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『at the BLACK HOLE』

恋を踏みつぶせ 心の中のアフリカ
『20GO』吉井和哉
「辛かった」「楽しかった」積もうね 積もうね
『TALI』吉井和哉

 気分が沈むような暗〜いギターリフに胡散臭いポコポコした電子音、「のばでぃぞけ〜」とネットリ繰り返されるサビがイヤに耳に残る陰鬱とした楽曲『20GO』から幕を開ける吉井和哉のソロ1作目です。

 タイトルの"BLACK HOLE"から察せられる通りくらい歌詞とメロディが並びますが、その多くにはカラッとしたアメリカンなアレンジが施されているため、以外にも後味は爽やかで性格によっては逆に元気が湧いてくると思います。

 退廃的な空気に浸りたいなら4.『SADE JOPLIN』以降3局の暗黒トリオを繰り返し聴きましょう。現実から一緒に逃げてくれる『SADE JOPLIN』、傷口を縫ってくれる『SIDE BY SIDE』、ひたすら赦しを乞う『FALLIN' FALLIN'』と内面世界に救いを求めちゃうタイプの人間には効果抜群の特効薬なのかも(笑)

 また、後半から光が射してくるような構成になっているのも後味の爽快さに影響するようです。8.『BLACK COCK'S HORSE』はモロ下ネタな歌詞から良闇を駆け抜けるようなサビに突入するカタルシスはドン底から這い上がる前夜のちょっと前の夕方みたいな希望を与えてくれるでしょう。

 最後のタイトル曲のインストは死ぬほど暗〜いので視聴にはご注意を・・・・・・


Q:この文章なに?

A:ちょうど1年前に書いた音楽レビューです。言ってしまえば黒歴史のようなものです。

 この文章がなんなのかというと、1年前、すなわち去年の2月に私のTwitterに投稿した音楽レビューです。わたしの愛するアルバムのレビューを毎週投稿する!、、、的な企画として当時投稿したんだと思います。この記事は、わたしの一番好きなアルバムを企画の記念すべきトップバッターとして特集したものです。そして第2回が投稿されることはありませんでした。

 敗因としては単純に、この企画をただ思いついただけで継続のための計画がなかったからでしょう。あと実際作ったら思いのほか面倒だということに気づいてしまったことだと思います。具体的には、このレビューを書くのに当時は土日を丸々使いました😅 すなわち、変な文章と絵をシコシコ作っていただけで貴重な休みを終えてしまったのです。

 今日なぜこんなものを投稿する気になったのかというと、純粋に忙しくて新しいものを書く体力がなかったからです。なら投稿なんかやめりゃあ良いんですが、50日連続投稿を目前にして休むのは、なんかもったいなくて、なんでも良いからぶっ込みたかったんですよ。血眼になって記事のネタを探していたら、スマホにこれが眠っていたのです!!!ありがとう黒歴史かなしみよ!!!!!(セーカイニーウチノメサレテ)

これが当時投稿したそのままだよ!

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