公立の小・中学校で友だちと関わるということ
みなさんこんにちは、Reruです。今回は私が、具体的には義務教育くらいまで、人とかかわる上で指標としてきたことについて話します。
それは、同じくらいの学力レベル、もしくはそれ以上の子と多く関わるということです。
この考え方に至った背景
私は中学生が終わるくらいまで、同学年の子たちが精神的に幼いように見えていました。自分でも、過去を鑑みれば無理もないかなと思います。「それをして何が面白いんだろう」「そんなことして仲間作って…呆れる」というふうに、周りの言動についていけない(実際は全くついていく必要はない)と思うことが多かったです。
詳しくは私のマガジン「いじめ」から読んでいただくと良いと思います。
https://note.com/reruc8723/m/mf02e41a4cfc2
上記以外にも、中学時代に部活動が同じで仲良くなった子がいたのですが、同じ学年にもかかわらず、会話の中で私が発した言葉に、「それって何?」「どういう意味?」と聞かれることが原因でそう決めていました。その時私が使っていた言葉は決して難しいものではなく、また相手を困らせたりマウントを取るために使っていたわけではありませんでした。単純に、楽しいお話をするつもりで会話していたのに、心外にも言葉が通じなくてなんだか冷めてしまうという状況です。(全くばかにしているわけではありません)
私のそれまでの経験上、学力において頭のいい子がいじめをしてくるということはありませんでしたので、なるべく私にとって精神的に害を与えることが少ない子(お互いが迷惑をかけることがあるのは理解している)、意図せぬところで話が途切れることがない子を選んでいたのかなと思います。
それを振り返って
書いといて言うのも変な話ですが、この考え方、人を選ぶという行為が全員の称賛を得られることだとは思っていません。例えば、子どもの時頭が良かった方、あるいは、少しやんちゃな子と仲良くしていた経験がある方が親に心配されて言われたかもしれない言葉、「あの子と仲良くするのはやめなさい」「ばかと関わっているとあなたもばかになる」の類で、声を大にしては言えない内容だと思っています。
それをなぜわざわざ書いたかというのはこの先の話です。
数日前にネッ友に言われた言葉が心に痛いほど刺さってしまって
この記事を書く数日前、どういう経緯で友人関係の話になったかは雑談中だったので曖昧ですが、お互いの経緯を話していて内容的には少し重たい話でした。私が「上記のようにしている時期もあったかな、人間不信とかが関係していたかもしれないけど」と話したとき、ネッ友の考えを教えてくれました。
その子は、学力的な頭の良さは9割が環境が原因で、1割は本人の努力だと思っていると話していました。もう少し具体的に言うと、家庭環境が良ければ勉強するのになんの邪魔もなく、悪ければ勉強どころではないのだから仕方ない、と。したがって、私の保身的な人付き合いは、まるで学力で人を判断しているようだと言われました。
この話は私とそのネッ友の意見が正反対だったということで落ち着きました。けんかをするつもりだったわけではないので。
その場で話すのと落ち着いて書くのでは違いますから、本当に伝えたかったことと齟齬が生まれてしまった気がしてふがいなく、とても悔しかったのですが、実際そう受け取られても仕方ないことをしていたのかもしれないなとその後深く考えました。
私はあくまでそういった子たちと多く関わっていたというだけで、学力的に見て勝手に判断し、話すことを避けるようなことはしなかったので、振り返って態度が悪かったということはないと思っています。むしろいじめ・仲間はずれな感じだったので、そういったことを気にしない優しい子と仲良くすることが多く、次第に仲良くしてくれる子と仲良くしようと思って変わっていきました。
直ったからよかったけれど
みなさんが誰か人と接するとき、年齢にかかわらず自分よりも頭の良い人、賢い人と仲良くしようとすることは決して悪くないと思っています。純粋に、普段から接しているだけで、学びになることがたくさんあります。
それはそれとして、今回の私のように、いじめやその他大きなつらい出来事が起こった後、一時的に保身に走ることは悪くないと思います。人を信用することが難しい時期にそれでもなんとかしようと、心を閉ざさずにいただけがんばったと今の私は当時の私に対して思います。
これ以上のまとめを書くと結果論になりそうな気がするので書きません。
日本には就活時に学歴フィルターと呼ばれて初めに学歴だけで見られることもあるので、友人関係以外にはそういった場合もあるということは理解していただいた上で、友人関係においては頭の良さ”だけ”を指標として人を見るのはやめた方がいいというお話を、レアケースかもしれませんが私の経験と一緒に書いてみました。
長いのにここまで読んでくださり、どうもありがとうございました。記事の公開順に私の考えを書いているので、この記事で初めて私を知ってくださった方にはかなり変な印象、関わりづらい印象を抱かせてしまったかもしれないです。お時間ありましたら誤解のないように、私のマガジンにとんでいただきたいというのが願いです。そんなお願いをしなくても、自分の伝えたいことをすんなり伝えられる語彙と文章力をつけていきたいなと思った出来事でもありました。よかったらまたのぞきに来てください!
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