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【本せどり実践記】6か月目/適切なキャッシュフロー管理について考える(具体例あり)

利益が出ているのに、資金がなくなってしまう(首が回らくなってしまう)現象はご存知でしょうか?本せどりに限らず、ビジネスの世界では、これが原因で倒産する会社まであります。

これがキャッシュフローの問題です。今回は、副業本せどりにおいて、私の意識しているキャッシュフロー管理について紹介します。


ちなみに、この記事は前回の記事の続きになります。リンクを貼っておきますのでよかったらどうぞ。

キャッシュフロー管理のポイント

本せどりでのキャッシュフロー管理のポイントは、以下の3つです。

  • 予算管理:本せどりにかかる収入や経費を事前に把握し、予算を立てる

  • 収支管理:収入と支出を常に把握し、バランスを取る

  • 現金管理:現金の流れを管理し、必要な時に必要な分だけ現金を用意する

具体的な管理方法

じゃあ具体的に「何をすれば良いの?」と疑問が湧くと思います。私の特に意識しているポイントは以下の3つになります。

予算管理

どれくらいの売上を見込めるかや仕入れ・経費の見通しをつけるのは、最初の段階では難しいので、まずは、入金のタイミングと支払いのタイミングを知りましょう。

アマゾンであれば、これからセラーアカウントを作成される方は、都度振込をリクエストできます。超ざっくり(引当金を考慮して)ですが、売れてから回収するまで大体2週間と思ってください。

引当金とは、購入者の返金等のための準備金制度のことで、売れてから2週間、売上の約50%が、アマゾン側に保留されます。

一方、メルカリは、売れてから商品を発送し、相手に商品が届き、受取評価をされた段階で、代金を回収できます。ざっくりですが、売れてから回収するまで大体1週間と思ってください。

アマゾンは売れてから2週間、メルカリは売れてから1週間と覚えておきましょう。

次に仕入れです。仕入れは現金で行うのか、クレジットカードを行うのかで大きく変わってきます。現金の場合は、仕入れのタイミングで、現金がなくなりますから、その分現金を多く準備しておく必要があります。

クレジットカードであれば、締め日にもよりますが、支払いのタイミングは1か月後になりますから、かなり余裕ができます。

売上の回収はできるだけ早く!支払はできるだけ遅く伸ばす!(もちろん合法の範囲でです)ということを意識しています。

収支管理

売上と仕入・経費を記録し、その利益を常に把握しましょう。損益は1か月単位でも必ず確認しています。また、不良在庫(例えば3か月以上売れていないもの)は、定期的に処分し、(わずかでも)お金に変えましょう。

現金管理

予算管理の中で計算した自分の使えるお金を把握して、そのお金の範囲で仕入を行っていきます。毎月、予算と実際を比較して何が違ったのか?、何で違ったのか?等、要因分析を行いましょう。

まとめ

本せどりを含め、あらゆるビジネスでは、適切なキャッシュフロー管理が求められます。まずは、小さな金額の時から、仮説検証をする癖がついていると、この先大きな金額になっても慌てず実行できると思います。

予算管理、収支管理、現金管理の3つのポイントを意識し、充実した副業ライフを送っていきましょう。

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