山口市100人カイギ #14
<山口市100人カイギとは>
山口市内で様々な活動をしているゲストを毎回5人お呼びして、10分間で自分の「思い」等をプレゼンして頂く参加者の交流をメインにしたイベントです。
2016年に東京港区での初開催から全国に活動が広がり、様々なコミュニティで実施されています。特徴は、ゲストが100人に到達した時点で、運営が解散するという「終わり」があることです。
山口市内で活躍する魅力ある活動を世の中の人々に知っていただくことや、地域の未来を創るゲストを100人お招きすることで、業種の垣根を超え、学生から定年退職した方まで壁を取り払って交流することを目的としております。
今年のCOVID-19の世界的流行から都市と地方の在り方、働き方とビジネスモデルにおける概念の再構築、業種を超えた地域課題や教育環境の見直し等、多くの課題が生じる中でコミュニティの重要性が再認識されています。山口市100人カイギが解散する頃、イベントに関わる方達の間で、地域に根差した絆が生まれることを願い開催します。
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<概要>
日時:2022年4月28日(木)19:00~21:00(イベント終了後希望者のみ交流会)
場所:産業交流スペース Megriba(メグリバ)&オンライン(Zoom&YouTubeを使用)
住所:〒754-0041 山口県山口市小郡令和1丁目1番1号 KDDI 維新ホール1階
参加費:現地参加1,000円(ドリンク付) / オンライン一般500円 学生無料
※途中参加・途中退席可能
※お申込み頂いた方へ開催24時間以内に参加URLをお送りします
※下記URLのPeatixからのお申込みをお願いします
https://yamaguchi100ninkaigi14.peatix.com/
現地参加の方へは今回のゲスト原田尚美さんが手掛ける山口シードルを375㎖1本ギフトします!
https://yamaguchi-cidre.net/
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<タイムスケジュール>
19:00~19:10 ツールの説明 イベントの趣旨説明
19:10~19:20 チャットの練習
19:20~19:50 ゲストトーク①②③
19:50~20:00 休憩
20:00~20:20 ゲストトーク④⑤
20:20~20:50 Q&A ディスカッション
20:50~21:00 クロージング 次回案内
21:00~21:30 ネットワーキング(希望者のみ)
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<ゲスト>
小川 仁志さん(哲学者・山口大学国際総合科学部教授)
1970年京都生まれ。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。専門は公共哲学。商社マン(伊藤忠商事)、フリーター、公務員(名古屋市役所)を経た異色の経歴。徳山高専准教授、プリンストン大学客員研究員等を経て現職。哲学をベースにした課題解決に取り組む傍ら、市民のための「哲学カフェ」を主宰するなど哲学の普及に努めている。わかりやすい哲学解説には定評がある。Eテレ「世界の哲学者に人生相談」や「ロッチと子羊」などにレギュラー出演。著書は『ジブリアニメで哲学する』(PHP研究所)、最新刊『不条理を乗り越える』(平凡社)をはじめ100冊以上。YouTube「小川仁志の哲学チャンネル」でも配信中!
長井 裕美子さん(株式会社New Space Intelligence 代表取締役社長)
神奈川県生まれ。日本大学理工学部卒後、タイにあるAsian Institute of Technology(アジア工科大学院・AIT)において博士前期課程修了。その後、AITアジアリモートセンシング研究センター・助手としてGIS(地理情報システム)に関する研究に従事。日本大学理工学部社会交通工学科・助手として教育・研究に従事。山口大学応用衛星リモートセンシング研究センター・学術研究員、ListenField株式会社・ COOを経て、昨年11月に株式会社New Space Intelligenceを宇部市にて創業。衛星データを利用したインフラ監視サービスを提供。
笠目 光隆さん(下関市役所)
1975年北九州市生まれ 広島大学(法学部法学科)卒業後、下関市役所入庁。イベント運営・行政管理・企画を経て、2020年4月より民間企業に出向しコンサルティング業務に従事。プライベートでは自治体の職員を対象にDXに係るKnowledgeを共有するコミュニティを運営。民間と行政を繋ぐ活動をしている。ブロックチェーンやWeb3に興味あり。
原田 尚美さん(やまぐちシードル 代表)
山口市出身。大学進学を機に関西で過ごした後、「農と食と人をつなぐことを仕事にしたい」と思うようになり、 2016年に山口市地域おこし協力隊としてUターン。任期満了後の2019年9月に、山口市阿東の徳佐りんごを使ったスパークリングワインの企画販売を手掛ける「やまぐちシードル」を創業。また会場であるメグリバカフェのアンバサダーとしても運営に関わっている。
Atsuomiさん(kiri-e Art Creator - 切絵アートクリエーター)
1974年山口県生まれ。 GIホールディングス所属 切絵アートクリエーター
繊細な切絵を素材そのものやひとつの手法としてアクリル画や様々な素材と融合させる切絵アートクリエーター。様々なジャンルのアーティストとのコラボ作品も手がける。
自身の求める表現の根底は無垢の世界。
元素や細胞にみる総柄、敷き並べに無垢の世界を感じオリジナル元素柄作品を発表。同時に地元企業の三笠産業さんの技術提供を受け暗闇を利用したスヌーズレンアートに昇華させる。
切絵の表現方法を探究する一方で、日本では1300年以上前に神楽の舞台装飾から始まったとされる神話の時代から現在まで続くその伝統や手法など、切絵文化の連続性からも新たなアートの可能性を見出す。
国内での個展・展覧会や海外での展示など活動を続けるなか2017年に「神の手ニッポン展」第3期 神の手アーティストに選任される。ここで選任された事で切絵特有の超絶技巧と呼ばれる細かさや繊細さへの疑問と意味をより意識する事になる。
同じ2017年に「頑張って切る」カッコ悪さを払拭する意味からレーザーカッターを使った作品展開も始める。同時に現代の機械の性能を知る事で切絵の根本に立ち返り、機械では出来ない作品や超絶技巧を肯定した作品を意識して制作している。
2013年第1回 国際切り絵コンクール 優秀賞受賞(山梨)
2016年第2回 国際切り絵トリエンナーレ 優秀賞受賞(山梨)
2017年「神の手ニッポン展」第3期 神の手アーティストに選任(東京 雅叙園 内 国指定文化財百段階段)
作品所蔵:切り絵の森美術館 作品タイトル /[日本] かっこにほん
下関ゴルフ倶楽部 新クラブハウス竣工記念作品 作品タイトル/共生(環境と感性の接合点)
龍國院 作品タイトル/中心部
宇部市奥万倉二ッ道祖「山口県指定無形民俗文化財」岩戸神樂保存会 復活神楽作品奉納
主な過去の展示
2008年 初個展 ギャラリー紅雲(山口県周南市)
2011年 国際グループ展(ニューヨーク・セーラムギャラリー)
2012年 国際グループ展(ニューヨーク・セーラムギャラリー
2013年 第1回国際切り絵コンクール(山梨)優秀賞受賞 作品タイトル:[日本]かっこにほん
2014年 敦臣 切絵の世界展(山口井筒屋 美術ギャラリー)
2014年 第15回ジャパンエキスポ招待作家(フランス パリ)
2015年 切絵の重力展(下関大丸 美術ギャラリー)
2015年 マイフェアドラゴン展(東京 南麻布 シャラ・パール)
2015年 切絵の浮力展(山口井筒屋 美術ギャラリー)
2016年 敦臣 富士と龍と切絵展(宇部井筒屋)
2016年 ATSUOMI展「4次元ショッピング」(東京 南青山)
2016年 第2回国際切り絵トリエンナーレ 優秀賞受賞(山梨)作品タイトル:富嶽 意識から切り離された素地からの景
2016年 切絵の現在展(福岡 小倉井筒屋 美術画廊)
2016年 もしもしにっぽんFESTIVAL 2016(東京 渋谷)
2016年 敦臣「切絵の現在」展 山口井筒屋美術ギャラリー(山口)
2017年 ONISHI PROJECT/Winter Group Show(アメリカ ニューヨーク)
2017年 TOKYO INTERNATIONAL ART FAIR 2017(東京 渋谷ヒカリエ)
2017年 敦臣「切絵の現在 2017」展 小倉井筒屋美術ギャラリー(福岡)
2017年 「神の手ニッポン展3」(東京 雅叙園 内 国指定文化財百段階段)
2018年 京太郎 新曲「忘れない」「平和観音音頭 」記念作品展示(北海道 富良野演劇工場)
2018年 やまぎん地域企業助成基金 受賞 (山口、広島、福岡)
2018年 敦臣「切絵の現在2018」展 山口井筒屋美術ギャラリー(山口)
2019年 「Experiment OF Kiri-e・実験的切絵」(山口 三笠産業 きらめきの三笠館 企画展)
2019年 さくら咲くや @ 百段階段 (東京 雅叙園 内 国指定文化財百段階団)
2019年 敦臣「切絵の現在2019」展 下関大丸美術画廊(山口)
2019年 kire-e展 PORT ART&DESIGN TSUYAMA(岡山)
2019年 超絶技巧!の否定と肯定〜中村敦臣 切絵の現在〜(岐阜県 美濃和紙の里会館)
2020年 宇部市奥万倉二ッ道祖「山口県指定無形民俗文化財」岩戸神樂保存会 復活神楽作品奉納
2021年 富良野三番館「新春 初売り 福笑い」展示販売(北海道富良野市)
2021年 「こだわりのモノづくり展」(東京 雅叙園 内 国指定文化財百段階段)
2021年 Atsuomi「切絵の現在展2021」山口井筒屋美術ギャラリー(山口)
2021年 「Lucky feather Exhibition 2021」広尾プラザ1階「おくむら」(東京)
2021年 「風と旅する龍」展 岡山、広島、山口、福島、神奈川など 2023.3月まで全国巡回中
2022年 山口フィナンシャルグループ2022年度版カレンダー作品に採用(山口、広島、北九州)
web:https://stsuomi.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/atsuomkirie Instagram:http://instagram.com/atsuomi._paper_cut_artist/
手漉き和紙や壁紙、アクリルや建材など多様な素材や新しい技術と切絵を融合し、アート分野で発信することで技法の発展と伝統維持に貢献する事を常に念頭に創作と実験を繰り返し制作活動をしています。通常の切絵作品の他アクリル絵画と組み合せた作品、切絵でありながら切り抜かない切絵作品や美濃和紙の里とのコラボ、切絵技術を活かしたデザインによる建材や伝統的枡の他、LD・ADHDなどの学習障害の臨床、緩和などに関連したスヌーズレンルーム(暗闇)での光る⽴立体切り絵作品の展⽰や光る折り紙(元素デザイン)等、伝統的取組みとは別に新しい技術を活⽤したプロダクツにおいても多様な企業と継続的に活動を行っています。また伝統的分野では地域復興神楽における舞台装飾としての彫り物(神事の飾りとして1300年前から続く切絵)の奉納や関連したワークショップの講師をする事で切絵⽂化の伝承維持も努めています。
次世代に繋げて行くためには伝統と時代の変化を連続性として常に意識識する必要があります。現在の切絵を取り巻く環境はある種の変化点だと断⾔出来ます。レーザーカッターや3Dプリンターの精度度向上により切絵特有の緻密なカットの部分は機械でも可能になり、立体切り絵にしても紙に拘らなければ3Dプリンターで表現出来ます。もしかしたらそれは他の伝統⼯芸の分野でも同様かも知れません。今後いかにレーザーカッターや3Dプリンターとの差別化、作品の根底テーマはもちろん、機械では表現出来ない技法や、いかにハンドメイドで⼿がける意味合いを持たすかが課題です。しかし、切り絵も精密さからの解放期と考えれば今後はよりアートとしての変化が望めるとも考え、あえて機械をつかったテーマ作品も同時進行で制作しています。やがては全てが一体となった時間軸の作品が生まれます。
例として1850年年代に普及し始めたカメラは「絵」の役割を⼤きく変えたと聞きます。それまでの絵画はアートとは別に記録の役割(風景や人物、風俗等)を担っており、カメラの普及により画家達は命題を突きつけられた形になる一⽅で、写実からの解放という側⾯も⽣まれ、19世紀~20世紀初頭にかけて⼼象画や抽象画などの登場に至ったことはひとつの進歩だと考えると、切絵もまだまだ変化の中間地点であり今後⾶躍的に変化する事と同時に持続性の観点としても重要視して取り組んでいます。
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主催:山口市100人カイギ運営事務局
共催:産業交流スペース Megriba(メグリバ)
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