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Reproオススメ本紹介バトン📚越後さん編

Chief Strategy Officerの越後です。Reproでは全社の成長戦略を構想するのが主なミッションです。
Reproには2015年に参画し、その前は新卒からコンサルファームで働いていて、大企業をクライアントに主に事業戦略の立案、M&A、事業再生等を支援してきました。

今日は僕が学生時代に感銘を受けた本やずっと携わってきている経営戦略に関する最近読んだ本、ベンチャーに興味がある人におすすめしたい本等を紹介したいと思います。

📖『唯脳論』

大学生になる前の春休みに読んだ本。これを読んだからこそじっくり考えることが好きになったのかもしれない。この社会のすべてのものは誰かが考えたから生まれたもの。人間が持つ「考える」という機能が社会を変える。考えることの無限の可能性に気づかせてくれる本です。

📖『[新装版] 企業参謀 戦略的思考とは何か』

本書は書き出しこそコミカルだけど、そこからは想像ができないキレキレの戦略論がその後展開される。この本を大前さんが書いたのはなんと30代。僕は40代の今になってもこんなことを書ける気がしません。

もともと新卒の就職活動を始めるまで、経営コンサルなんて単語も知らなかった不勉強者だったので、入社してから人に教えてもらって読んだ本ですが、経営コンサルタントとしての実践的な頭の使い方を学べた気がします。コンサル本でよくある様々なフレームワークをひたすら紹介するだけではなく、実例に当てはめた話が多いので、コンサルの現場を仮想体験しているような感覚が得られます。

📖『ストーリーとしての競争戦略』

📖『経営戦略全史』

『ストーリーとしての競争戦略』は最近読んだ戦略本の中で特にお勧めしたい。長年経営戦略に携わってきたものの、結局良い戦略とはどういうものなのかについては漠然としていたし、さまざまな戦略論をどう使い分けるべきなのかについても明確な指針を持っていなかったのだけど、この本はその辺をすっきりと整理してくれます。

『経営戦略全史』も併せて読むと、どのように戦略論が発展していったのかもわかるのでお勧め。
いずれも少しボリュームがある本ですが時間をかけるだけの価値がある本だと思います。


📖『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』

何回か前のRepro Noteで『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』という本が紹介されていましたが、昨今「アート思考」というのが注目されています。
「自分だけの答え」を見つけるため、興味、好奇心、疑問から、自らの見方で世界を見つめ探求するというのがアート思考ですが、この能力は社会人すべてにとってとても重要ですよね。

ではどうするとアート思考が身につけられるのか?それはぜひこの本を読んで確認してみてください。

📖『社長失格』

「この本を読んで、心が躍ったら来てくれ」そう言って、DeNA会長の南場智子さんが大企業に勤めていたメンバーを創業期のベンチャーに誘うときに渡したのがこの本だそう。隆盛を極めたベンチャーがちょっとしたかけ違いのようなことからあっという間に転落していく様が代表の視点から描かれている。

話自体は悲惨なんだけど、これを読んだ時に「平凡な生活より、こんな人生の方が面白いじゃない」と思う自分を見つけてしまい、コンサルファームからベンチャーに移ったのは正解だったんだなと思いました。
もしこれを読んで、心が躍ってしまったらReproにジョインすることを考えてみてほしいです。

以上、いかがでしたか。

読んだ後と前では世界の見え方が違ってくる。読む前の世界にはもう戻れない。そういう特別な体験ができるのが読書だと思いますので、少しでも気になった本があればぜひ手に取ってもらえると嬉しいです。
 
次は様々なベンチャーでキャリアを積んできている正木さんにバトンパスします!

みなさん次回もお楽しみに。


\\今回本を紹介してくれた越後さんのインタビュー記事もご覧ください//

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