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脳の報酬システムを自分で設計してみる

大変お恥ずかしい話であるが、私は思考の整理整頓が苦手だ。多分ADHD気質なんだと思う。

「整列すればドアは簡単に通過できるのに、整列しないでぐちゃぐちゃになった沢山の思考がドアの前に押し寄せて、ぎゅうぎゅうになっている」というのをツイッターで見たときにはまさに!!!コレ!!!と思った。

そして更に、こんな気質でもある。

もう、今までの違和感がぶわあああああーーーーっと理解に変わった瞬間だった。

自分はこれまで、「激しく興味あることは突き進んでいける突破力が強み!」と思っていたが、そうではない。

「激しく興味あることしかできない人」だったのだ。

ダメ人間じゃないか。


確かに、思い当たることがいくつもある

例えばよく聞くこれらのセリフ。

「仕事頑張ったら土日が来る!!」

「この期間が割引キャンペーンだから今のうちに買わなくちゃ」

「このKPIを達成したら、評価につながる」

普通の人はみんな、日々些細な事にモチベーションを感じながら(あるいはモチベーションを持たせる事で行動の動機づけにしながら)頑張っているけれど、そもそもそれが意味不明だった。

「好きな仕事しかしてないから、土日来るとか別に関係ない。月曜もめっちゃ楽しみだけど?」

「割引の期間のうちに買うのが面倒」

「KPIなんてやらなくても目標達成すればいいんでしょ。(自己流でしかやりたくない。)」

そうか、それはドーパミンが足りないからだったのか。もう本当に納得。

加えて、ADHDの人は短期で報酬を得られるものに走りやすい。そこで「早くかたずけられるもの」や「これやったらインパクト大きいもの」をパワープレイでぶわーっとこなし、ふぅ~!!となってしまう事が多々ある。

思考がドアの前でぎゅうぎゅう×本当にやりたくない事しかできない×パワープレイで短期報酬に走りがち→最悪の経営者の爆誕である。


ドーパミンはコントロールできるのか?

前置きが長くなったが、そこで思った事。ドーパミンの分泌量が少なく、限られたものにしか使えないのであれば、ドーパミンの出るタイミングを自分で意識的に設計できないものか?

これまでは「やりたいこと」「すぐに効果が出るもの」に報酬を感じていた。

でも、これを「やりたくないし、楽しくないけど、大切な事」した時にドーパミンが放出されるように意識的にスイッチングできたら、結構アリなのではないか。

「やりたくないし、楽しくないけど、大切な事」が出来たときにとにかく自分を褒める。ご褒美を与える。これをしばらく続けたら、パブロフの犬の様にやりたくない事も猫まっしぐらになれるのではないか、という事を実験してみたい。


因みに、noteを書き続けることは私にとってまさに「やりたくないし、楽しくないけど、大切な事」の最たるものである。よって、毎日noteを書いた後にはチョコモナカジャンボを食べてもいいんじゃないか。

いやいや、チョコモナカジャンボじゃ報酬にならないかもしれない。じゃあどういう報酬をあげようか。

それを考えるのは、ちょっと楽しみではある。


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