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小さな原体験を拾う

小さい頃ハムスターを飼ってた。
それの飼育雑誌を読んでて頭から離れないページがある。

そのページにはハムスターにシルバニアファミリーのような小さな人間が住むような本格的な家、そして小さなテーブルに置いてある餌を小さな椅子に腰掛けるようにして食べるハムスターの写真。


ハムスターが人間が暮らす家にいるという空間のミスマッチがものすごく衝撃的だった。


それを見たことで俺はいろんなおもちゃをあらゆるシュチュエーションにおくことに夢中になった。
いろんなおもちゃが映える空間を自分なりに作って、
家にあるありとあらゆるおもちゃを使ってヒーローごっこをした。
仮面ライダーとうさぎのゆいぐるみが共演したのは後にも先にもあの時だけだろう。
いろんな空間を作り出し、物を配置し、想像する。
俺の頭の中は毎日、一つの映画を生み出してて、俺はマイケル・ベイにも負けないくらいの映画監督だったと思う。

小学生になったら犬の散歩しながら秘密基地を作ることを妄想したりしてた。

そっからいろいろ経て、俺は独特の空間、状況、統一された雰囲気とか、大好きになっていった。
中世のヨーロッパの酒場とかリゾートのホテルの夜とかそういうの。

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だから今もInstagramでそういう画像漁っては心を弾ませてる。

ゆくゆくはこう言う空間を自分で作りたいと思って日々勉強している。

自分の好きなものってのは大体、小さい頃とかに原体験とかがある。

その小さな自分が拾った原体験を大人になってた自分も手の中で大切に握りしめてて、それが生きる糧とか目標になっていくのすごく素敵な事だと思った。

みなさんも暇なとき自分の好きなものの原体験を探してみてください。

それだけ。おわり。

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