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Blenderの便利な機能(追加分)

Blenderをいじっていたら、データ構造を調べるのに役立つ画面を見つけることができたのでメモ。

Data API

すべてのオブジェクトにどんなプロパティ値が設定されているのかを俯瞰することができるData APIサブ画面というものを見つけた。

まずはアウトライナー画面へ切り替える。

次にサブ画面のData APIを選択する。

そうすると、すべてのプロパティがツリー表示されるようになるので、インタラクティブ・コンソールでスクリプトを叩かなくても、どのプロパティにどんな値が設定されるのかを見ることができ、プロパティの親子関係まで理解できる。

もちろん、メソッドを調べたり、データ同士を紐づけて参照したいのであればスクリプトを叩く必要がある。適材適所という感じで併用できれば調査が捗りそう。

Spread Sheet

Geometry Nodes画面にあるSpread Sheetは、メッシュやポイント・クラウド、インスタンスというジオメトリ・コンポーネントの内部データを表形式で素早く参照することができるようになっている。

メッシュの場合は、頂点、エッジ、フェイスなどの情報を切り替えて表示することができる。

エディット・モードに切り替えると、右上に「Selected Only」というチェック・ボックスが表示されるようになり、選択したデータのみを表示することが可能なのも使いやすい。

残念なのは、エディット・モードへ切り替えてもSpread Sheetは読み取り専用のままなこと。値の設定をSpread Sheet上からできたら、またBlenderは一段と便利になりそう。

なお、このSpered SheetはBlender 2.9で追加されたみたい。

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