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ChatGPTよりも清掃に100倍詳しい社長に「清掃のトレンド」について聞いてみた。

清掃業界でDXに取り組むリ・プロダクツ株式会社、マーケティング・広報担当の小山です。

私自身ファッションが趣味でトレンドを追ったりするのが好きなんですが、清掃会社に勤める傍ら、ふと「清掃業界にもトレンドがあるのでは?」と考え、思いつきでChatGPTに質問してみました。

私の知識は2021年までのものであり、現在の2023年の具体的なトレンドを正確に予測することはできません。しかし、一般的なトレンドとして次のような点が挙げられます:
1、ロボットやAIの使用: ロボット掃除機やAI技術を用いた自動清掃システムの普及は、近年の主要なトレンドの一つです。これにより、人間が行う手間を大幅に減らすことができ、効率的な清掃が可能となっています。
2、エコフレンドリーな製品の使用: 環境への配慮から、有害な化学物質を含まないエコフレンドリーな掃除製品の需要が増えています。また、一度に大量に使用するのではなく、必要な分だけ使用することでリソースの消費を抑える傾向もあります。
3、ミニマリストな清掃: 物を最小限に保ち、シンプルで効率的な掃除を心がける「ミニマリストな清掃」も人気があります。これにより、不要な物の整理や掃除の時間を減らすことが可能となります。
4、感染症対策の強化: COVID-19のパンデミック以降、清潔さや衛生管理が更に重要視されるようになりました。そのため、ウイルスやバクテリアを効果的に除去するための製品や方法の需要が高まっています。
再度、これらは2021年までのトレンドを基にした予測であり、2023年の具体的な状況については確認する必要があります。

ChatGPT-4

ほーん…。ChatGPTだとどうしても当たり障りのない内容になるなあ、ということで。
入社してまだ数か月の小山ですが、ここぞとばかり!餅は餅屋、社長室に突撃しました。

(小山)お疲れ様です。いきなりですが社長、清掃のトレンドについてご教授ください!

急な小山の突撃にも笑顔で歓迎してくれる社長

(小山)ChatGPTがこういうことを言ってるんですけど、社長はどう思われますか?

1、ロボットやAIの使用: ロボット掃除機やAI技術を用いた自動清掃システムの普及は、近年の主要なトレンドの一つです。これにより、人間が行う手間を大幅に減らすことができ、効率的な清掃が可能となっています。

(高奥社長)たしかに、清掃現場でもロボットとかAIが導入されるケースは増えましたが、最近のロボットでコスト的、性能的にまともに使えるのは、床掃除用のロボットぐらいだと思います。

当社は5年以上前からいろんなロボットを購入しては検証、購入しては検証…をしていますが、コストと性能のバランスがとれた製品は思いのほか少ないのが現状ですね。

(小山)弊社の「おそうじレンタル」のラインナップも厳選されてますよね。

(高奥社長)私が目を付けたのは、「業務用としての使用に耐えうる家庭用ロボット」。

(高奥社長)家庭用のお掃除ロボットをテストしてると、性能が足りないどころか、逆に「この性能、家庭で必要かな?」っていうぐらい、家庭用にしてはオーバースペックな製品が市場に出てきています。

昨年、Amazonがルンバで有名なiRobot社を買収すると話題になりましたが、将来的にロボット掃除機の需要は、ロボットの性能が向上するにつれ、着実に伸びていくと思います。


(小山)これについてはどう思われますか。

2、エコフレンドリーな製品の使用: 環境への配慮から、有害な化学物質を含まないエコフレンドリーな掃除製品の需要が増えています。また、一度に大量に使用するのではなく、必要な分だけ使用することでリソースの消費を抑える傾向もあります。

(高奥社長)エコフレンドリーな清掃用品が増えてきて、洗剤もSDGsがスタンダードになりつつありますね。

業務用だと、ビルメンテ業者10社が清掃サービスのエコマークを取得するといった動きもあって、業界全体が環境負荷を意識し始めてるのだと思います。

(小山)良い動きに変わってきていますね!

(高奥社長)ただ、コロナ禍で生活意識が変わり、SNSでインフルエンサーが清掃方法や洗剤の使い方を発信し出した結果、ホームセンターやドラッグストアでプロ用かと思うぐらい、ありとあらゆる場所向けの専用洗剤が売られるようになって、しかもバカ売れしているらしく…。

清掃業者目線で言えば、そういう専用洗剤は「汚れてから掃除する」から必要になるわけで。

洗剤の使い過ぎや過度な研磨がかえって汚れの原因になることを知っている私としては、掃除をルーティン化しさえすれば、強力な専用洗剤を無駄に買い揃える必要もないですし、最小限のエコフレンドリー洗剤でキレイを維持することができると考えます。


3、ミニマリストな清掃: 物を最小限に保ち、シンプルで効率的な掃除を心がける「ミニマリストな清掃」も人気があります。これにより、不要な物の整理や掃除の時間を減らすことが可能となります。

(小山)Instagramでは 物を持たない生き方、いわゆるミニマリズムがブームになってますね。

(高奥社長)ミニマリストの掃除に対する考え方も色々だと思いますが、最小限の家具で掃除ロボットの動線を大きく確保して、掃除にかかる手間や時間を極限まで減らそう、という考え方も合理的でいいですね。そもそも、お掃除ロボットは物が散在してる床には適さないですから。

(小山)社長もご自宅で掃除ロボットをお使いのようですね。

(高奥社長)自宅でサービスの検証も兼ねて1階と2階で動かすようになってからは、もう掃除ロボット無しではいられなくなりました。掃除機掛けなんて、ほとんどしていません。

1階のフロア全体を掃除できるようにするために、ロボットが動いている間はドアを開けっぱなしにしてるわけですが、そうすると壁とドアの隙間に埃が溜まりやすくなる。そこで、ある日はドアは閉めて・ある日は開ける…にしておけば、隙間にゴミが溜まることもないという訳です。

一度、風呂場のドアを開けっぱなしにしてしまっていたことがあって、ロボットの進入禁止エリアにもしてなかったのでそのまま風呂場に入ってしまって、部屋が大惨事になってしまったことはありました(笑)
けど、それも進入禁止エリアを設定しておけば、同じことも起きません。

工夫してお掃除ロボットを使いこなすことで、”これだけ楽になる!”というのは自宅での使用を通じて実感しました。だからこそ、こうした良い商品・
サービスを通じて、お客様にも”快適空間”の提供がしたいと考えています。


4、感染症対策の強化: COVID-19のパンデミック以降、清潔さや衛生管理が更に重要視されるようになりました。そのため、ウイルスやバクテリアを効果的に除去するための製品や方法の需要が高まっています。

(小山)コロナ禍を経験して、社会全体の衛生基準が上がったように感じてます。

(高奥社長)コロナ禍で感染症対策の重要性が増してきたことは確か。手指のアルコール消毒や検温、除菌コーティング、空気清浄機、飲食店だと仕切りパーテーションが当たり前になってきて。

今年の5月以降は多少、感染症に対する意識も過剰な状態ではなくなって、パーテーションが外されたりしてきましたが、キレイ・清潔がスタンダードになって、今後も定着していくと思います。

快適に安心して過ごせる空間のために「キレイ」「清潔」「衛生的」にすることが、現在の清掃のトレンドであると言えます。

まとめ

ということで今回は「清掃のトレンド」について社長に、ChatGPTの回答結果に対する、プロならではの見解をいただきました。

やっぱり清掃にもファッションと同じでトレンドってのが存在するんですね。仮説立証です。

このほか、清掃について聞きたいテーマがあればドシドシご要望お送りください。いつの日か記事にさせていただきます。


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