてください!

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ネットリサーチの活用方法①|PRへの活用

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ネットリサーチの1つ目の活用方法は、「PRへの活用」になります。

PRの手法の1つとして、ネットリサーチで取得した調査データをプレスリリースで公開する調査PRという手法があります。

またPRとしての活用としては、プレスリリースを配信するだけではなく、メディアへの寄稿として活用することもできます。

ネットリサーチとPRの相性は良く、大手メディアや専門誌なども調査結果を取り上げるケースが年々増えてきているので、活用方法としては極めておすすめです。

ネットリサーチの活用方法②|集客への活用

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ネットリサーチの2つ目の活用方法は、「集客への活用」になります。

ネットリサーチで行った調査結果を、ホワイトペーパーとしてSNSや資料掲載サイトなどで配信することで、リード獲得に活用することができます。

特に、業界に関するリサーチを行った場合などについては、業界の関係者がダウンロードを行う傾向が強いため、集客の1つとしても非常に有効です。

ホワイトペーパーとしてのリード獲得を行う配信先としては、自社サイト・プレスリリースサービス・SNS・広告などなどさまざまです。

ネットリサーチの活用方法③|営業・販促への活用

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ネットリサーチの3つ目の活用方法は、「営業・販促への活用」になります。

営業活動でのサービス説明資料やセミナー資料の中に実際のデータがあることで、トーク内容に説得力がグッと増します。

実際に、「〇〇に困っている人はxx%なんです」というサービスに関する実態を、営業の中で聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

また販促としての使い方では、広告のLPの中にデータやグラフを入れ込むことで、訴求内容の根拠を裏付けたり、ビジュアル的にわかりやすく表現することも可能です。

データの内容にもよりますが、ネットリサーチで取ったデータは訴求として活かせる部分には最大限活かしましょう。

ネットリサーチの活用方法④|コンテンツ開発への活用

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ネットリサーチの4つ目の活用方法は、「コンテンツ開発への活用」になります。

メルマガやオウンドメディアの記事などでコンテンツの発信を行う企業も多いですが、定期的にコンテンツを発信するのはなかなか大変です。

そんな中、実際に取ったネットリサーチの結果は、コンテンツとしては非常に良いものです。

読者としても、リサーチデータは目を引くものであり、PVも伸びやすい傾向にあるため、さまざまな媒体での自社発信のコンテンツ開発としても、ネットリサーチは有効と言えるでしょう。

ネットリサーチ実施の際の注意点

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最後に、ネットリサーチ実施の際の注意点をご説明します。

よくあるネットリサーチの失敗として、必要なサンプル数以上に調査を行いコストが肥大化したり、回答の精度が落ちると言ったものがあります。

必要なサンプル数は調査の目的によります。

事業開発などで活用する大規模調査であれば、当然1,000〜10,000のサンプルを取ることが望ましいですが、PR活動やコンテンツ発信が目的であればその1/10程度のサンプルで事足ります。

調査というとどうしても身構えてしまい、数が多い方が良いのではないかと考える方も多いですが、数を多くすることによるデメリットも当然あります。

行う目的に合わせて、サンプル数は適正に設定することを意識しましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、ネットリサーチの方法として、実施のフローや活用の方法などを中心に解説してきました。

ネットリサーチは、少ない工数でさまざまな活用ができる非常に有効なマーケティング手法になります。

ネットリサーチを活用して、マーケティングの推進を行っていきましょう。

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