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REPOCのサービスで変えたいモノ

前回の更新から、少し時間が空いてしまいましたが、久しぶりに更新したいと思います。
REPOCの鍵山でございます。
一回目は会社の理念を記させていただきまして、2回目は僕らのREPOCのメンバーについてと会社の基礎の部分を記してきました。
 今回は、我々REPOCが今の世界に提供できるサービス。この世界に貢献できることを示せればと思っております。

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・REPOCの提供する未来

ここまでのnoteで何度か書かせてもらいましたが、REPOCが目指している目標の1つに
どこにいたって仕事ができる社会にするというものがあります。
これは仕事ができるという表現でわかりやすくしていますが、簡単に言えば、住む場所の縛りの中から仕事、職場を抜いてしまおうというものです。
住む場所を選ぶとき、みなさんはきっと趣味の為、教育の為、好きな街だから、
という理由よりも
職場から近いから、職場に通うのに楽だから。が選択の理由の中で割合が大きくなっていると思います。よって仕事、職場の割合を理由の中から減らすことができれば、住む場所の選択肢は無限大になっていくはずです。好きな街に、好きなテーマパークに毎日通える距離に。海の近くに引っ越したい。山の近くがいいななど。仰々しく書いていますが、普通の話ですね。

少し話はそれてしまいますが、僕が小学生向けの新規サービスを検討しているときに、学習塾の生徒の親御様に向けてアンケートを実施したことがあります。
そのアンケートの質問に一つ興味本位もあり「お子さんの教育のために移住はできますか?」という質問を入れてみました。
アンケートにお答えいただいたのは約50人でした。
50人という数は結論を出すには早いかもしれない人数ではありますが、
「子供の教育のために移住できる」とお答えいただいた親御様は2人しかいませんでした。
もちろん家を買ってしまっているとかマンション購入検討とか、経済的な理由が大半だと思いますので、50人のうち2人もいたことはむしろ多い方とも考えられるかもしれません。
ただ、この質問はしていませんが、「転勤が決まりました。移住しますか?」なら
何人がYESだったでしょうかね。

それてしまった話を戻しつつ具体的にしていきましょう。
リモートワークという仕事の仕方が珍しくなくなってきた昨今、特にITという分野においては“どこにいても仕事ができる“といったことは簡単に実現ができるでしょう。
 REPOCにおいても、ITのお仕事だけで考えれば、完全リモートワークで「日本のどこにいてもいいですよ」という仕事の仕方は不可能ではありません。
 加えて我々は、農業や漁業、伝統工芸など、地方で盛んに行われている仕事に重きを置き、地方移住やIターンなどその地に適した仕事を推奨することによって、住む場所に縛られることのない世界に変えていければと考えております。
 以下にて、その未来のためにREPOCが示すサービスの一例を紹介したいと思います。



・アラカルトとは

正式名はAlacarte for professional for professionnalといい、農業従事者の方に、REPOCが提供する無料のWEBサービスになります。農業従事者の事務作業の作業時間の削減、作業の手間を無くす為に製作したサービスになります。また農業従事者の方の記入されたデータから統計を出し、異なった地域でも、同じ栽培環境の土地であれば使用可能な肥料や農薬物を割り出すことが可能になっております。

 機能としては、栽培管理記録の記帳作業をパソコン、スマートフォンにて簡易的に登録することが可能になります。登録できる内容としては、作物名(品種まで)地域、栽培にかかる総費用、播種時期、収穫時期、収穫量、出荷量が基本項目となり、日々の作業項目としては、前作収穫終了、耕運、播種、定植、除草、収穫の日々の管理ができ、栽培履歴の管理としては、農薬、肥料の使用品の名前、量、時期それに伴う金額まで算出できます。
この記入されたデータ(記入者本人が了承済みのものに限る)は、統計データとしても活用していきます。例えば「新規で作物を栽培開始したいが、既存資料に乗っていない詳細の自身近辺の栽培情報が知りたい」または「営農計画の中で期間が空いてしまう時期があるので、農地を無駄にしないように空いている期間のみ栽培を行いたいが、何がいいかわからない」などの場合、アラカルトに登録された統計データから最適な作物を検索することができます。
 現在のアラカルトはまだ試作段階でありまして、農業従事者の方々の記入より統計をとっていくシステムとして運営しておりますが、今後の正式リリース及びシステム拡大により、「各農作物の最適な栽培方法の提示」や、「集計データ活用による栽培履歴のテンプレート化」を可能にし、農業従事者の方の事務作業時間の削減を目指していきます。

最後に
  アラカルトを製作するに当たってREPOCは、関東近辺在住の農業事業者様のところへ直接意見を聞きに伺ってきました。そこで我々が見えてきたものは、他業種との連携が不足していること、農業従事者同士での交流が他業種と比べて少ないという現状です。独自の栽培方法や、販売方法などを生み出し、差別化を図れている農業従事者もいる反面、この閉鎖的な関係が若手の新規就農を更に難しくしている現状もあるだろうと推察することができます。
 アラカルトに相互交流のできるサービスを付随することで、農業の門戸を少しでも開くことができたら。。

・最後にお伝えしたいこと

 最初の話に戻ります。このアラカルトは将来、地方に移住したい方、どこにいても仕事ができることを目指している方たちの教科書になれることを目指しております。アラカルトが少しだけ開くことができた狭かった門にこれからの若い未来のチカラが飛び込んでくれることを願っております。

そしてこのアラカルトはまだ生まれたてです。これからもっと成長します。  この成長を見届けてくださる農家さんを。この成長にご意見の形で栄養をいただける農家さん。未来の若者たちのためにと知識を肥料として入れてくださる農家さん。REPOCはお待ちしております。これで完成でないのでもっとより良く。みなさんがお使いいただけるように是非お力添えいただければと思います。



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