古着の良さってなんでしょう?
お盆休中の人もいらっしゃると思いますが、今年は猛暑に加えてコロナの影響でなかなか旅行や帰省、レジャーなど行動しにくい感じですね。皆さんも例年とは全く違う生活を強いられていてしんどい状況かと思いますがそんな中でも改めて身の回りにあるものやことを見直してみると意外に面白いものがあったり興味がわくものがあったりすると思います。この状況は新しく何かに気付ける人が成長できるチャンスでもあるのかも知れません。
さて、本日は当店でもたくさん扱っている古着についてのお話です。
一言で古着と言ってもそこにはいくつかの分類が存在します。お店によって、または人によってその分類条件は色々とあると思いますが自分はこんな感じで捉えています。
・ヴィンテージ(79年以前に生産されたもの)
※ 年代については個人の定義によりますが、自分はこう考えています。
・スーペリア(80〜99年に生産されたもの)
・レギュラー(2000年以降に生産されたもの)
この中でもヴィンテージの価値は年々上がっていて希少価値の高いものはとんでもない値段で取引されています。これはある意味当然で、昔に作られたものなので当然、今後玉数が増える事はありません。加えて今ではアメリカ国内でもヴィンテージの価値に気がつき出した人が増えてきて、人気が出てきた事もあり価格自体が上がっています。ディーラーさんから購入しようとすると、彼らはその価値を知っているのでそれなりの値段を言ってきます。良いものを見つけても商売的にアウトな値段が付いていて買い付けできないなんて事はざらにあります。
中にはヴィンテージにこだわって買い付けに奔走しているバイヤーさんもおられますが、あれは本当に大変で長い時間と手間と人脈をフル活用してようやくできる事です。僕には真似できないですね。
では当店の古着の買い付けポイントは何かと言うと『REPORT SHOPが提案したいスタイルにハマるかどうか。』という事。ヴィンテージなのかレギュラーなのかは特に重要視していません。身も蓋もない言い方ですが『かっこいいと思うもの』を探して買い付けているって事です。
ここでタイトルにもなっている古着の良さって何なのかってことを考えるとシンプルに『文化やスタイル、流行りなどが違う国の人が作った』って事だと思っています。これらが違うとアウトプットされるデザインやサイズ感、色や柄などが全部日本のそれとは変わってきます。僕はこれこそが古着の一番の面白さだと思っているわけです。
全部古着でコーディネートするとどうしてもサイズ感や素材感などでビシッとハマるコーデを作る事は難しいですが、何か新品の好きなブランドのアイテムを中心に考えて、それに合わせるアイテムを探せばハマるやつがいるんです。このハマるやつを探すのが古着屋さん巡りの楽しみであり醍醐味ですね。
当店では新品の商品と一緒に古着を並べていますので見比べながら、試着しながらコーディネートのスパイスとなるような古着を探して頂く事ができますよ。
それではまた!
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